![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/166809413/rectangle_large_type_2_bc345b0fa25c7bc15e6a4bff64506d9d.jpeg?width=1200)
ニュージーランドで就職を目指して!留学しよう!①~NZ高等教育の基礎知識~
「ニュージーランドでの就職を目指して留学する人」に向けて、知っておいて損はないだろう!というお話を数回に分けて更新するシリーズnoteです。
▼シリーズ一覧INDEX▼
第①弾では、ニュージーランドの高等教育機関(大学と専門学校)にまつわる基礎知識について書いていこうと思います。
なぜ最初にこの話をするのか
ニュージーランドは学校に通うことで取得申請できる“ポストスタディワークビザ“という就労ビザがあり、最長で3年間のビザ有効期限がある、就職を目標にしている人には有利なビザシステムとなっています。
ただ、このビザの申請条件を満たすためには、学校に通う期間が1年~4年、学費コストは250万~1000万と、人によってピンキリです。
どの業界、どの職種、どのルートを選ぶかによって大きく変わります。
現在持っている英語力にも左右されます。
特に、日本で高収入の仕事をしていた人は、ストレートに就活する方がコスパがいいのか、学校に通う方がコスパがいいのか、プライオリティが十人十色なように、人によって結論が変わると思います。
自分にとって最短ルート/コスパ最強な道を探すためには、ニュージーランドの就労ビザと教育機関の繋がりを知ると視野が広がります。
また、日本の学位や資格がニュージーランドではどう扱われているかを知ると、学校選びがスムーズになるかと思います。
そんな部分に焦点を当てたのが第①弾です!
ポストスタディワークビザの概要
ニュージーランドのPost Study Work Visaは、同国の教育機関で特定の資格や学位を取得した留学生に発行される就労ビザです。
通常の就労ビザとは違い、雇用主ではなく国が発行している就労ビザなので、ビザの有効期間内であれば自由に就職・転職を行えるし、就職先が決まっていなくても発行されるというメリットがあります。
ビザの有効年数と申請条件
![](https://assets.st-note.com/img/1734791455-bRVZdiy49trunTUlMNBF3wE2.jpg?width=1200)
他にも下記のような対応が必要です。
申請期限:学生ビザの有効期限が切れる日から12か月以内
提出書類:健康診断書/無犯罪証明書(就労期間が2年を超える場合)
申請料:495ニュージーランドドル(オンライン申請の場合)
申請条件ついて理解しておくべきこと
「ビザの申請に必要な条件」を理解できた人と、そうじゃない人がいると思いますが、要約すると下記3つのポイントが重要です。
申請条件を満たす学校とプログラムを把握する
どのプログラムがどの学位/資格を取得できるかを把握する
進みたい業界で必要とされる資格/学位を把握する
日本の学位/資格に潜む落とし穴
日本で大学院の入学条件が “学士号保持者” と定められているように、ニュージーランドにも各プログラムには入学条件というのが定められています。
日本で国家資格を持ってるから大丈夫でしょ、と侮ってしまうのがそもそもの落とし穴で、日本の資格や学位がニュージーランドでは低く扱われ、入学できると思っていた学校のプログラムに入れないケースがあったりします。
ここを理解しないまま入学願書を出しても玉砕する人が一定数います。
また、玉砕者をフォローするための1年間プログラムも設けられていて、卒業するとポストスタディワークビザの1年を取得できます。
ただ!!ニュージーランドの高等教育は学費が高い!!
