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データ解析×システム開発で複合的課題を解決する【マネージャーインタビュー】

インタビュアー:
まず、自己紹介からお願いいたします。

藤浪:
ライフサイエンスチームのマネージャーをしております藤浪と申します。元々はアカデミアで微生物を扱うWETの研究をしており、そこからゲノム解析、DRYのデータ解析へと徐々に移行していきました。その中で、多くの研究者がバイオインフォマティクスのスキルが足りず研究が停滞しているのではないかと感じ、2年ほど前にバイオインフォマティクス企業のアメリエフに転職して、今に至ります。

インタビュアー:
バイオインフォマティクスの必要性を実感されてアメリエフに転職した、ということなんですね。アメリエフでは具体的にどのような業務を担当しているのですか?

藤浪:
アメリエフでは、バイオインフォマティクス、特に次世代シーケンサ(NGS)から出てきた塩基配列情報を解析することがメインの業務です。ライフサイエンスチームでは、化学・製薬・食品メーカーなどから届くNGSデータの受託解析を行います。もちろん、アカデミアの研究室から依頼を受け、データ解析の専門家として研究をお手伝いする、ということもあります。

また、バイオインフォマティクス・トレーニングというサービスもございます。WETの研究者でDRYのデータ解析を始めたい方向けに、定番のデータ解析や研究目的に合わせた解析をレクチャーするサービスです。他にも、最先端の研究手法の調査や、バイオインフォマティクスのコンサルティングといったサービスにも携わっております。

インタビュアー:
バイオインフォマティクスに関連する幅広い業務を担当されているんですね。
今回、アメリエフでは新卒のバイオインフォマティシャンを募集するとのことですが、その背景を教えてください。

藤浪:
少し前まではバイオや医学分野の研究者でもデータ解析はされない方もいらっしゃったのですが、次世代シーケンサ―の普及に伴いバイオ分野ではデータ解析が必須といえるほどになりました。
このような背景で、バイオインフォマティクスの需要が非常に高まっており、事業拡大のために新卒の方を募集しております。

インタビュアー:
新卒の方が入社された場合、具体的にどのような業務を担うことになるのでしょうか。

藤浪:
入社いただきましたら、まずはデータ解析に関わる分野でご活躍いただきたいと思っています。具体的には、受託解析とバイオインフォマティクス・トレーニングをご担当いただきます。
受託解析業務に取り組んでいただくことで、バイオインフォマシャンとしての能力を向上していただけます。例えば、アカデミアの幅広い研究分野から受託解析をお受けしますし、その一件一件が第一線で活躍されている先生からのご依頼となりますので、データ解析に関してかなりの経験を積むことができます。
トレーニングでは、最初はティーチングアシスタントとして先輩と一緒にご担当いただき、1年目の段階で講師を担当していただくようになります。

インタビュアー:
新卒の方にとって、なぜアメリエフに応募していただきたいのか、アメリエフに入社するとどんな良いことがあるのか、教えてください。

藤浪:
アメリエフの強みは、ただ受託解析をするだけの会社ではないということです。データ解析を受託する企業、解析サーバを取り扱って簡単な解析をする企業などはたくさんあります。しかし、アメリエフのように、サーバを含めてデータ解析の自動化を支援しよう、解析サーバを導入して解析方法をトレーニングしよう、という提案ができる企業は他にはありません。アメリエフだからこそ、解析フローを組み立て結果を生物学的に解釈するデータ解析の専門家と、システム開発の専門家が力を合わせて、顧客の複合的な課題を解決することができます。バイオインフォマティクスに関わるトータルサービスを提供できることが一番の魅力だと思いますし、仕事のやりがいになっていると思っています。

インタビュアー:
データ解析の専門家とシステム開発の専門家による、バイオインフォマティクスのトータルソリューション、ということですね。では、アメリエフのバイオインフォマティシャンとして、どんな新卒の方に応募していただきたいか、教えてください。

藤浪:
私自身もそうだったんですが、バイオ分野の研究経験があり、データ解析にも興味があるという方を募集しております。データ解析のスキルは必須ではないので、これから本格的にスキルを身につけたい、という方でもOKです。バイオ系出身者でデータ解析で活躍している社員もたくさんいらっしゃますので心配いりません。
逆に、データ解析はやってはいるけれど、バイオはよくわからない、という方もOKです。

インタビュアー:
バイオかデータ解析か、どちらかの経験があればいい、ということですね。

藤浪:
もちろん両方やったことありますという方は大歓迎ですが、どちらかの経験しかなくても、これから頑張って学んでいこうという意欲があれば、問題ありません。自分で興味を持って調べることが苦にならず楽しんで出来る方は、どんどん成長していけるので、そういう「好奇心の強い」方は、ぜひ応募してください。

インタビュアー:
具体的なスキル・経験以外で、求められる人物像みたいなものはありますか。

藤浪:
あとは、効率的に仕事を進めるためにコミュニケーションができること。先輩に聞けば5分で解決できることを、自分で溜め込んで何時間も過ぎてしまうのは、とても非効率ですよね。
結果を出すために、チームワークを活かせるマインドセットを持っていることは重要だと思います。アメリエフの社名の由来でもありますが、「効率的に物事を進める」というカルチャーがあります。データ解析を効率的に進めることはもちろん、仕事の進め方、社内制度を変えることに関しても、どんどん効率的に効果的に進めていこうという雰囲気がある会社です。

インタビュアー:
チームワークを活かして効率的に業務をすすめられる方、ということですね。では、新卒の方の入社までの流れを、具体的に説明してください。

藤浪:
まず1ヶ月ほどインターンをご経験いただきます。インターンの段階では、実際の業務をするというより、まずは学んでいただき業務のイメージを掴んでいただくことがメインになります。
次に、アルバイトとして実務に近い内容を担っていただくようになります。データ解析やその周辺技術の経験を積んでいただき、徐々に実際の解析に近い内容に取り組んでいただきます。
そうすると、入社の段階では、データ解析の基本がほぼできるような状態になります。入社後半年過ぎたぐらいからは、商談にも同席いただき、仕様書・提案書作成、さらには顧客へのヒアリングやソリューション提案までできるようになる頃に2年目を迎える、という感じです。

インタビュアー:
ありがとうございました。では最後になりますが、アメリエフへの応募を検討されている新卒の方に、一言お願いいたします。

藤浪:
DX とかビックデータという言葉は皆さんもよく耳にすると思うのですが、バイオインフォマティクスも同様に、非常に注目されている分野です。興味がある方の応募をお待ちしております。繰り返しになりますが、データ解析の経験がないという場合でも、これから身につけていきたいという気概がある方は歓迎しておりますので、ぜひご検討ください。

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