第51期日墨戦略的グローバル・パートナーシップ研修計画に参加する
題目の通り、
「日墨戦略的グローバル・パートナーシップ研修計画」
に51期生として参加することになりました。
要するに、メキシコに1年間留学します。
それに伴い、応募から選考、そして、目標と簡単な所感を書こうかと思います。多分、僕のより他の方の記事の方がちゃんとしてるかと思います。
本当なら適当に思ったことを連ねていきたいが、これについてはちゃんと書こうと思います。長めです。
1. そもそもなぜ応募したのか
自分の専攻は、一応デザイン工学です。しかし、
言語を学ぶことは好きでした。その延長線で、大学の語学の講義はほぼ全て取りました。その中でも中国語とスペイン語は他の言語と比べてとっつきやすいこともあり、楽しかったです。
留学願望もありました。行くならイタリア行きたいな、ってくらいどこでもよかったです。ただ、サークルとコロナの関係で学部時代は留学に行けず、修士では必ずどこか行こうと考えました。
この二つの思いを持って、修士でスペイン語を再び勉強しようと思った時、ある先生がいたんですよ。先生はすごく聡明な方で、その姿に憧れてしまいました。先生からたくさんのことを学びたく、たくさんお話をする機会を得るために、恋する乙女かのようにスペイン語を頑張りました。自分でもこの感情には驚きました。それもあって、学部時代ではほぼ関わりのなかったスペイン語圏への留学が現実味をおびてきました。
自分の大学からだと当時は派遣交換でスペイン語圏の大学に行くことができなかったので、別の先生にこのプログラムのことを教えてもらい志望した次第です。
憧れの先生と話すための手段であったスペイン語がいつの間にか自分の中では大きなものとなっており、今では、スペイン語を用いて自分の研究を進めるという人生の目標の一つになっています。
このような感じで、変な出会いがきっかけで応募しました。
2. 第一次選考(書類選考)
去年までは、10月出発の夏の応募だったため、余裕をこいてたのですが、4月春休み明け、外務省のページを見てみると応募がはじまってるじゃあないですか、、、
各々の書類の詳細は下に書きますが、全て手元に揃ったのは、5/1の昼でした。(5/2必着)
都内でよかったーーー
2.1 志望動機書と研修計画書
この2つの違いって何なんですかね?とりあえず、フォーマットは自由らしいので、ポスターを作る感覚で色や枠、フォント、写真などを好きなようにデザインしました。(トビタテの書類的な感じで)
研究室の先生やチリ人の友人に添削やスペイン語の手直しをしてもらって提出締切直前に完成しました。
2.2 出願書と申込書
記入例に沿って記入していくだけです。数十分で終わります。さっさと終わらせましょう。
2.3 推薦状
自分は、研究室の指導教員、大学のスペイン語の先生(日墨のOB)、たまたま仲良くなった元副学長の3人にお願いしました。1週間くらいでどの先生方も書き上げてくださってギリギリ間に合いました。
2.4 戸籍謄本
勝手に勘違いしてマイナンバーさえあればコンビニで取れると勘違いしてました。この勘違いのせいで、授業を休んで出張所に行き書類をもらいに行きました。もらうのって3日くらいかかるかと思っていたので、書類期限に間に合わないかと思い泣きそうになっていましたが、もらうのって一瞬で終わるのですね。世田谷区大好き。英訳はネットを参考にしながら頑張りました。
2.5 健康診断書
大学近くの病院に電話したら、書類の作成(血液の検査)に時間がかかるため1週間必要になるって聞いて急遽その日に健康診断行きました。視力がめちゃくちゃ悪くなって悲しかったのと、採血で緊張しすぎて倒れました。これもギリギリ間に合いました。
2.6 成績系の書類
学部と修士同じ大学のため、大学の書類発行装置に居座って数分で全部発行しました。高校の卒業証明など要らなくてよかった。
2.7 英語またはスペイン語の成績
これも急いでsieleを受けたんですけど、ギリギリA2ででした。ただ、提出直前焦ってたこともあり、すっかりsieleの存在を忘れており、院試で使ったTOEICのクソ雑魚スコアを提出しました。
2.8 結果
5/14に結果が届きました。多分ギリギリ受かるでしょ的な思いだったんですが、やっぱり嬉しかったのと同時に安堵しました。ちょうどゼミ中だったんですが、1人だけ笑みがこぼれて、同期に草って言われたのを覚えています。
3. 第二次選考(面接試験)
1次の結果通達から何をやればいいのかわからなくて、Duolingoしかやっていない中、5/28メキシコ大使館にて面接を行いました。1限にスペイン語の講義のTAをやり、先生や学生に頑張れって言われて大学を後にしました。行きの電車の中では緊張してずっとスペイン語単語帳読んでいました。
大使館のインターホンを恐る恐る押して、「日墨の面接です」と弱々しい声で入っていきました。受験番号が後ろだったこともあり(名前的に後ろになりがち)、最後かなって思ったんですが、受付でチラッと見えた名簿と自分の後には人がいなかったこともあり、実際最後でした。面接の倍率はほぼ1.5倍くらいなんじゃないでしょうか?(推測です)
メキシコの国旗と日本の国旗が後ろにドーンと飾ってあるホールに入って、3人の日本人の方と1人のメキシコ人の方計4人の方が順に質問していき、自分はマイクで答える形で面接はスタートしました。
中身は終始ぐだぐだでした。質問内容はやはり、
・このプログラム、メキシコである必要性
・将来について
でした。準備していなかったこともあり、うまく答えられた質問はなかったかと思います。
中南米の研究者の方を教えてくださったり、英語での質問に単語が出てこずスペイン語の単語混じりで答えてしまったり、成績のことで詰められたり、終わった時には、「あ、これダメなやつだ」と落ち込んでました。謎にgorillazの楽曲を聴きまくってました。良い曲です。ほんと
結果は、6/3に通達されました。家の布団でゴロゴロしながらメール確認してたら、合格と来てて、涙が出る直前までいきました。
3. このプログラムでの目標
自分はこのプログラムで、スペイン語の上達と自身の研究(実験)をメキシコでも行い日墨の比較することを目指しています。
そのためにも、内向的で出不精である自分に発破をかけ、色々と体験しようと思っています。
友人を作る!!
一番不安。友達作るの苦手、、、ダンサーかゲーマーの友達欲しい、、、メキシコ国内を旅しまくる
メキシコから出られないのなら、メキシコ国内を回るしかない。いろんな飛行機をはじめ、交通機関に乗りたい。ダンスと絵を上達させる
これは自分の研究とも直結するものなので、マストでダンスですね。CEFRでB2, いやC1を目指す
そもそもスペイン語の語学力あげなきゃね。
4. 所感
いかんせん、連絡が遅いのがこのプログラムの特徴ですかね。
周りが進路を決めていく中、就活せず(自分が悪い)このプログラムにかけるのは少し勇気が入りました。周りがだんだん進路が決まっていく中、自分だけがまだメキシコ確定でない不安がありました。
他にも、ホームページに書いてある日程は結構ずれ込みます。渡航前説明会には自分は海外に行く予定があり参加できなかったくらいです。予定は空けときましょう。
最後に、
日本の友人たちに会えなくなるのは悲しいね。
頑張れ僕。待ってろメキシコ。
鬱にならずに済むか乞うご期待。