「英語留学ならニュージーランドが安い」と言われるくらい、語学学校の費用は他の英語圏国よりもリーズナブルですが、資格や学位が絡んだ途端に学費が跳ね上がります。
ポストスタディワークビザを取得できるのは魅力的だけど、大学や専門学校には1,2年しか通う余裕がない人は絶対にいます。
物価が日本の2倍なので、1年間でかかる家賃食費は120万~150万です。
極力コストをかけずに就職を目指す留学プランの組み立てには、ニュージーランドの高等教育概念を体系的に理解し、日本の学位や資格がNZではどの立ち位置にいるかを理解することが重要だと、私は思っています。
ニュージーランド高等教育の特徴
高校卒業までにかかる年数
ニュージーランドの教育制度では5歳から小学校が始まり、1年生~13年生で教育課程が構成されています。13年目を終えると高校卒業扱いとなり、それ以降は高等教育機関へ進学します。
基本的に3年で学士号を取得できる
ニュージーランドでは学士号を取得するためのプログラムが基本的に3年制で、(学部によっては4年制もある。例えば医学部など。)大学・専門学校ともに学士号を取得できます。
医学部や法学部は大学にしか設けられていないですが、工学・IT・建築などは専門学校にも学士号の3年制プログラムがあります。
また、大学院と呼ばれる機関はなく、大学/専門学校が設ける「修士・博士のプログラムを受講」=「大学院で勉強する」になります。
専門学校にも修士号プログラムがあり(大学に比べると少ないですが)、
Wintec なんかはNZ国内では専門学校に登録されていますが、海外向けには「工科大学」で登録されています。
確かに学士・修士を取得できる学校は普通「大学」と呼ばれますよね。
各学位の取得にかかる年数
![](https://assets.st-note.com/img/1734849157-WRZ10GK6M5DnIdNwvULoymps.jpg)
学位の優位性を表す「Level」という概念
ニュージーランドの大学・専門学校の公式サイトを見ると、必ずどのプログラムにも「Level」という項目が表記されています。
これは「このプログラムを卒業したときに取得できる学位/資格/能力の優位性」を数字で表しているもので、Levelの最大値は10になります。
例えば、進学や就職のため英語力を養うプログラムは大体が「Level3~5」に設定されているのに対して、学士号~博士号がとれるプログラムは基本的に「Level7~10」に設定されています。
資格・学位のLevel一覧
![](https://assets.st-note.com/img/1734849178-82i36ERb1PB50kwz7mjf9UGx.jpg)
資格や学位のLevelに応じて給料も変わってくるようです。
調理士や美容師のような専門士の資格はディプロマになります。
永住権取得の申請は「永住権申請ポイントを6点以上持っていること」がマストなんですが、Level7~の学位を取得すると、永住権申請ポイントを大量に獲得できるため、移住を目指す人には学位取得が近道でもあります。
他にも、ポイントが加算される条件に、勤務年数や、“グリーンリスト”に載っている職種のスキルや資格を持っている、などもあります。
このあたりの説明は、別の記事でしようと思います。
日本の学士・専門士のLevel位置づけ
日本の学士と専門士がニュージーランドでどの位置にいるかは、入学希望を出す学校の判断に左右されますが、大体が下記のように判定します。
日本の学士号:Level7
日本の専門士:Level5
短大と高専の卒業者:Level5,6
日本の専門士は「ディプロマ(資格)」の立ち位置なので Diploma Level5。
高専は「準学士」の学位、短大は「短期学士」の学位を持っているためLevel6と扱われるケースもあります。
大学と専門学校の違い
大学の特徴
目的:学問的・理論的な知識の探求に重点を置きます。研究ベースのプログラムが多く、理論や概念に重点を置く
分野:幅広い分野(科学、芸術、ビジネス、医学、工学など)を網羅しており、学問的研究や理論的な理解を深めることを重視
学位:学士号、修士号、博士号といった高等学位が提供され、認定学位が多く、国際的に認められた学術資格を得られる
教育スタイル:理論や研究に基づいた学問的な授業が中心。講義やセミナーのほか、研究プロジェクトや論文作成が多く含まれる
評価:試験、エッセイ、論文、学術的な課題が中心
専門学校の特徴
目的:実務的・技術的なスキルの習得に重点を置き、卒業後すぐに就職可能なスキルを提供します。実践的な教育が中心
分野:工業、建築、観光、ホスピタリティ、IT、デザインなど、特定の業界に特化した実践的なプログラムが多い
学位:サーティフィケート、ディプロマ、準学士号、学士号
教育スタイル:実務的なスキルの習得を重視。ワークショップやインターンシップ、実地訓練が多く、現場で使えるスキルに直結する教育方針
評価:プロジェクト、実務トレーニング、チームワークなど、実践的な課題が中心
1年間の学費(国内・留学生)
NZ国民が負担する学費
1年間の学費は、大学が70~120万、専門学校が40~70万ほどに設定されています。ニュージーランドの物価は日本の2倍で、平均年収は700万、という状況を考えると、日本の国立大学と同じくらいの体感。
留学生が負担する学費
NZ国民ではない留学生は補助されていない学費を支払うので、1年間の学費は、大学で350万前後、専門学校で250万前後…(は、破産する…
就職率
以下、chatGPTからの情報です。
ニュージーランドでは、大学卒業者と専門学校卒業者の就職率に関する公式な統計データは公表されていません。
これは、ニュージーランドの就職活動が日本のような新卒一括採用制度ではなく、個人の資格や経験に基づく採用が一般的であるためです。
ただし、特定の分野やプログラムにおいては、就職率に関する情報が提供されている場合があります。
例えば、ニュージーランドの専門学校で提供されるフライトアテンダントコースでは、卒業生の就職率が80%以上と報告されています。
アフィニティジャパン
また、ニュージーランドの工科大学やポリテクニックでは実践的な教育とインターンシップを通じて卒業後の就職に直結するスキルを提供しています。
ワールドアベニュー
これらの教育機関は、地元の産業界と連携し、最新の技術や知識を学ぶ環境を整えています。そのため、卒業生は即戦力として多くの業界で求められる傾向があります。
