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もぐもぐ日記 (2021/3/14)


これはわたしがワークショップや稽古などでやったことを咀嚼する為の備忘録みたいな日記です。もぐもぐ日記です。今思いついた。

今日やった事を何とか理解したいと自分なりに要約したり、言い換えたりしていますが、あくまで自分が理解できたことのメモであり、個人の感覚で言っているものなので、あんまり鵜呑みにしない事をお勧めします。



・体と声の連動について

午前中は声と体をつなげる(レーチ)のトレーニング。

「体全体に気を纏っている事を意識しながら動かす」
体全体は木で覆われていて、舞台上でも人と気を共有して繋がっていくイメージだそうだ。まずは腕を動かすところから。腕全体が気で覆われているつもりで動かしながら声も出していく。前に聞いたミシュランマンのつもりでやってても、どうも見様見真似にしかならない様だった。


先生の言ってる言葉をそのまま飲み込んでみてもうまくいかない時は、自分なりに変換するなり、分解してみるしかない。一歩引いてみるしかないのかなと思った。そこで「じゃあ、このエネルギーやら気やらはどこから来ているんでしたっけ?」と考えて、エネルギー源を意識してみたら、良くなった。っぽい。(明確な実感はない)
エネルギー源は最初お腹とか意識してたけど、本当はもっと下の地面とかからになると思う。リモートだからごまかせてしまったのかもしれない。

意識するってどこか一点に集中することではなくて、全部がつながることなんだと思った。

あと声を出す段階になると、どうしても口で話そうとしてしまうから
体全体が口になるイメージを持ったら、多少やりやすくなった気がする。

あと自分から出したエネルギーを回収する癖がある。引っ込み思案だから。


・思考エネルギー

人や先生のを見ていて声のエネルギーの出所が変化しているのは分かった。
それとは別で「思考エネルギー」というのも一緒に自分から出るらしい。

思考エネルギーってなんだ。
結果的に声の出方の違いではないのか・・・?

いろいろ聞いた結果、思考エネルギーは自分の意図や意思のこと。
思考エネルギーは普段の会話でも人と共有しているものらしい。

「あれだよ、あれ・・・あれなんだっけ?」
「ああ、〇〇の事?」

みたいに言葉が出てなくても伝わる事があると思うけど、それは思考エネルギーを共有しているから?なのかな?(自信がない)
台詞だから言う感じではなくて、「パリに着いた」をちゃんと伝えようして言ってるか。
そういえば、ボイトレの先生も「もっと『あ』って文字を頭に浮かべながら言って!」って言われる事を思い出して、ちょっと納得した。
思い浮かべてるつもりでも、いつもそこを突っ込まれるのはセリフを言葉ではなくて記号にしがちなのかもしれない。
元々日頃からそういう意識が薄いのかもしれない。(普段の会話でもよく聞き返されるし)

自分のエネルギーで舞台上で生きた体でいる為に
マイズナーは感情から。スタニフラスキー身体からのアプローチなんだなあと改めて思った。

マイズナーは体にあるエネルギーを包み隠さず出し切る。
スタニフラスキーはエネルギーの通りをよくしてくれる感じ。
今日はそんなイメージでした。

わたしは特にこの思考のエネルギーの共有が苦手。
相手に自分の感情をダウンロードする。そのためにはどんな伝え方はできるか・・・

これを演るには台本から読み取れる情景の準備が必要なわけで。
でも準備しすぎたら言い方が固定化されて怖いなと思ったわけで。
それは捨てる事が必要だったわって思い出しました。やったね、マイズナーと繋がったね。


・課題について

普段から人間には課題・目的を持って現実を生きている。
この役の課題を特定して言語化しておく作業をしておくと演じる事が楽になる。
課題の言語化は「〜〜〜〜する事」のように動詞にまとめておく。

事実と自分の評価(感情)、それを踏まえて相手にどうして欲しいか
課題は複数のものが同時進行していたりするし、その時の周りの状況によっても変わってくる。



(まとめ)今回の目標は人に相手にエネルギーを渡す打率をあげる事。


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