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デジタル化しすぎて紙のノートを手にした

電子書籍、デジタルノート、書類の電子化などとても便利で欠かせないものになりつつある。

私も書類は電子化だし、電子書籍で本を読むこともあるし、デジタルノートなんかはiPadはもちろんGalaxyのSペンを使ったノートも使っていたりする。

ガジェットが大好きなのもあって、あまり機械やネットが得意ではない人よりはデジタル化を進行させているタイプだと思う。


デジタル化をすればするほど情報が頭に入らなくなってきた

お金はQR決済やデビットでキャッシュレス、スケジュールはGoogleカレンダ0、ノートはNotionやEvernote(少し前はiPadのGoodnotes)、アルバムはGoogleフォト、書類はPDF、ニュースはアプリやSNSで。

自分のことは全て、PCやスマホに入っている。
ちょっとお出かけするだけならスマホ一つで良い。とても身軽。

日々のメモや勉強や日記だって、スマホからNotion・Evernoteに書き込んでいる。

デジタル化をなんなく進めていっている時に、ふと気付いたことがある。

情報が入ってきている感がない。

SNSやニュースアプリ、書きためたNotionやEvernote。
アナログよりもデジタルの方が情報量は確実に多いはず。

でも、最近のニュースは?最近書いたメモや日記の内容は?
と聞かれたら、なんか答えられない。
毎日常にスマホから情報を得ているはずなのに。

いや、正確には目にしても頭に入らなくなってきた気がする。


"情報のシャワー"を浴びているだけで"インプット"している気になっている

ネット・SNSで毎日情報を沢山浴びている。
誰かが”情報のシャワー”と表現していたけど、まさしくシャワーだ。

私の場合は、仕事・個人活動・家事・育児・税金のこと・老後のこと・食べ物・レシピ・クーポン・お出かけ情報・車のこと・明日の天気など取り入れたい情報のジャンルが多岐に渡る。多い人はもっとあるはず。

これだけのシャワーを浴びて全て吸収した気分になっているのでは、とふと思った。

“情報のシャワー”を浴びてもそのまま排水溝に流れていくだけで、しっかりと吸収できていない気がする。


情報を集めて活かす

単純に情報の整理が下手なんだなと思う。
目に留まった情報を集めて整理して、咀嚼してアウトプットに繋げて“活かす”というところまで持っていく事はそれなりの労力。

上手にできる人が羨ましくも思う。
情報を集めて活かすスキルは素直に磨いていきたい。

どんなにスマホやネットが進化しても、人間の処理能力、少なくとも自分自身はほぼ進化しているわけではないのだから。

情報を活かすところまでもっていく工夫は避けて通れないのかもしれない。


デジタルで情報をまとめる事をしたら活かすことが難しくなった

大量の情報をまとめ上げることはきっとデジタルが向いていると思う。

ExcelやGoogleスプレッドシートを使えば情報をさくっとまとめられるし、検索能力も高い。

今流行りで私も沼にハマったNotionを使えばお洒落な情報ノートになる。

今まで私はデジタルの力を借りて情報を活かすことをしようとした。

その結果、情報を活かす事が難しくなった。


紙のノートに手書きしたら本当に必要・大切な情報だけ集めるようになった

デジタルの時代に私は紙のノートを手にした。

Instagramで「手帳の中身」「手帳タイム」「手帳術」といったハッシュタグで投稿を見ていた。

こういう情報をまとめているものを見るのが単純に楽しかった。

見るのを楽しんでいただけだったけど、そういえば自分ではちゃんと手帳を持って書くっていうのをしばらくやっていなかったな。

ということで購入。

トラベラーズノートをお迎えしました

自分ノート・手帳を探す時に、100均ノート・無印ノート・MDノート・ロルバーン・システム手帳なんかにも手を出していた。

上手く続かないというかしっくりこなくて、手書きノートも中々難しいなと持っていた時に知ったトラベラーズノート。

構造はとてもシンプルで、ゴムを使って複数冊のノートを1冊のノートとして使えるすぐれもの。
システム手帳のようにリフィルでカスタマイズできるけど、綴じノートで書きやすい。(システム手帳はリングがどうしても邪魔になり書き辛い)

このnoteを書いているのはトラベラーズノートを手にして10日ほど経っている。
毎日手にしていて少なくとも3日坊主にはなっていない。

詳しい使い方や書いている内容はまた後日。

結論、紙のノートに書くという恩恵を受けている。

身の回りをデジタル化していたからこそ、なおさら実感が大きいのかもしれない。

何かの研究で手で書くことで記憶の定着が良くなるというものを見たことがあるけれど、本当にそんな気がしてくる。

手で書くとタイピングより圧倒的に遅いのだけど、このゆるいスピード感が心地良い。
ゆっくりとした時間が過ぎていく。

丁寧に書いた字、急いでいてさっと書いたへにゃへにゃな字。
タイピングでは味わえない、その時の温度感や空気感が伝わってくる。

紙のノートは学生時代は当たり前だったけど、大人になって紙のノートや手帳がこんなにも良いものだったんだっていう実感がすごい。

1ヶ月も経っていないから新鮮味があるだけなのか、途中で飽きてしまうか分からないけどとにかく手帳タイムの時間が気持ちが和らぐことは確か。

また詳しい事は別記事に書いていきたい。

ameka

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