一方、大学卒業者は学問的な知識と研究能力を持っているため、専門的な知識や研究能力を必要とする職種での需要があります。
日本と似ているとは思いますが、「大学は研究職・教授・科学者を目指す人/追及して学びたい人が行く」という印象が日本よりも強いですね。
大学・専門学校の入学条件
日本の高卒者が入学できるプログラム
◆ディプロマのプログラム
専門士の資格にあたるディプロマ。
高校卒業者はLevel4あたりからスタートになります。
ディプロマはLevel4~7まであり、専門学校・大学ともに様々なディプロマプログラムが用意されています。
実践スキルを身に着けるには専門学校が強いです。
また、美容師などのディプロマは高校中退者でも入学できるそう。
◆学士号(Bachelor degree)のプログラム
日本の4年制大学とおなじ学士号。
3年間通い学士を取得します。
国内・海外の生徒ともに、高校を卒業している人であれば入学できます。
高卒資格がない生徒のため、「高卒レベルの学力を養う」ことを目的としたNCEA(National Certificate of Educational Achievement)プログラム(Level 2または3)が大学や専門学校には用意されています。
NCEA Level 2
通常、Year 12(高校2年生)で達成するレベル高校中退者が就職や専門学校進学を目指す場合に必要な最低限の資格
NCEA Level 3
通常、Year 13(高校3年生、最終学年)で達成するレベル大学進学資格を得るための要件として必要。大学入学資格(University Entrance, UE)もこのレベルで取得可能
日本の大卒者が入学できるプログラム
◆ディプロマのプログラム
専門士の資格にあたるディプロマ。
スタートするLevelは人によって違います。
4年制大学の卒業者
大学時の専攻と同じディプロであれば、Levl6,7からスタートできるケースがあります。例えば、看護大学の卒業者が看護でディプロマの入学をする場合、Level6,7スタート、というようなケースです。
未経験の学科ではLevel4,5スタートになるかと。
◆学士証明(Graduate Diploma)プログラム
学士号を持っている外国人が、NZの学士号と同等レベルであることを証明するためのディプロマです。1年間学校に通います。
NZ学士号と同等レベルであることを証明するって一体どんなケース?と思いますよね。このディプロマを必要とするケースを下記に記載します。
①学士号を持っているけど、成績が悪かった/単位がギリギリだったり/偏差値が低すぎて怪しい…などの理由で修士プログラムへの入学許可が降りなかった場合。(名門大学卒の人には無縁のケースです。笑
②大学で学んでいたこととは違う専攻の修士プログラムに入学する場合。
大学で一切単位を取っていなかった科目の修士に進む場合は、学士証明を先に取得すると入学許可が下りるケースです。
③就職活動のためポストスタディワークビザを取得する場合。
プログラムに1年通うと1年間の就労ビザが発行されます。
④日本の大学で「教員免許」や「看護資格」を取った人が、NZでこの仕事に就きために「教育学科」「看護学科」の学士証明に通うことで同等の免許や資格をとる場合。
◆準修士(Postgraduate Diploma)/修士(Master)のプログラム
日本の大学院とおなじ修士号。
準修士号は大学と大学院の中間に位置している学位です。
準修士は1年間、修士は1年半~2年通う必要があります。
日本の短大・高専・専門学校卒者が入学できるプログラム
◆ディプロマのプログラム
専門士の資格にあたるディプロマ。
Level5あたりからスタートになります。
高専・専門学校の卒業者
自身が持っている専門士と同じ専攻を希望する場合、Level5からスタート。
過去に学んでいた学習の濃度や、単位と成績の良し悪しで、4,6からスタートになるケースもあります。
短大の卒業者
未経験の専攻を希望する場合はLevel4スタート。
短大時と同じ専攻を選ぶ場合は、5,6スタートになるケースがあります。
◆学士号(Bachelor degree)のプログラム
日本の4年制大学とおなじ学士号。
通う年数が人によって違います。
短大・高専の卒業者
短大・高専と同じ学科のプログラムを希望する場合は、編入できる可能性があります。編入が不可能な場合は3年間通う必要があります。
専門学校の卒業者
専門士保持者は編入を許されないので、必ず3年間通う必要があります。
高専じゃなくとも準学士の保持者であれば、同じ専攻のプログラムを希望する場合のみ、編入を許される可能性があります。
◆学士証明1年(Graduate Diploma)プログラム
学士号を持っている外国人が、NZの学士号と同等レベルであることを証明するためのディプロマです。1年間学校に通います。
短大・専修・高専の卒業者は「学士同等の知識や能力がある」と判断された人のみ入学できます。
①短大・専修学校・高専の卒業者で学士号を持っていない人が、修士プログラムに入学を希望している場合に取得する。
②就職活動を有利に進めるため NZ学士号と同等の能力を持っていると証明したい場合に取得する。入学&卒業できると1年間のポストスタディワークビザが取得できます。
◆準修士(Postgraduate Diploma)/修士(Master)のプログラム
日本の大学院とおなじ修士号。
準修士号は大学と大学院の中間に位置している学位です。
準修士は1年間、修士は1年半~2年通う必要があります。
学士号を持っていないが、「学士と同等の知識を持っている」と判断され入学できる特殊ケースがあります。
例えば、日本の高専卒業者ですね。
高専で専攻していた業界に就職し、10年ずっと同じ業界で働いてきた、役職も持っているし、業務に付随する資格も持っている!みたいなケースだと、特別に入学許可が降りるケースもあるそうです。
入学審査は、持っている学位と資格で判断されますが、職務経験を考慮して通過するケースもありますし、学生時代にとった単位や、成績が優秀だったことを証明できれば、スタート時のLevelを上げられます。
最終学歴が高いほどスムーズにも見えますが、今までとは違うことを学ぶ場合は、学位があまり考慮されない印象があります。
逆に、学位がなくても、学生時代に学んできた専攻での職務経験を積んでいる人は、一気に高い学位をとれる特殊ケースも存在します。
失敗しない学校選びとは?
