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【試写レポ】『ACIDE/アシッド』試写会【11_2024】

ごきげんよう。雨宮はなです。

WEB映画マガジン【cowai/コワイ】さんのSNSキャンペーンに当選し、試写会で鑑賞させていただきました。
ありがとうございます!

※この試写レポはいつも以上に「試写について」のレポになってしまいました。
主に苦情ですので、作品について読みたいと思ってくださった方は次の記事をご覧ください。


作品について

娯楽映画ではなく、超現実的仮想世界体験型映画といった印象の作品でした。
私は鑑賞中・鑑賞直後に自分の視点だけで面白がることは難しく、トークイベントの内容でもって初めて面白がるとっかかりを得られたのでした。
かっこいい感想を挙げてる人が多いけど、イベント聞かないで書けたか疑問です。

映画『ACIDE/アシッド』公式サイト

配給はロングライドさん。
キャッチコピーがめちゃくちゃ誠実でいいなぁと思いました。

人も、家も、街も、溶ける

有限会社ロングライド

映画についての感想は“『ACIDE/アシッド』を面白がるための3つの視点”とでも題うって別の記事を書こうかしら。
というのも、これは時間が経ってから思考をめぐらせると面白がれたことが多かったのです。
例えば、

「フランス映画への偏見がそろい踏みだったな」
「日本人でも耐えられない天災を見つけてしまったな」
「観る人によってジャンル付けが変わりそうだな」

といったところで。

試写会について

治安は最悪。

この試写会は都内の某大きな公園の中にある図書館の地下ホールで行われました。
ここで開催される試写会って、あまりいい印象が無いんですよね……。
開場時間の30分前には勝手に列をつくる参加者。
それを上手くさばけないスタッフ。
参加者に負けて開場時間を早めてしまう運営。

会場に入ってからも、
開映後に入ってくる人がいたり、
最前列でおしゃべりしてたと思いきや開映直前に席を移る人がいたり、
堂々と寝ていたり……。
トークイベントが始まってからも、自分の用事でスマホをポチポチ……。
見えてますよ、後ろから。
SNSやウェブマンガを見たいなら出て行けばいいのに。

ハッキリ言って治安が良くない。
いい気持ちで観始められないので、映画の感想にも影響してるんじゃないかと不安になります。
今後はここで開催されるとわかっているなら控えようかと思うほど。
そして、この作品を会場で観てもこんなタイプの人達が周囲にいるのだろうか、安心して作品を楽しめないのではと思うほど。
ハッキリ言って、作品をおすすめすることが難しく感じました。

トークイベントは最高!

ロングライドさんが最高だったのはトークゲストの選び方でした。
ライターのISOさんと荒木伸二監督が30分そこそこかと思えないほどの量を話してくれて、そのおかげで「この映画はそうやって面白がったらいいのか」とヒントを得られました。

荒木監督のお名前で検索するとコメント画像投稿がたくさん出てきます。
面白がる時のヒントになることまちがいなし。

今作を観るときに参考になる過去作品

ジャスト・フィリポット監督が参考にした映画
『炎628』(1985年制作:ロシア映画)
『ザ・ロード』(2009年制作:アメリカ映画)

荒木監督とISOさんが映画を観ながら思い出した映画
『チタン』
『クロース』
『アデル、ブルーは熱い色』
『宇宙戦争』

さいごに

CGに頼り過ぎない撮影手法を使った映像のせいもあってかリアリティ抜群なこちらの作品は、ぜひひとりで観ることをおすすめします。
友人や恋人、家族と観てもいいけどそのあと心穏やかでいられるかの保証はできません。
……あ、それがホラーかも!

人のいや~な感じをこれでもかと見せつけてくる、まるで自分が酸性雨に撃たれたようにじくじくしちゃう『ACIDE/アシッド』は8月30日(金)より上映開始!


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