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ハイテク、半導体関連以外で2024年、素晴らしい株価上昇を見せた、米国企業は!?
2024年もいろいろな米国企業、アメ株を取り上げてきました。それらの中から、今回のnoteはマグニフィセント・セブン7社のビッグテックや半導体、ソフトウェアなど今年のマーケットを牽引したグループを除いた、それ以外のアメ株をチエックします。個人的には最近の流行りのコピーでいうと、「驚きを隠せない」結果となりました。😅
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タイトルに企業名、ティッカー・シンボル、年初来の上昇率(12/27まで)と並んでいます。ちなみに同期間の主要株価3指数は
NYダウ+14.1%
S&P500+25.2%
ナスダック(総合数)+31.4%
となっています。
ネットフリックス(NFLX)+86.4%
(*インターネット関連サービスを提供するハイテク企業といえますが、これらのグールプからは、外しています。)
かつては、FANG(フェイスブック、アマゾン、ネットフリックス、グーグル)の一角を占め、イッキ見やオリジナルコンテンツのさきがけとなった同社でしたが、
アマゾンやディズニーの他のストリーミングサービスの激しい追い上げに苦戦。しかし、直近の決算では利用者のアカウント不正共有への対策が、効果を出してきていることがわかりました。
今後は広告事業に期待が持てると指摘するアナリストがいました。
ウォルマート(WMT)+74.4%
アマゾンなどECの台頭により、多くの小売業が苦境に立たされている中で、世界最大の小売業であるウォルマートが業績を伸ばし続けているのは、デジタルトランスフォーメーション(DX)への転換が機能しているからと言えます。
通常、DXの成功事例として挙げられるのはグーグル、アップル、アマゾンなどのデジタルネイティブ企業ですが、
莫大な数の実店舗を構え、非デジタルネイティブ企業の代表とも言える、ウォルマートが、見事にDXを通じ変貌を遂げています。
オンライン売上高が全体の約18%を占めるまでに成長し、EC事業の成功が、際立ちます。
年収10万ドル以上の高所得世帯による需要を取り込み、高インフレ下でも、価値を求める消費者のニーズに応えています。
また、29年連続増配を達成しており、財務的安定性をアピール。投資家の信頼獲得に成功しています。処方薬の30分以内配達サービスを開始し、49州に拡大予定、革新的なサービスとして注目されています。
ゴールドマン・サックス(GS)+49.4%
2024年の米国大手銀行の株価パフォーマンスが好調だった背景には、確かにそれまでの悪材料が出尽くした、タイミングであったという側面があります。
'23年に発生した地方銀行の破綻による影響を乗り越え、大手銀行の財務基盤の堅固さが再評価され、地銀危機の影響からの回復過程にありました。
FRBの利下げ期待が高まり、預金コストの低下や信用不安の緩和、資本市場の活性化につながるという楽観的な見方が広がり、ウェルズ・ファーゴ(WFC+44.5%)、JPモルガン・チェース(JPM+41.8%)、バンク・オブ・アメリカ(BAC+31.7%)と軒並み米銀大手の株価パフォーマンスは、良い結果となりました。
ゴールドマンサックスは収益源の多様化により、純金利収入(NII)の減少予想にもかかわらず、同社の強みでもある投資銀行業務などの手数料ビジネスが好調で、収益の多角化が進んでいることが評価されました。
上記以外では、
コストコ(COST+42.4%)、イーライリリー(LLY+34.4%)などが目立っていました。明日は、反対に、2024年下落した企業を見て行きます。
2025年はこの1冊から↓
*ご注意-このnoteは企業IRや直近のニュース等を参考に、一般的な情報提供を目的として書いています。投資家に対する投資アドバイスではありません。投資における最終意思決定は、ご自身の判断でお願いいたします。またデータ等の数字は、細心の注意を持って記載していますが当noteに載せている情報に基づく行動で損失が発生した場合においても、一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。