①まず、自身の最終学歴が、NZではどのLevelに位置するか把握する
専門学校卒業者がLevel7のディプロマに願書を出しても玉砕します。
短大卒業者が未経験の学科で学士号編入に願書を出しても玉砕します。
まずは、入学可能なプログラムとLevelを把握しましょう。
②入学可能なプログラムを提供している学校を洗い出す
NZではオークランド大学が一番とされていますが、学部によってはウェリントンの方が評価が高い、IT系の専門学校ならココが良い、学閥コネクションで就職はココが強い、といった学校ごとのメリットがあります。
色々な観点で、入学できそうなプログラムを見繕うのが良いでしょう。
③ポストスタディワークビザの申請条件を把握する
ディプロマ・学位それぞれの申請条件が異なります。特にディプロマはNZQFにおけるLevel4~6のプログラムに2年以上通うことが条件です。
高等教育留学を斡旋している留学エージェントさんであれば、このあたりの情報を持っているので確認をとるのが良いでしょう。
④念のため、入学審査が通るか確認をとっておく
「編入」や「飛び級」を希望している人は事前に確認をとっておくことをお勧めします。また、専門学校卒業者も、ディプロマが欲しい場合どのLevelからスタートになるか確認を取るとよいでしょう。
高等教育留学を斡旋している留学エージェントさんであれば、学校の審査機関に確認をとってくれると思います。
ある程度は国が定めた基準で入学審査されますが、「特殊ケースの許可」が存在し、これの判断権を持っているのは願書を提出する学校です。
現地の大学・専門学校と繋がりを持った、信頼できる留学エージェントを探し出して頼るのが良いと思います。
ただ申請のサポートをしてくれる、表面的な情報をくれる、だけのエージェントでは留学プランに何かしらの影を落とします。
プランの組み立てをする前に、願書を出す前に、知っておかなければいけないことを、アドバイスしてもらう、学校から情報を引き出してもらう、この部分こそ留学エージェントにしかできない仕事だと思います。
また、学校と繋がりを持っている留学エージェントさんは内部事情にも詳しいので、それは教えて貰わないと分からない!情報を与えてくれます。
ここまでじっくり読んでくれた方は、もうお気づきかと思います。
高い学費を3年以上払って高い学位を取得した者には3年の就労ビザが下りて、1年~2年の短縮コースで学位や資格を取得した者には1年の就労ビザしか下りないのだと。
ちょっとした教育ビジネスにも見えるし、経済的に余裕のある優秀な人材には是非ともこの国で働いて欲しい!という意向も見える。
とにかく“コスパのいい道” を探らないと時間もお金もかかるけど、学校に通う予定がある人は、ポストスタディワークビザをうまく取得して余裕のある就活へつなげることもできます。
ここまでの内容をきっちり理解できた人は、どういう軸で留学プランを組み立てるべきか、少しだけ想像できるようになったと思います。
業界や職種によって求められる資格/学位のハードルが全然違うし、学校に通わずとも就職先が見つかるケース、就労ビザのためだけに学校に通うケースもあります。
業種によっては、学校に通うコトだけが就職への近道じゃないのです。
次回更新する記事には、↑この辺の話と、大学・専門学校を選ぶときに気を付けるポイント、現地のエージェントや学校から仕入れた情報、永住権を取得した方から聞いた耳より情報、に焦点を当てようと思います。
ここまで書くのに10時間費やして、だいぶ疲れましたね…(李牧風)。
ちなみに私は留学エージェントでも現地学校スタッフでもないので、あくまで私が集めて調べた情報を書いているだけなので、ソースが古かったり、認識違いを起こしている可能性もあるので、そこはご留意ください。