GAFAMとエヌビディア、テスラ。マグニフィセント・セブンの株価はどうだった?【2024年版】12/20まで
私たちの生活を根底から変えるテクノロジー。イノベーションの最前線を走り続け、社会やビジネスの未来を形作っているのが、悔しいですが、米国企業、中でもマグニフィセント・セブン(以下M7)です。
M7は、GAFAM(アルファベット<グーグルの親会社>、アップル、メタ<旧フェイスブック>、アマゾン、マイクロソフト)呼ばれる主要5社に、エヌビディアとテスラを加えた7社を指します。近年は、米国株式市場も、この7銘柄を中心に上昇を続けています。2024年、彼らの株価はどうだったのでしょうか?
*12月20日の終値で計算しています。正式(12/31まで)な2024年版は、後日、編集してnoteします。
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Magnificent(崇高な、見事な)7社
最大の賛辞を持って、評価される7社ですが、主要株価3指数が2024年【史上】最高値をつける米国株式市場を牽引してきたのも彼らだったことは、紛れもない事実です。
革新的な技術と圧倒的なシェアで成長を続ける米国を代表する7つのテクノロジー企業は、マグニフィセント・セブン(崇高な、見事な7社)と呼ぶにふさわしい、株価の評価も受けています。
マグニフィセント・セブンの由来
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2024年トップもエヌビディア
7社のうち、マイクロソフトを除く、6社が運用成果の比較対象のベンチ・マーク(指標)とされる、S&P500(NYダウとナスダックも)を上回っていますので、優秀なパフォーマンスといえるのではないでしょうか?
順調に来すぎてる分、その反動もあるでしょうが、2025年も7銘柄を中心にマーケットは動いていくものと思われます。
以下は、2024年の7社を上昇率順に、2023年の上昇率、直近の動き、最新四半期の売上高、12/20の終値を基準した時価総額とともにまとめたものです。
エヌビディア(NVDA,172%)
2023年の株価上昇率:246%
AI関連半導体で圧倒的な強さを見せ、業績が大幅に向上。次世代AI向け半導体「ブラックウェル」の生産も順調で、高い利益率を維持。
四半期売上高:351億ドル
時価総額:3.3兆ドル
NYダウ構成銘柄:採用(11月)
テスラ(TSLA,69.5%)
2023年の上昇率:128%
EV販売が堅調、エネルギー関連事業も成長、営業利益率が10%を超える。
トランプ次期大統領関連銘柄の呼び声も?
四半期売上高:252億ドル
時価総額:1.35兆ドル
メタ(META,65.3%)
2023年の上昇率:194%
GAFAMとしては、2年連続株価上昇率トップ。
自社開発の大規模言語モデル『Llama(ラマ)』シリーズが自社サービスでも効果、独自のAIを活用し利益成長が続く。
四半期売上高:406億ドル
時価総額:1.28兆ドル
アマゾン(AMZN,48%)
2023年上昇率:81%
AWSのクラウド事業引き続き好調。主力のeコマース事業持ち直し
日本全国での翌日配送サービスを拡大。8月からの北海道でも可能、47都道府県OKに。
四半期売上高:1,589億ドル
時価総額:2.37兆ドル
NYダウ構成銘柄:採用(2月)
アルファベット(GOOGL,37%)
2023年上昇率:58%
広告事業は伸び悩むも、クラウド事業の成長加速
同社言語モデル『Gemini(ジェミニ)』の需要拡大
四半期売上高:883億ドル
時価総額:2.2兆ドル
アップル(AAPL,32.2%)
2023年上昇率:48%
iPhoneの新シリーズで、息を吹き返す。
アップルインテリジェンスで他社AI戦略と一線を画す。
四半期売上高:950億ドル
時価総額:3.85兆ドル
マイクロソフト(MSFT,16.1%)
2023年上昇率:57%
中核のAzure(アジュール)が伸び悩むも、Copilotをはじめ、AIアプリケーションの用途拡大を期待。
四半期売上高:657億ドル
時価総額:3.25兆ドル
*ご注意-このnoteは企業IRや直近のニュース等を参考に、一般的な情報提供を目的として書いています。投資家に対する投資アドバイスではありません。投資における最終意思決定は、ご自身の判断でお願いいたします。またデータ等の数字は、細心の注意を持って記載していますが当noteに載せている情報に基づく行動で損失が発生した場合においても、一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。