2024-07-21の日記(日々は怠惰に続くことを決めていない)

 日々が怠惰に続いている。一日中寝ていることも少し増えてきた。
 無知の知の領域に到達せず、単に無知であることの幸福というのはやはりあると思った。何者かを見なければよかった。そうすれば、何者でもない自分を惨めに思うこともなかった。両手があることに気づかなければよかった。そうすれば、それらが何も持っていないことにも気づかなかった。
 草の青さに劣等感を覚える。
 下半期も大学を休学することに決めた。決めたと言う言葉は、僕には似合わない。
 昨日甥っ子と花火をした。綺麗だねーと嘘をついた。綺麗だと思っていなかったわけじゃない。しかしそれを言葉にすると嘘だと感じた。そういうことばかりある。
 コンカフェの推しのことは、今でも思い出す。やはり推しにコミュニティなど必要なかったのかもしれない。いや、やはり僕は推してなどおらず、単に愛していただけなのかもしれない。気色悪い。
 脈絡のある人生を送れていないから、脈絡のある文章が書けない。せめてモザイクアートのように何か伝えたい。

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