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初めての書籍の表紙イラスト

こんにちは、amehal(@amehal_lililil)です。

最後の投稿から約半年経ってしまいました…。

noteやブログって何を書けばいいのか分からず、自分のことを赤裸々に話すのも自分にあまり自信がないため気が引ける(というより人から評価されるのが怖い…)ので、書こうと思いつつも後回しにして、気づいたら半年が経ってしまっていました。

自分のダメな部分や弱さをありのままに語れる人、自分を発信できる人は本当にすごい、本当に尊敬できると感じる今日この頃。
そういう人の記事を見て、もっと自分を発信していかないと…って勝手に背中押されて今noteを書いています。

と、声高らかに赤裸々に宣言するつもりはそこまでなく…noteはある程度は気持ちを楽にゆるく書けたらいいなって思っています。


初めての書籍(小説)の表紙イラスト

話しは変わって、今更になってしまいますが、去年の11月17日に出版社ステキブックスから発売された、いぬじゅんさんの小説『叶わない恋を叶える方法』の装画を担当させていただきました。

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自分にとって初めての書籍の表紙イラスト制作だったため、イラストのサイズ感(背景をどこまで広く描くか)や視線誘導を考えた構図など、デザイナーさんからアドバイスをいただきながら試行錯誤して描き進めました。

最初はなかなかラフ絵で良い構図の香織ちゃん(かな恋の主人公)が描けず・・・。

特に"切なさ"と"希望"を感じ取れる泣き笑いの繊細な表情と目線(目から感じ取れる感情)を表現するのが難しかったです。
普段よく描くのは無表情だったり悲しい表情の人物が多かったので、イラストの中のキャラクターの細かな感情を表現することの難しさを改めて知りました。

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また、裏表紙の図書部屋の背景を描くのも色んな意味で大変でした。

当時、サインペンで描いたような手書き風のタッチに憧れていて、絵柄など自分らしさを模索している時期だった(今も模索してる←)ので、そういった意味でも背景を描いている時は何処か落ち着かなかったです。

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でも、描き終えた後、完成品を手にした時、達成感は今までのどの絵よりも大きかったです。

実際に発売日には何店舗か本屋さんを巡り本を探し、一人本屋さんで物凄く感情を高ぶらせていました。(その後、初めての本屋に行くと「かな恋」が置いてあるか探しちゃうようになりました。笑)


そのご縁でオフィシャルサイトの制作を担当

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いぬじゅんさんの公式WEBサイトがリニューアルオープンしました。


昨日(5月7日)の「小説家いぬじゅんのオーロラナイトニッポン!」内で名前まで大きく紹介していただき本当にありがとうございました…!


今回、サイト制作とサイトのメインビジュアルイラストを描かせていただきました。「かな恋」でのご縁があり、そこから公式サイトの制作まで担当させていただけるのが本当に光栄でとても嬉しかったです。


ちなみに、普段あまり描かない絵のタッチでメインビジュアル描いてみました。
いつもはなるべくフラットでシンプルな塗りで絵の世界観は深みがある絵を目指しているのですが、今回はいぬじゅんさんのイメージが"切なさ"と"希望"を感じられる世界観+綺麗な光が差しているイメージがあったので、いつものタッチとは逆の表現で描いてみました。

久々にいつもと違う絵柄で描くと楽しかったです!
いつも髪にはハイライトを入れないようにしたり、陰影や光によるグラデーションは使わないようにしていたので、そういった部分を気にせず描けて楽しかったです。


イラストレーターとしての夢や目標

イラストレーターとして、1つの夢・目標だった書籍の表紙イラスト。

この依頼を頂けて、この出会いをきっかけに、全く想像していなかった道へ(でも望んでいた道へ)歩を進めています。

昨年の冬にやりたい仕事へ転職をして、年末年始に引越しをして、コロナの影響もあり、仕事も住む場所も生活も全てが変わって未だ何処か現実感がなく、高揚感と不安に駆られながら毎日を過ごしています。


イラストレーターとして叶えたいこと、表現してみたいものがまだまだあります。いつか、翔泳社の『ILLUSTRATION』という書籍に掲載されてみたいとか、ヴィレヴァンのイラストレーターとのコラボグッズで自分の絵が使われるなどなど…。

まだまだ力不足で努力も全然足りないですが、不器用で完璧じゃなくても、少しずつ、一つずつ進んでいけたらと思っています。



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