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S&P500と11セクターの年初来上昇率、11月末まで。
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S&P500のセクター別構成比【最新】
<グラフ1>は、11月29日時点のS&P500の時価総額を基準にした、11のセクター別構成比です。
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<グラフ2>は、今年に入ってから、11月末までのS&P500を構成するする11セクターの年初来上昇率です。S&P500(米国株式市場全体)を中心に、捉えると、11月の月間でも伸びた、金融セクターの伸びが顕著です。
コミュニュケーション・サービスと情報技術、一般消費財は、回復、再度上昇?。
公益事業などその他のセクターは、循環物色の中で、出遅れを買う、投資行動のように見えます。いずれにしても、
S&P500は、年末ラリーへ向けて上昇が継続する、気配を見せています。
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金融セクターが買われたのは、なぜ?
11月に入り、金融セクターがさらに上昇したのはトランプ次期大統領となることが決まり、トランプラリーの流れに乗ったとする見方があります。
これまで、バイデン政権が規制強化を重視する傾向が強かったのに対し、
1期目(2017年~2020年)のトランプ政権で、特にドッド・フランク法の一部を緩和するなど、金融規制を緩和する政策を進めていたため、今回の政権でも規制緩和を推進し、特に大手銀行に収益機会を広げる期待があるというのが、理由の1つのようです。
ラリーは続く?
財政、金融、通商、移民などトランプ政権が実施しようとする政策の中で、ポジティブな評価が投資家に得られる企業が多くあるセクターが、2024年末に向けての、米国株式市場上昇の鍵を握りそうです。
11セクターを構成する企業はこちら
●情報技術:アップル<AAPL>マイクロソフト<MSFT>,エヌビディア<NVDA>
●ヘルスケア:ユナイテッド・ヘルスケア<UNH>,メルク<MRK>
●金融:JPモルガン・チェース<JPM>,バンク・オブ・アメリカ<BAC>,ゴールドマン・サックス<GS>
●一般消費財:テスラ<TSLA>,アマゾン<AMZN>
●コミュニュケーション・サービス:メタ<META>,ウォルトディズニー<DIS>,
アルファベット<GOOGL>
●資本財・・3M<BA>,ボーイング<BA>,キャタピラー<CAT>
●生活必需品・・P&G<PG>,ウォルマート<WMT>,コカ・コーラ<KO>
●エネルギー・・エクソンモービル<XOM>,シェブロン<CVX>
●公益事業・・ネクステラ・エネジー<NEE>,サザン・カンパニー<SO>
●素材・・ダウ<DOW>,ニューモント<NEM>,シャーウィン・ウィリアム<SHW>
●不動産・・アメリカン・タワー<AMT>,プロロジス<PLD>など各種の米REIT。
11月、月間の上昇率↓
*ご注意-このnoteは企業IRや直近のニュース等を参考に、一般的な情報提供を目的として書いています。投資家に対する投資アドバイスではありません。投資における最終意思決定は、ご自身の判断でお願いいたします。またデータ等の数字は、細心の注意を持って記載していますが当noteに載せている情報に基づく行動で損失が発生した場合においても、一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。