まさかの…面会延期
家庭訪問から4日が経った頃、児童相談所から電話がありました。
「セカンドオピニオンの結果も含めてもう一度両親の面談をするので、児童相談所に二人で来てほしい。なので、面会はまだできません」
それを聞いて、本当にショックでした。
その時点で娘と離れて3週間が経っており、次は面会!やっと会える…!という希望や、事態は順調に進んでいて、きっともうすぐ元の生活に戻れる!という希望が裏切られ、振り出しに戻ったような気持ちになりました。
そして数日後、夫とともに再び児相を訪問。二人一緒に面談を受けました。
そこではまず、怪我の原因として考えうることを何か思い出したか?という質問があり、その後セカンドオピニオンの結果の説明がありました。
詳細は伏せますが、やはり怪我の状態の大きさに対し原因がわからないというのがネックで、そこがもう少し明らかになり、虐待の可能性がなくならないと子どもには会わせられないと言われました。
前回の家庭訪問では、「危険な箇所は見受けられない」といわれ原因をしっかり特定できなかったのが逆に良くなかったのだろうなと思います。
普通は転倒や転落など怪我の原因は明らかなケースが多いと思うので、我が家のように原因が見当もつかないというケースは稀かと思いますが…。
児相側でも、「おそらく虐待はないが、原因が不明のため処遇が決められない」という感じで、保護解除条件を決めあぐねている様でした。
なので、もう一度家庭訪問を行い、少しでも怪我の原因になりうる部分を洗い出し、その全てに対策をしていくことになりました。
家庭訪問は1週間後に行うことになりました。
また、この面談の際に「(保護解除条件として)保育園への入所も検討しています」と担当者から言われました。
親子だけしかいない家の中で怪我が起きた可能性が高いので、第三者を生活に介入させることで、そのような事態を防ごうという考えの様です。
「【保護解除条件】第三者の介入方法」という記事で、こちらの件で色々調べたことを書いていますのでよければご覧ください。
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余談ですが、個人的にこの頃が1番精神的に辛かったです。
我が子に会えない生活は終わりが見えず、育休中のため仕事もなくやる事がない日々。
しかも虐待疑いで子どもが児相に預かられているなど、他人に言える話ではなく友達と話して気分を晴らすこともできず…
さらにコロナで出かけることもはばかられる。気持ちが鬱々としていく日々でした。
児相とのやり取りの際は気丈に振る舞っていたつもりでしたが、家では夫と話しながらよく泣いていました。不安で夜は眠れないことも多々ありました。
とにかく娘の命があって良かったこと。幼い娘には記憶がないのでトラウマなどにならないことが不幸中の幸いであること。今回安全対策をしっかりすることで、より重い怪我を未然に防げたこと。
そのように前向きに考えることで、なんとか心を保っていました。
これを読んでいる方も、きっと苦しい思いをしていると思います。本当に辛いと思いますが、たくさん泣いたり家族に甘えたり、美味しいものを食べり、別のことを考える時間を持つようにして、なんとか気持ちを保ってほしいと思います。
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