ニッチな観光を求めて!車で巡るニュージーランド旅 - ワイトモ編
初めましての方も、そうじゃない方も、こんにちは!
ニュージーランドでの就職を目指し、大学留学を準備しているLEIAです。
2024年11月に、ニュージーランド視察旅行として、北島のハミルトン、ワイトモ、ロトルア、タウランガ、オークランドへ足を運んできました。
ワイトモはオークランドから車で3時間~4時間ほどの距離にある、北島の中央東に位置しているエリアです。MAPはこちら
ハミルトンからワイトモに向かう道中、こんな感じの風景が広がります。
このエリアは地味に観光レポが少ないんです。なので、自分の目で見てみたいな〜と思い、あえて遠回りしてまで宿泊したエリアでした。笑
Te Tiro - お勧めのグランピング施設
人生初のグランピングで Te Tiro Accommodation に1泊しました。
土ホタルやワイトモ洞窟で有名なワイトモですが、ワイトモケイブス観光所から車で10分ほどに位置しているアコモデーションです。
お洒落なテントとコテージの2種類があります。駐車場は無料。
価格はシーズンや為替レートで変動しますが、朝食付きで一人一万前後。
グランピングテントは最大三名まで宿泊可能。
宿泊中に撮った写真と動画はこちら
私が宿泊した日はあいにくの雨だったんですが、霧の向こうにある緑や山の美しさ、聞いたことのない可愛い声でさえずる鳥たち、近くをうろついてくれる野生動物たちの暢気さ、全てが感動的で息を飲みました。
ご年配オーナーさんの自宅がすぐ近くにあり、有事のときはすぐに相談できるし、オーナーさんがおっとりした方で私が「Kia, Ora!」とマオリ語の挨拶をすると「oh~!!」とすごく喜んでくれた。
ちなみに、道に迷って近所の民家に入ってしまい、受付だと勘違いして玄関内に入るという不法侵入をやらかしたんですが、家主は親切に「もう少し先に行った所にあるわ〜^^」と教えてくれました。笑
あのファミリーも親切だったな。
Waitomo Caves - ワイトモ鍾乳洞
土ボタルと神秘の洞窟を探索しに、ワイトモ・ケイブスへ行きました!
ワイトモ洞窟は世界有数の土ボタルの生息地で、1887年にマオリ首長とイギリス人の調査員によって発見されました。
ワイトモ洞窟が(自然の力によって)今のような形になったのは約3400万年前~2300万年前とされていて、元は深海に沈んでいた土地だそうです。
私は GetYourGuide でルアクリ洞窟の探索ツアーを予約しました。
3つある洞窟のなかで特にルアクリ洞窟に惹かれたので、体力的に疲れないだろう1時間半(一人一万前後)のお散歩ツアーをチョイス。
ルアクリ洞窟ツアーに参加する場合、Ruakuri Infomation Center に集合します。建物内にはトイレが2つあって、飲み物とアイスが販売されてます。
手荷物を預けるロッカーもあります。
ガイド付ツアーの営業時間は8:30~16:00で、30分おきにツアーが出発。
予約時間の30分前までに受付集合なんですが、早めに到着したらスタッフさんが「1つ前のツアーに変更する?」と柔軟に対応してくれて親切。
洞窟内は少し冷えるので暖かい服装がいいです。
あと、もしスマホや財布を落としても、あそこは取りに行くの難しい…というスポットがあるので身軽で行くのが良いです。
ガイドツアー中に撮った写真と動画はこちら
ガイドさんの説明は、地質学や歴史的な内容が多かったので、英語力が追い付かない私は30%しか理解できなかったです…笑
けど、説明が分からなくとも自然の驚異に感動する観光スポット!
