アップル、マイクロソフト、エヌビディア、アマゾン、アルファベット、メタ、テスラの年初来騰落率と株式時価総額【10/4】
2024年、ここまでの米国株式市場は、良好な成績をあげています。NYダウ、S&P500、ナスダックの3指数はいずれも二桁の上昇率。半導体関連、ハイテク株の割合が多い、S&P500、ナスダックの上昇率が高い状況が継続しています。
3指数の過去最高値更新日
インフレの落ち着きから、よりソフトランディング(経済の軟着陸=インフレを抑制しつつ景気後退を回避する状態)を確かなものとするために、FRBが9/17-18のFOMCで行った0.5%政策金利の引き下げが、マーケットに安心感を与え、
S&P500は9月26日、NYダウは9月27日、それぞれ取引時間中に過去最高値を更新し、ナスダックも7月11日の高値に近づきつつあります。
NYダウ:42,6280.27ドル
S&P500:5,767.37
ナスダック:18,671.07
10月4日週末金曜日の3指数は、以下の通りになっています。
紆余曲折はあったのものの、強いマーケットが継続。エヌビディアを中心とするAI、半導体関連の企業の業績期待があり、他のビッグテック、マグニフィセント・セブンも独自のAI路線をベースに、マーケットを牽引しています。
<グラフ1>
エヌビディアに独禁法の疑い?
余談になりますが、
9月初め、司法省は、エヌビディアがAI半導体市場において他のサプライヤーへの切り替えを難しくし、買い手を不利に扱っていることを懸念し、
エヌビディアに対し、反トラスト法(独占禁止法)調査を本格化させる文書提出命令状を送付というニュースが市場を駆けめぐりました。
エヌビディアの株価は3日の通常取引で9.5%急落し、時価総額は2,790億ドル減少となり、米企業における1日の時価総額減少幅として過去最大を記録しました。
エヌビディアの独占禁止法に関するニュースは、この後、具体的な進展が公にはされず、現在に至っています。
株価は、8月30日の終値119.37ドルから9月6日の安値100.95ドルまで下落。そこから、いつのまにか回復し、先週末は、124.92ドルで取引を終えています。
四半期決算と中東情勢
10月に入ると、米国企業の四半期(主に7-9月)決算が始まりますが、
継続した、金利低下政策を背景に、AI関連とAI を取り入れ本業に活用する企業の今後の業績を見通しに注目が集まります。一方で、イランとイスラエルの中東情勢や大統領選挙の動向など不安要素もあることから、マーケットが荒れる展開があるかもしれません。
M7(マグニフィセント・セブン)の年初来騰落率
M7の株式時価総額(10/4現在)
3兆ドル企業は3社!
アップル(AAPL):3.45兆ドル(約510兆円)
マイクロソフト(MSFT):3.09兆ドル
エヌビディア(NVDA):3.06兆ドル
アマゾン(AMZN):1.96兆ドル
アルファベット(GOOGL,GOOG):1.92兆ドル
メタ(META):1.30兆ドル
テスラ(TSLA):7,990億ドル
人気の1位は、意外なあの企業・↓
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