第二百八十七夜 『パズル』
この度、株式会社アメリとして初めて、メディアへの広告の打ち出しが決まった。
業務委託社員のA.Sさんを中心にチームが動いており、記事を作成し、専用サイトであるLPが構築され、そして、CFPとして彼がその流入の対応を行うのである。
非常にスムーズな流れでアメリのプレスリリースは今月末となったわけである。
詳細についてはまたHPに書く内容もこれで広がるだろう。
時同じくして、別のポータルサイトの開設も月内に完了しそうである。
そちらは私主体である。
現在、2の矢、3の矢を同ポータルサイト上に掲載する策を企画中である。
その他にも、他社との協業セミナーに関しても、企画立案ができる状況となっている。
このような状況化でアメリは内部の強化を急速に進めている。
経験の浅い部分が日々露呈し苦虫を咬む思いと同時に、様々なピースがはまっていく感覚を得ているところである。
大きな入り口があったとしても、それを捌ける人間の数に限りがあるのであれば、意味がない。
だからこそ、今の段階でそれらを対応できる準備が必要なのである。
そして、今現在進行形で私や従業員のSはものすごい経験をしているのだろう。
通常の何倍もの速度でそれらを積み上げていくのであるから。
彼はFPとして、営業マンとして社会人歴は我々の倍ほどある。
その彼のノウハウを突貫でより多岐に学べる機会など、会社員時代ではあり得ないことであった。
これは単に環境へ感謝すべきことでる。
高揚感を抱えながらその先を見据えてみる。
これだから社会人は、仕事は辞められない。
物語の続きはまた次の夜に…良い夢を。