ガイドさんも優しいので、度々声をかけてくれて安心できました。
15分ほど早くツアーが終わってしまったので、最後はみんなで雑談をして過ごしました。私が終始みんなの話を黙って聞いてたから、ガイドさんが気を使ってくれて「君はどんな映画が好き?」と質問されたんですが、なぜか皆静かになって私の話に耳を傾けるから、ひょえ~~なんて答えよう~~wwって焦りました。笑
ちなみに「クリストファー・ノーラン監督の映画が好きかな」と答えた。
Tomo Bar - クラフトビールが飲めるバー
ワイトモ・ケイブス観光案内所すぐ目前のBARで晩ごはんを食べました。
自炊しようと思っていた夜に限って、スーパーへ寄る時間がなく、宿泊場所から車で10分ほどの場所にあるこのバーに行ってみました。
他のレストランは19時閉店ですが、ここは22時頃までやっています。
お店に入ったら好きな席に自由に座って、食事もドリンクもカウンターで注文するカジュアルスタイル。
メニューはカウンター前に10枚ほど置かれてます。
カウンターにはクラフトビールのサーバが並んでいて、注文前に必ずショットグラスで試飲させてくれます。どんな味が好きか伝えると、カウンターの女性がお勧めの銘柄を2,3つ試飲させてくれました。
また、瓶ビールはお持ち帰りにも対応してくれます。
クラフトビールの大瓶を2本、ラムのビーフシチュー、ピザ、合わせてお会計はNZ$90くらい。料理のボリューム的にもコスパが良いお店。
ラムのビーフシチューがほんとに美味しかったです。このお店はラムステーキやハンバーガーも高評価みたい。ピザは、まぁ普通だったかな。笑
混みあってたので、どのテーブルも料理が出てくるまでに1時間半ほどかかりまして…。料理の評価は悪くないですが、レストランではなくバーなので、「ご飯らしい料理」には時間がかかると思われます。
あと、唯一空いてる席には前のお客さんが使ったお皿がずっと置いてあって、いつまでも片づく様子がなかったので片づけてカウンター隅に置いてみたら、スタッフさんが「ありがとう^^」と声をかけてくれました。
帰り際も、自分らの使った食器を片づけてからお店を出ようとしたら、カウンターの女性が笑顔で手を振ってくれて、感じのいい子だった!
Fat Kiwi Cafe - 食事メニューが豊富なカフェ
ロトルアに向かう道すがらにあったFat Kiwi Cafeに立ち寄ってみました。
ワイトモ・ケイブスから車で30分ほどにあるOTOROHANGAという小さな町のカフェなんですが、レストランみたいにご飯メニューが豊富です。
おしゃれな雑貨や、お店で作られたリゾット・焼物・ピザの冷凍食品も買えるので、外食/自炊するのが面倒な人はここでご飯を確保するのも◎
私はミートローフをデニュッシュで包んだパンNZ$15とブラックコーヒーNZ$5を注文したのでお会計はトータルNZ$20(¥1900)。
パンとコーヒーだけでこの値段は高いな…と思いつつも、お肉メインのパンやサンドには無料サラダを付けてくれるので得した気分。
ラズベリードレッシングがとても美味しかった(*´▽`*)
NZは日本に比べて農薬や添加物の規制が厳しいので、1口食べただけで食材の良さが伝わってくる、カラダに優しい食事を摂れるのがイイです。
お肉や乳製品は日本みたいに脂質/糖質カット商品も少ないので、胃もたれこそしないものの栄養価が高いので、うっかり食べ過ぎちゃった翌日には(暴飲暴食したときだけに現れる)ニキビが出ちゃいました。笑
ニュージーランドはキッチン付きアパートメントホテルが多く、私も今回はほとんど自炊生活をしてたんですが、数少ない外食時の感想としては、飲食店のスタッフさんたちは総じて愛想がいいし親切です。
飲食店の給料が良い国なので、プロ意識が高いのかもしれない。
あと、単純に余裕があるというか、温厚なんですよね。
お客さんの英語が不自由でも気にした素振りがなく、ニコニコ笑顔で耳を傾けてくれる。「え、なんて?」的な聞き方もしてこない。
「あ、意思疎通できてないかも」と気づいたら手振り身振りで気長に説明してくれるし、グラスを持ってきて「このサイズだよ^^」とか、実際の商品を見せながら「コレで合ってる?^^」と、親切に対処してくれるので、英語力に自信がなくても怯えずに会話チャレンジできる環境です。
同行者はまったく英語が話せなかったけど、1週間も過ぎたら怖がらずに飲食店で注文をするくらいには安心してましたから。
欧州もレストランやカフェのスタッフさんは親切で、滞在中に嫌な思いをしたことってほぼないんですけど、「何を話してるか分かってないかも?」と気づいててもまぁいいかと話を進めるシーンはやっぱりあって。
でもニュージーランドにはそういう空気がなく、なんとか理解してもらおうと、根気よく、ゆっくり、お話してくれるから好きだな~と思いました。
滞在中に経験した沢山の「ほっこりする話」をどこかで書きたいな。