【試写レポ】『シング・フォー・ミー、ライル(吹替版)』試写会【09_2023】
ごきげんよう。雨宮はなです。
Twitter公式アカウント様のキャンペーンに当選し、イベント中継付き試写会で鑑賞させていただきました。
ありがとうございます!
作品について
音楽の力の強い、特に何も考えずにとにかく楽しめる作品でした。
楽曲「最高の世界」と「俺たちを見な」は通勤・通学時のプレイリストに入れておくのが良いかも。
シンプルは優しさ
物語とキャラクター設定は現代的でありながらいたってシンプル。
おかげで何も考えず、画面内のドタバタや歌唱シーンを楽しむことができます。
これ、現代人にはすごく大事なんじゃないかと思っていて。
目に入れるもの・入ってくるものが多い現代人にとって、「考えさせられる」ことが多い現代人にとって、ただとにかく目の前を楽しむというのは難しくなりつつあります。
受け取り方は個人に任せて、考察要素を含み過ぎない…シンプルは優しさだなあと思った次第です。
まさしくエンタメ!という作品でした。
試写会について
この劇場を普段使う人のマナーが表れたなあと思う
全国の映画館が協力し、各地で一斉に試写会が開催されました。
私はTOHOシネマズ日比谷での参加でした。
こういったイベントは“「エンディングテロップまで」「イベントが終了するまで」参加していただくことが前提です”と案内にあるのですが、どうしても本編終了とともに退出される方がいらっしゃるものですね。
それに、本編終了と同時に光りだすスマートフォン。
会場を出るまで待つだけで良いのに、どうしても目の前の大きなスクリーンではなく手の中の小さい画面が気になるようです。
大泉洋さん登壇のイベント
私はイベント会場にいたわけではなく、中継を観ることでの参加でした。
大泉洋さんとオーケストラによる生演奏・歌唱は圧巻のひとこと!
ちょっと前に劇場予告で観たときはあんなにガチガチだったのに…たくさん練習されたんだなあ、楽しんでらっしゃるんだなあと思えて、こちらも楽しく鑑賞できました。
「こういう風に観てほしいなんて押し付けるようなことはしません。ただ、誰かのために頑張る彼らを。重く観ないでほしい、何も考えずに楽しんで」
「多幸感あふれる映画だから、多くの人に観てほしい。誰かと一緒に観てほしい。」
「みなさん、今度は紅白でまた会いましょう。ここの皆(オーケストラの皆様)でいくぞ!」
忙しい中で時間をつくること、練習を重ねること、重くとらえすぎずにチャンスを逃さないこと。
ビジネスマンとして尊敬できる点が多い方だなと思いました。
それを自分で認めて「それはいいことだ」と言えることにも尊敬しました。
さいごに
卒業式と入学式の間にピッタリの映画だと思いました。
なんとなく寂しく感じたり、自分に自信が無くなったときに友達がいるように感じられます。
役割の大小に限らず、出てくる誰かと自分が重なるはず。
ライルの歌声に背中を押される『シング・フォー・ミー、ライル』は3月24日(金)より上映開始!