ウイグルの方から国旗の大切さに気付かされる
先日、草の根保守の会という私が所属している会の賀詞交歓会が行われました。
何と言っても久々の外出となった私。
軽くドキドキしながら運営に参加しておりました。
賀詞交歓会の中では、有識者の方が何名かスピーチしてくださったのですが、その中で印象に残ったウイグルの話を書きたいと思います。
スピーチしてくださったのは、日本ウイグル協会の元副会長であるハリマト・ローズ氏でした。
ローズさんは、最近お店に来てくださった方のエピソードをシェアしてくれたのですが、これがまた辛い話…
ウイグルでとある方が3年間収容され、釈放されたあとの話。
釈放された後は家を売ってお金にして、そのお金を使って子ども達の戸籍を中国に変えたのだとか。
恐らく、子ども達が苦しまないようにするためだろう。
そして、国外の学校へ通わせ、もし連絡がつかなくなっても帰ってこないようにと話したそうな…。
こんな悲しい話ありますか。
私も子を持つ親なので、言った側の気持ちもわかります。
しかし、自分の親にそんなことを言われたら、どれだけ悲しい気持ちになるか。
もちろん、親が悪いわけではありません。
いつまた、親と会えなくなるかわからない環境。
考えただけで恐ろしいです。
実は賀詞交歓会が行われた日、ウイグルで大きな地震があったと報じられてます。
マグニチュード(M)7.1とも言われておりますので、かなりの被害があったことが想像できます。
そして、地震について耳にしたと気に調べて出て来た記事がこちら。
中国新疆ウイグル自治区…中国……
所謂ウイグルは「東トルキスタン」という国です。
しかし、こうやって中国の一部として報道されてるのです。
そしてローズさんは、壇上の日本国旗を指さして言いました。
この国旗は、たくさんの人々の努力によってあるものです、と。
もっと、国旗を大事にしてください、と。
日本では、日の丸を掲げると一部の人から右翼と呼ばれます。
日本が日本という形を成しえなくなってきたら…
国旗も何もなくなってしまいます。
そして、先述したように、家族が離れ離れになってしまうことも…。
日本が日本という形であること、言葉にするととても難しいですが、今ある幸せを守るのも大切なことなのだと学びました。
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