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『雨デモ晴レテモ』のはじまり〜いま①

こんにちは未読の読書会「雨デモ晴レテモ」です。
2022年7月から始めた雨デモ晴レテモももうすぐ2年。

今回は雨デモ晴レテモが始まった経緯や2年経った今なにを思っているのか、そしてnoteを書き始めた理由など、ふーちゃんとさーやんの往復書簡みたいな対話で綴っていきます。

今回は「雨デモ晴レテモが生まれた話」を書いていこうとおもいます。


それぞれのきっかけ

さーやん(以下さ):2021年の4月に奇遇にも2人で少し長めの旅行に行ける奇跡的なタイミングがあったんだよね。いやぁ楽しかったな。ほんと誘ってよかった。

それで気になってた、兵庫県の商店街で家庭医がはじめた本とコーヒーのお店だいかい文庫&YATAI CAFEに遊びに行ったのが雨デモ晴レテモのはじまりに繋がった気がしてるんだよね。

一緒に泊まった、本を宿代にもできるいい雰囲気のゲストハウスひととまるからもインスピレーションを受けた気がする。


ふーちゃん(以下ふ):この頃私は仕事以外の何かをしたい、しなくてはと焦燥感すら感じていた時期で。

この旅に出たことで自分がやりたいと思っていることの輪郭が見えて、それをかなり近い感覚で共有して言語化する機会になったのは大きかったですね。

そしてちょうど同じ頃に、今メインの開催場所になっているSeesaw Booksができるかもって話が持ち上がっていたんですよね。

さ:わたしのご近所でゲストハウスのオーナーをしていた、尊敬するジンさんがコロナをきっかけにシェルターの活動もはじめたんだよね。

そこに「カルチャーと公共の境界線を溶かす」というコンセプトの地域に開かれた本屋Seesaw Booksを作ることになって。

もう関心のストライクゾーンというか、わたしも交わりたい!という魅力に溢れてて、もうこれはアプローチしちゃおうと。

オープニングの頃のイベントに通って、交われるところを探していたら、読書会を定期開催してくれる人とか歓迎したいって話があって、これだ!と。

ふ:私はもともと本を読むのが好きだったから、素敵な想いを持って活動されている方、素敵な場所を作ろうとしていて、そしてそれがたまたま本屋さんだったというのはとてもありがたく笑

旅から持ち帰ったわくわく感と合わせて、この船に乗らない手はない!と、えいやって2人で読書会を始めようってことになったんですよね。

「未読」になったわけ

ふ:勢いで読書会をやろうってことにはなったけれど、実際読書会に参加したことはほぼなくて。課題図書を事前に読んできて、感想を語り合うくらいのイメージでした。

それを毎月開催するとなると主催の我々は毎月課題図書を決めて、読了することが必須になる。

しかも参加する人も事前に本を用意して読んできてもらって・・・それって結構高いハードルに感じて、全然継続できるイメージができなかったですね笑

さ:私は本屋さんをウロウロしたり、その空気感とかって好きなんだけど、実は読書自体はあんまり得意ではなくて。

すごく読むのに時間とエネルギーが必要なのよね。
なので課題図書を読み続けないと参加できない読書会って、自分も大変だなと。

ふ:それになんとなく私は本の感想を言うには作者や時代背景の知識も身につけて”正しい感想”を言わなくちゃいけないんじゃないかって身構えちゃうところもあって。

そこで、せっかく本屋さんで開催するんだしその場で本を選んでもらって、[
なぜこの本を選んだのかを語ってもらう、本との出会いだけにフォーカスした読まない読書会にしちゃおう!って。

それなら主催の我々も、参加する人も負担少なくできるんじゃないかって。もう「読書」会じゃないですけどね

タイトル・ロゴ・コンセプト作成

さ:読書と関係がある言葉で「晴耕雨読」が思いついて、それから一緒に行った旅の見事な雨を思い出して。

わたしは結構晴れ女でイベントごとは晴れることが多いんだけど、ふーちゃんはめっちゃ雨女で。負けたぁみたいな笑

でも雨が降っても二人なら楽しかったなぁ、「雨でも晴れても」ってなんかいい響きかも!と降ってきた感じ。

ふ:他にもいくつか候補を出してくれましたけど、そんなに迷わず「雨デモ晴レテモ」に決まった記憶がありますね。

天気の良い日はSeesaw Booksの庭に出たり、吹雪の日にはホットコーヒーがありがたかったり、天気によって気分も選ぶ本も変わってくるし、ピッタリの名前だったなと。だいぶ気に入ってます。

さ:「雨デモ晴レテモ」に決まったら、フライヤーやInstagramのサムネに使えるいい感じのロゴが欲しくなってね。

文字そのものを使ったロゴでいい感じにしてくれる人いないかなぁと思ったら、ふーちゃんの同期の書家のさじちゃんに行き着いて。

ふ:さじにはいつも無茶なお願いばかりしているけれど、いつも楽しんで最高な作品を作ってくれて。いつもありがと~!笑

さ:フライヤーの紙選びに色んな文房具屋さんに行って、紙の手触りとか色合いとかに思った以上にワクワクしたのも懐かしい。

自分たちの屋号を作ってるってなんとも幸せな時間だった。


今回はここまで。

次回は「2年間続けてきたいま、思うこと」を綴ってみます。

それではまた次回。

概要
2024年5月現在

札幌:Seesaw Books
    北海道札幌市北18条西4丁目1-17
東京:ノンアルコールスタンド0号室×kuromojibooks
    東京都町田市山崎町2200-3-17-104(山崎団地名店街の中)
その他:本のある心地の良い場所
開催頻度:札幌、東京ともに月1回ペースで開催

開催後ふーちゃんの運営するPodcast『ブリコラジオ』で振り返り
各種お知らせ:https://www.instagram.com/amedemo.haretemo

ふーちゃん:雨女。自称人見知り。何かを思いつき、ワクワクを原動力に走り出すのは得意だが持続力がない

さーやん:晴れ女。鬼のコミュ力で誰にでも話しかける。サポート力・共感力が強く、持続力がハンパない


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