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アマゾン、最新決算:ホリデーシーズンが追い風!巨額な投資から見る今後の成長戦略とは!?【10-12月/Q2,2024】
アマゾン・ドット・コム(AMZN)は、2024年第4四半期(10月~12月)の決算を2月6日に発表。コスト削減と効率化の取り組みや広告サービスの伸び、さらには、ホリデーショッピングシーズンの大成功により、売上高や利益の面で、好調な成果を見せました。一方、AIインフラへの巨額の投資を不安視する投資家も出てきているようです。通期と第4四半期決算を振り返りながら、複数にわたるビジネスモデルを持つアマゾンについて、深掘りしていきたいと思います。
本業のライバルは、ウォルマート?
アマゾンと比較され、常にライバルと目されるウォルマート(WMT)Walmartは、実店舗の圧倒的なネットワークと低価格戦略 を武器に、全世界で数十万の従業員を擁する小売最大手企業です。両社の2024年の年間売上高
ウォルマート:6,481億ドル(約97.2兆円)
アマゾン:6,380億ドル(約95.7兆円)
日本の小売りトップ、セブン&アイ・ホールディングスがの年間売上高がおよそ11.5兆円ですから、両社の巨大さ、そして、後進のアマゾンがeコマースで、圧倒的な支配力を持つ企業に成長してきたことがわかります。
また、クラウド事業では、マイクソフト、アルファベットが、広告サービス事業では、メタ、アルファベット等がライバルとなります。
2024年の1年間はどうだった?
決算概要
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売上高:6,379億5,900万ドル(前年比+11%)
セグメント(事業)別
-北米:3,875億ドル(同+10%)
-国際:1,429億ドル(同+9%)
-AWS:1,076億ドル(同+19%)
第二の柱とも言えるAWS売上高は、前年比19%増の1,076億ドル。
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