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ジェネレーションギャップ①

自分より年上の方が圧倒的に多かった環境から
いつの間にやら、
自分より一回りも二回りも若い人たちが
活躍するような年齢になりました(泣)

双子商会のお客様は幅広く、
高校生から79歳まで!!
(これは更新するかもしれない!)
ここ数年で仲良くなったお友だちは
一回りほど年下の子が多い。

最初は「朝倉さん、憧れます~」
とか言ってくれるのだけど、
何てことはない。
あっと言う間に、立場は逆転。
柔軟性があって、
物知りな若いお友だちに
お世話されてばかりである。
仲良くしてくれて、社会の事を教えてくれて、
感謝しかない。

年齢と共になのか、元々の性格なのか
自分の柔軟性のなさにびっくりすることがある。
と言うか、若い人たちの考え方に触れることで
自分の凝り固まった考え方に気付かされる。

私よりも上の世代の方は
自分よりも立場が上の人たちの意見が
絶対だと思っている事が多い。

親、先生と呼ばれる肩書を持つ人、権威者、
はたまたメディア。
自分の意見を持っていない訳ではない。
井戸端会議でそれを
主張することはあってもだいたいは、
そこで終わる。
そして、たとえ文句があったとしても
(陰ではえげつない悪口を言っていても)
波風立てずにやってきた。
たくさん貯金が出来た。
子どもが良い会社に就職した。
それが「成功体験」として
自分の誇りになっているから
きっと今さら考え方を変えるのは
難しいのだろうなぁと思う。
(そして、それを無自覚に
若い世代に押し付けてるよね。)

私と同世代でも、
やっぱり「我慢は美徳」「石の上にも三年」
みたいな考えが染み付いているように思う。
まずは「母親」というペルソナ。
半分はそれを盾にして
自分を出すことをしない言い訳に
しているようにも思うが、
たくさん習い事をさせて、
学費を稼ぐために
ストレスフルで仕事をして
どんどん年を取っていく…。
やり甲斐よりも少しでも時給の良い仕事をする。
だいたいは人間関係のトラブルで
仕事を転々とするが
お金のために働かないといけないので
働いていないという罪悪感に耐え切れず
またボロボロの心と身体に鞭打って
働きに出る。

「子どもの学費がかからなくなるまで後、
何年…。」

どうして、こんなにゆとりがないのだろうなぁと
自分も含めてだが、切なくなることが多い。

自分の考えで心も自立すること。
女でも母親でも、自分の心は守りながら
自分のやり方で生きてもいいよって
誰も教えてくれなかったなぁ。

そして、それを模索したり実行するには
目の前の忙しさに時間を奪われて難しい。

結局は自分のことを後回しにして、
誰かに依存して感謝されることで
自己価値を実感する。
家族のため。職場のため。

自分で苦労の種を蒔いて、
自分で育てて、
一生懸命刈り取って、
「みんなも頑張ってるから、私も頑張ろう!」
ってやってる気がする。

あぁ、そんなこんなで
私ももうすぐ50になろうとしている…。





















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