【試写レポ】『ロスト・フライト』試写会【31_2023】
ごきげんよう。雨宮はなです。
共感シアター様のキャンペーンに当選し、一足お先に鑑賞させていただきました。
ありがとうございます!
ジェラルド・バトラー主演の今作、彼は一体どんなピンチに見舞われるのか。
何を隠そう、出演作品のうち『オペラ座の怪人』『P.S.アイラヴユー』『男と女の不都合な真実』と、ロマンス映画しか観たことがない私。
私にとって初めてのサバイバルアクション・バトラー。
どんな一面を見せてくれるのか?!
作品について
何も心配せずに観られる、そりゃあもう気持ちいーいサバイバルアクション映画でした!
ジェラルド・バトラーなら死なないでしょ!
じゃあ、どこでドキドキハラハラするの?
じゃあ、どこでドキドキハラハラするのかって話です。
心配いりません、ちゃーんと用意されています。
それも、テンポよく、途切れることなく、むしろ緊迫感加速で用意されています。
スマホなんて触っていられない、怒涛のフライトでした!
※ここから先はネタバレを含みますので、気にされる方は鑑賞されるまで読まないことをおすすめします。
3つのロスト!
1.キャラの固定観念をロスト!
アジア系の副キャプテン、序盤で死んじゃいそう。
切羽詰まったアテンダントリーダー、どこかで寝返りそう。
細身で強面の外部協力者、これはもうあれでしょ?守銭奴でしょ?
etc. etc. etc…
なんとなーく染みついた「このキャラクターはこういう人で、こういう扱い」というお決まりをロストしています!
もちろん、固定観念どおりのキャラクターもいますよ。
“肌見せが多くて若い女性は隠し撮りをするし、咎められても反省をしない”って具合に。
でも、重要なキャラクターほどいい意味で裏切ってくる。
「そのキャラでこう来るなんて!」という驚きの連続でした!
2.デジタルをロスト!
落雷に直撃されたことで電子機器がいっさい頼れなくなったあたりからが『ロスト・フライト』の本番です。
デジタルどころか電力までロストしてるのはなかなか厳しい。
ヒューズが真っ黒こげになっちゃったり、ラジオが解けちゃってたり、あらゆるデジタルがロストする中でどうして彼らは持ち直すことができたのか?
それは主人公が務めるのがLCC(格安航空会社)であることに起因します。
LCCはコストカットのため、古い飛行機を流用しています。
昔の機体だからこそ、線だのパーツだのをどうにかすることができる場合もある。
理科の実験よろしく導線を触れれば生存確率があがる!……かもしれません。
もうひとつ、厳しかったのは電波のロストでしょう。
現代に生きているとどうしてもスマホを活用して生活することになります。
それが使えなくなったとき、不便を感じるどころか「なにもできない」状態になることの危険がよく描かれていました。
職場の電話番号なんて、私は覚えてませんでしたから。
3.制服をロスト!
これは紛失したわけではなく、サバイバルアクションへのシーン転換演出として制服からTシャツに着替えるってだけです。
それだけなんですが、制服姿のジェラルド・バトラーの渋さにほれぼれしていた人にとってはいけずな展開だったことでしょう。
でも、安心してください。
ジェラルド・バトラーは、世界一グレーのTシャツが似合う紳士です。
汗をかきまくって色が変わってる演出もイイ。
帽子までありのびっちりキメた制服姿から、シャツだけのお仕事モード姿、グレーTシャツ、グレーTシャツ(汗)と展開するジェラルド・バトラーの衣装演出にも注目です。
試写会について
ポニキャニ
ポニーキャニオンさんの会社内施設での試写でした。
試写室ではないけど会社内という体験は初めて。
場所がまた「わー、ポニーキャニオンらしいな」と思えて楽しかったです。
椅子の上にお水のボトルが用意されていて、細やかな気配りに感動しました。
トークイベント
実は共感シアターさんのアカウントをフォローして間もない私。
その場にいる人たちは「共感族」と呼ばれる面々らしく、置いてけぼりをくらわないか少し心配でした。
が!そんな心配は必要なく、しっかりとトークが展開され非常に楽しい時間を過ごせました。
アクションシーンがいかに現実に忠実であるかというのも知れたし、「どうしてあの手段をとれたのか」の背景まで説明していただけて。
本当にありがとうございました。
さいごに
トークイベントでてらさわホークさんが仰っていたように、「最近何か、おすすめの映画はある?」と聞かれて躊躇わずに返答できる作品です!
友人、恋人、単独でも。
とにかくスクリーンの中を、安心して夢中になって楽しめます。
安心の危険なフライト&サバイバル体験、『ロスト・フライト』は11月23日(木・祝)より上映開始!