大好きな友人Rちゃん

私は昔から幼馴染とか高校の時の友人とかずっと縁が切れないでいる友人というのはほぼいない。

小学校、中学校の友達はもう誰一人繋がっていない。
高校の友達は殆ど結婚し子供がいる、演劇部の友人も今は全然連絡とっていない。

劇団で色んな人と出逢い別れがあったけれど、今でも連絡できる人は2人くらいかな。

専門学校の友人がお互い唯一親友だと思っている。
私達は丁度いい距離感を保っている。
無理をして付き合わない。それが一番穏やかでいられることを知っているから。
また、お互い両親のことで苦労した仲間だ。そういう話を理解できる友人というのは少ない。

仕事を変えても私は割と友達ができるタイプで、プライベートで遊んだりする人もできるからありがたい。
でも、私のすべてをさらけ出せる人がいるかと言われると、それもまた別の話。

そんな私が心の勉強をしていく中で、Rちゃんという子と出逢った。
Rちゃんの最初の印象はぽわんとしていて、純粋無垢なイメージ。
ある部分ではとてもまじめで、知的。そんな女の子だった。

何をきっかけに深い話をするようになったのか忘れてしまったけれども、
彼女のユーモアさに気づいてしまったときから私は彼女の魅力にはまっていったんだと思う。
純粋無垢だと思っていた彼女から生まれる、言葉のボキャブラリー。
毒舌なことも言うし、ぽわんとしてたなんて撤回する。
時々男のような発言をしたり、かと思えば、甘えることも上手。

私がこんなこと言ったらネガティブに思われるかな?と思うような言葉を
相手が喜ぶような言葉に変換できるのは才能だと思う。
女の私でさえ可愛い!と思うのだから、男の人はたまらないだろうな。
お母さん。どうして私にその部分を教えてくれなかったの…w

そんなRちゃんが最近更に覚醒して、私は驚きを隠せない。
この前会ったとき、少し神々しかった。
彼女は闇もネガティブも全部可愛い。もがきながらも生きようとしてるから。的なことを言っていて、私の脳内はショート寸前どころかショートした。
もうね、価値観をひっくり返されたの。ずっと悪だと思っていたことが、正義だったみたいな感じ。

Rちゃんは無敵の領域に到達したんだと思った。
でも、きっと多くの人が欲しいのって、この領域なんじゃないだろうか。
私はRちゃんに、めんどくさくて、じめじめして、不細工な心を見せた。
Rちゃんはそんな私でも可愛いよと言ってくれた。
消して、嫌な顔見せず、嘘でもない。私のようにいい人ぶって言ってるわけでもない。

こんな人がいるんだと思った。
そして、改めて人はひとりじゃ生きられないんだって思ったんだ。
自分で救えない部分は、誰かに救って貰っていい。
Rちゃんとの出逢いは、私の宝物。
私が欲しかったものを沢山持っているRちゃんは、私に沢山の「知らなかった」を教えてくれる。
私は、彼女の幸せをどんな時も応援したいし、サポートしたい。
私と出逢ってくれてありがとう。Rちゃん。

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