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岡田斗司夫さんが実力主義(サンデル著書)を解説している動画を考えたこと

上の動画を見て、思ったこと、考えたことを文字にしてみました。

まず、動画内(著書内って言ってもいいのかも)では、能力主義の世界では、努力したのは自分の実力であり、その見返りは自分に返ってきて当然。
という主張は今の世の中には当たり前に存在している考え方であるが、一歩間違えると、それは「見えない差別を生む」という話がされており、何かに成功できること、何かを成し遂げられることは、努力以外にも、「運」という自分では操作することのできない要素が結果的にうまく噛み合ったおかげである。という主張がされていたと思う。(詳しい内容が知りたい方は、上記の動画を是非御覧ください。)

そこで、この動画を見て、まず率直に思ったことは

「俺もできたんだから、あなたもできる」という考え方が、たしかに自分の中にもあるな

ということだった。

これまで、私は、

私よりも時間やリソースを割いていないのに、「できないから、助けてください」という他者に対して、「あなたは何かを成し遂げる・できるようになるために、本当にあなたができる最大限の努力は下のか?いや、本当はただの努力不足なのでは?」

という、超絶冷酷な努力主義に凝り固まった考え方をしてしまっていた。

足りないものは、何でも自分の努力が足りないからだ。努力ができれば、ある程度のものは叶えられるし、手に入ると考えていた。

しかし、上記の動画を見て、自分が何かをできるようになること、何かを成し遂げられるようになることは「運」という自分が操作できない要素も大きく影響しているんだと、思えてきた。

「運」が良かったから成功できた。つまり、何かしらの成功は、全部が全部「自分の努力」という要素ではできていない。ということにたどり着いた。

では、何かをできるようになった人、何かしらを達成できるようになった人は、その後どのような振る舞いをしたほうがいいのかと、(まだ何も成し遂げていない自分なのだが)考えたときに、

「できるようになったこと、成し遂げられたことによって得られたもの、その過程で得られたことを還元(give)していく」

という考えが浮かんだ。

少しばかり話は逸れるが、最近勉強しているプログラミングの世界では、オープンソースという上述した還元(give)することに近い文化がある。

オープンソースとは、ソフトウェアを構成しているプログラム「ソースコード」を、無償で一般公開すること。そうすることで誰でもそのソフトウェアの改良や再配布が行なえるようになる。これは、世界中の有志のプログラマにより、継続的に改良され続けるソフトウェア開発方式と捉えることもできる。(https://it-trend.jp/words/openより引用)

このオープンソースという考え方・開発方式も誰かの還元(give)によって成り立つものであり、このオープンソースの考え方による幸せの実現や社会の構築ができる世の中になっていけばいいなとおもう。

それた話を戻して、じゃあ、今の自分が還元できるものがあるのかと自分に問うたときに、あまり思いつかなったというところが本音である。だからこそ、もっともっといろんなことを経験して、何を学んでいくことがとても必要だと感じた。

還元(give)できるような人になる。

このnoteを見返したときに、そういう人になっていることを願うよ。23のっ自分より笑

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