cast3 釣り車のないメリットデメリット
車を手放して2年になりますがバス釣り生活におけるメリットデメリットを考査していきます。
メリット
・お金に余裕が生まれる
・不測の事態を想定しないで良い
・精神的に楽
・健康的
・車の代替手段はある
デメリット
・釣り場まで行くのに不便
・釣行中に休憩できない
・時間を有効活用できない
・持っていくタックルが限られる
前提として、おかっぱりオジさんは普段の生活に車を必要としてません。
大阪南部は車の保有率は高い方だと思います。車がないと生活できない方もいらっしゃるでしょう。現在私は自転車で職場に通い、雨の日は徒歩15分の距離にある駅から電車で通ってます。買い物も近所のスーパーマーケットと重い物はネットで注文しており車が必要な場面ではカーシェアリングを利用しています。
生活するうえでは車が必要ありません・・・ですが!釣り人としては車が必要です。釣り車!たくさんのロッドとタックルボックスを積んで思い思いのポイントに好きな時間に行けて冬暖かく夏涼しい車内。アクセス不便なリザーバー、ポイント間の移動も楽々。釣り車なくして釣りを語れない。
週末のためだけに釣り車を保有するか悩んだ結果、私は今でも釣り車を保有していません。今住んでいるエリアは駐車場代も安く軽自動車ならコストも抑えられると思ったこともあり試算も何度もしましたが、週末のためだけに釣り車を保有するには至っていません。
メリットデメリットを解説していきたいと思います。
・お金に余裕が生まれる
結局はこれにつきます。車本体100万円~、駐車場代5000円~、自動車保険3000円~、その他に車検・税金などなど月々1~3万円を払い続けることになり、シーズンオフも例外ではありません。釣りに行かない週末もあるでしょうから2週間釣行に行かない期間もあるかもしれません。趣味と割り切ればそれまでですが、普段車に乗る機会のないおかっぱりオジさんにとってはスッと割り切れませんでした。逆に毎月1万円タックルに使えると考えると大きいですよね。
・不測の事態を想定しないで良い
不測の事態とは事故を指します。自損事故であれば車の修理と自分自身のダメージで済みますが相手がいると保険があるからでは済みません。精神的なダメージも計り知れません。最悪を想定するなら人身事故。もちろんカーシェアリングやレンタカーを使えば同じですし普段乗り慣れていないドライバーはリスクも大きいと思います。一方で普段使いできる自家用車も同様に使用頻度が多くなることでリスクが上がります。公共交通機関を使用してリスクを下げることはできます。
・精神的に楽
不測の事態と似てますが、車に乗っていると交通マナーの悪さにイライラすることがありますよね。あおり運転、幅寄せ、ウインカーを出さない車線変更、信号無視の歩行者・自転車。また、急いでいる時の交通渋滞、視界が見えなくなるほどの濃霧・ゲリラ豪雨、釣行中の車上荒らしのリスクなど。イライラしたりモヤモヤしたりと精神的に疲れますが車を運転しなければ精神衛生上余裕が生まれます。
・健康的
自転車通勤中のおかっぱりオジさんですが釣り場でも自転車を活用するか検討中です。現状は公共交通機関で琵琶湖に行き徒歩でランガンしてます。健康的ですね。
・車の代替手段はある
自家用車の代替手段として考えられるのは公共交通機関(電車・バス)、レンタカー、カーシェアリング。最近カーシェアリングを釣行に利用しましたが非常に快適でした。
自宅近くのカーシェアリングを利用する手もありますが私は琵琶湖近くまで電車で行って駅近くのカーシェアリングを利用しました。釣行後は元のステーションにもどして電車で帰る。寝て帰れるので体力的に楽です。
デメリット
・釣り場まで行くのに不便
デメリットではこれが一番大きいですね。公共交通機関を利用するにも限界があります。琵琶湖で言えば浜大津は大津駅から歩けますが長命寺は近江八幡駅から歩くと1時間半かかります。長命寺で朝マズメを狙うなら路線バスはまだ動いてないので、移動は徒歩、タクシー、カーシェアリングに限られます。車がないことで行けるエリアが限定されるということになります。
・釣行中に休憩できない
これは特に夏場に実感しますが炎天下のなか徒歩でランガンすると死にます。そんな時炎天下の真昼間には大概釣れないので日が傾くのを待つのも手ですが、それにしてもフィールドには休める場所がない。ベンチはあっても陽ざしに体力を削られます。おかっぱりオジさんの弱点です。エアコンの効いた涼しい車内で仮眠すれば夕マズメに向けた体力も復活していることでしょう。
・時間を有効活用できない
自家用車がない場合は公共交通機関が動いている時間帯に釣場に行く必要があります。大阪南部から朝マズメを狙って琵琶湖に行く場合はどうしても前泊になります。朝マズメを外したら良いのですがおかっぱりオジさん的に朝マズメを外すと1日損した気分になります。下手だからでしょうか。そうでしょうね。あとポイント間の移動が大変です。車がない場合ポイント選びを失敗すると終わります。移動の際はタックルを仕舞う必要もありとても面倒です。
・持っていくタックルが限られる
車のトランクや後部に自分が持っているタックル一式を積めたらなんて便利なんだろう!とおかっぱりオジさん(車なし)はいつも思います。以前は釣り車を所有し全てのタックルを積んでいた経験があるだけ、限られたタックル(頑張って2本分)で釣場に行かなければならない不便さを実感してます。タックルが限られると心理的にバーサタイルになりがちです。そして荷物が増えます。釣場に行ったら爆風だったけどライトタックルしか持ってきてないとなったら終わりですね。また、当たり前ですがウェーダーやフローター、ボートを持っていくこともできません。釣りの幅は狭くなります。
メリットデメリットを知ったうえでどうするか
釣り車を持たないでいかにバス釣り生活のQOLを向上させるかを考査し、今後の記事に綴っていきます。
今のところ考えていること
・カーシェアリングの活用方法
・レンタカーとカーシェアリングはどっちが安い?
・釣り場に置き自転車を常駐させるための考査
・大阪から琵琶湖までのアクセス経路
・大阪南部から琵琶湖以外のポイントを探す
などなどです。