侮るなかれ。メールマーケの8つのポイント
こんにちは!アメマ速報の近藤です。
私は普段MacbookProを使っていて、オフィスではPCモニターと2画面で使用、家・カフェどこからでも仕事ができます。どこにでも持ち運べるMacbookProは大変便利なのですが、常に「落としたり、ぶつけたりして壊れたらどうしよう」という恐怖と共に生きています。なので私の相棒であるMacbookProを持ち運ぶためのバッグ選びは、かなり慎重に行いました。私が購入したラップトップPC専用のショルダーバッグでPCを入れるコンパーメントは外からの衝撃を守れる防護素材が入っており、PCをスリーブに入れなくても十分に守れます。そのバッグはポケットの数も多く使いやすさバッチリ、そしてそのバッグは「LA発ブランド」。めちゃくちゃかっこいいじゃん!と思ってもう数年くらい愛用していました。
しかしそんなある日、同僚(おしゃれ番長)が私のバッグを見て一言。
おしゃれ番長:「これ本当にオシャレだと思って使ってるの?」
私:「え・・・うん」
おしゃれ番長:「もういい年なんだから、もうちょっとオシャレなバッグ使った方がいいよ。いい意味でね!」
「いい意味」って言う割には完全ディスられたような気がしましたが、ともかく弊社のオシャレ番長に指摘されたアドバイスは絶対です。こうして私は有名ブランドでレザーのトートバッグを購入することになりました。
購入時に店員さんに私のメアド・住所を聞かれたので、その時は何も考えず記入したのですが後日そのブランドからメールが届きました。ただのセールスメールとは理解しているのですが、某高級ブランドからのメールだとなんだか特別感を感じてしまい、普段は読まないセールスメールも上から下までじっくり読んでしまいました。メールの内容は、秋春シーズンの新作が入りました的な実にシンプルな内容でした。
普段私たちはプライベート・仕事も含め膨大な量のメールを受信しており、その中で企業から送られてくるセールスメールをしっかり読む人はほとんどいないかと思います。しかし時と場合によっては普段は中身を見ずにゴミ箱に入れてしまうセールスメールも読む場合があります。私の場合はバッグを購入直後にそのブランドからメールが届いたので読みました。他にも先日、「夏休みどこかに行きたいなぁ」と思っていたら丁度旅行代理店から格安航空券情報の案内が来たのでじっくりメールの内容を確認しました。(航空券購入までは繋がらなかったですが)
何を言いたいかというと、メールマーケティングは今の時代でも効果的だということです。ではセールスメールの購読者を減らさずに効果的にメールマーケティングを施策するポイント6点をお話します。
1. まずメールマーケティングの効果を信じること
誰からの返信のないメールを送り続けることは担当者にとって辛いことかもしれません。「きっと誰にも読まれないんだろうなぁ。こんなことして意味あるのかなぁ」と思って作成したメールは誰も読んでくれません。まずは信じましょう。
2. メール受信者のことを考えた内容を書くこと
自分たちが誰に向けてコンテンツを発信しているのか常に意識しましょう。メール配信サービスを使っている場合、顧客ごとに属性を分けて、その属性に関連したコンテンツ内容を書くと開封率はグンと上がります。
3. コンテンツ過剰にならないこと
1通のメールに大量の文書、写真があふれていたら読む側も疲れてしまいます。1通のメールに書くトピック数は1〜3個くらいがベスト。メールする際にフォーカスすべきことは、「短く」・「シンプル」・「読者ファースト」な内容です。
4. 送りすぎないこと。
1週間に複数のセールスメールが同じ企業から届いたら、どのように感じますか?「しつこい」と読者に思われることはご法度です。
5. 商品・サービス案内だけの内容に偏りすぎないこと
セールスメールなので商品・サービスを紹介したい気持ちもわかりますが、まずは顧客が抱えているかもしれない問題に対しどのようなソリューションを提供できるか考えたコンテンツにしましょう。このブログだって、私たちのサービスを日本にいるマーケティング担当者に対して知ってもらいたいから始めているのです。しかし我々のサービスの押し売りなんかしてないですよね?(笑)
6. 全て読んでもらうことを期待しないこと
読者は有益な情報かどうかを一瞬で判断し、読むべきか削除すべきか判断します。流し読みできるコンテンツを意識して配信しましょう。
7. 文化的理解への配慮
日本から海外へマーケティングをしていく上で一番大変なことはこれかもしれません。人種・国・宗教によっては受け入れられないコンテンツがあります。メールだと文字情報と写真だけしか使えないので、受信者の文化的背景をしっかり理解した上で送りましょう。
8. メールマーケティングは続けることが大事
2019 DMA Consumer Reportによるとアメリカの消費者59%はブランドとのコミュニケーション方法においてEメールをいまだに希望しています。そしてリサーチによるとアメリカの一般消費者は企業からのセールスメール読む数は1週間に3.5通だそうです。上記のポイントに気をつけて配信すれば皆さんのメールも、もっと多くの人に読まれる機会が増えるでしょう。
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アメマ速報チーム 清水(おしゃれ番長)・近藤・齊藤
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