見出し画像

もぐもぐ日記(2021/5/9)

・地面からエネルギーが湧き上がる意識が足りなかった。「私は稽古場、私は稽古場」と思っていたら、上半身だけの意識になってしまった。下から全身全霊で稽古場になる。いざ、ワークショップ始まると毎回凝り固まってるところから始まっちゃう。

・一音、一音しっかり発する。口が空間まで続いている。語頭が強くなりがち。最後まではっきり相手に伝える。前も書いたよな。何回も書いて覚えようってことで…一回じゃ覚えられないから。染み込むまで書いてやって、忘れて気づいてまた書いて。

・体がうまく使えてないと声の範囲が狭くなる。今まで声がまっすぐだなと思うことがあったけど、これは体が使えてない証拠なのだと分かった。体が使えてれば声は広がるし、動く。そして、体が小さくなっても体から発する範囲は広く。(むずい、全然できない。)



・実感の圧倒的に足りない。当事者意識がない。周りに人の存在が見えるようになるまで、神経の隅々を使って状況を掴む必要がある。

これが本当にできない。いや、わかる時にはめっちゃわかるけど、びっくりするほど突如手からこぼれ落ちてどっか行ってしまうのだ。実感というものは。
この前の公演の時も掴もうとしてもしても、掴んだと思って数日寝たら、実感が消えていたりして絶望した。自分の人間としての経験もコミュニケーション力も圧倒的に足りないから、どうしようもないのでは???と投げ出しそうになる。
とにかくめげずにやろう。メモ帳をいっぱい書こう。自分のための時間だから焦らなくていいのだから。
大切な姉が結婚しそうな時ってどんな感じ(優しく静かに言うテンションとは)?
恋愛を超越した関係ってどう言う感じ?アイドルに置き換えてるけど、合ってるのかな自信がない。

「もっと荘厳なんだよ」って言ってたのが面白かった。もっと荘厳。体で荘厳を語るってどこまで荘厳したらいいんだろう。(これは荘厳という言葉を気に入ってるだけ。)

崖っぷちな映画が観たい。自分の経験じゃ足りないから。


・セリフを言う前に始まる前の状態を作らなきゃいけない。でも自分の「準備」との区別がつかなくなりそうで、短時間でやるのがすごく怖かった。

・セリフが無くても課題はある。課題を止めるな。諦めるな。

・表現の傾向が怒りに行きがちになる。
悲痛とか注意するみたいなのも、怒りとは違うけど同じになっちゃいがち。本当に全然怒ってるシーンじゃないのに恐いとか言われがち。突き詰めると体が使えてないから柔らかい声が出せないのもあるんだと思うけど、もっと感情を細かく分類するべき。辞書だ。感情の辞書をくれ。


・リモートでいちゃつくって難しくね!?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?