『雨デモ晴レテモ』のはじまり〜いま②
こんにちは未読の読書会「雨デモ晴レテモ」です。
2022年7月から始めた雨デモ晴レテモももうすぐ2年。
今回は雨デモ晴レテモが始まった経緯や2年経った今なにを思っているのか、そしてnoteを書き始めた理由など、ふーちゃんとさーやんの往復書簡みたいな対話で綴っていきます。
今回は「2年間続けてきて、いま思うこと」を書いていこうとおもいます。
「未読」だからこその良さがあった
ふーちゃん(以下ふ):主催者にも参加者にも負担少なく、持続可能性を一番に考えて「未読」に行き着いたわけですが、やってみると「未読」だからこそ生まれた良さはすごくあったなと感じています。
まずひとつは参加者さんの読書属性が広いことかなと思います。
「普段は本をあまり読まないし、むしろ苦手…」という人から、「読書大好き!」という人まで、また好きな本のジャンルも問わず広く参加してくれて。
それでいて、それぞれの読書属性の違い関係なく場が作られていくのがすごく心地いいなと思っています。
さーやん(以下さ):確かに、この本の何章を読んできて話しましょうって会だと、集まるメンバーがかなり変わっただろうなぁ。
そして、自分がモチベーションを保てない回も出てきそう苦笑
なんか、本を扱ってるから読書会って名乗っているけど、対話型の本の鑑賞会みたいな感じに意図せずなってたのかもと最近思うようになったり。
ふ:いわゆる読書会とはぜんぜん別物に育ってきていますよね笑
未読の読書会って、本を選び取る過程やそれを他者と共有する時間を通して今の自分を言葉にしてみる時間になっているのかなと感じています。
本はあくまでも入口というか、きっかけや装置として機能しているだけのような。
だけど、じゃあ本じゃなくてもいいかというと、そこに本の持つ多種多様性やメッセージ性が大きく寄与しているのかなって。
場の持つ力を感じている
さ:本を入り口にして出会うからこそ、どんな本が並んでいる本屋さんか、どんな人が出入りしている本屋さんかということに、すごく左右される「場」だよね。
Seesaw Booksが持つ場と選書だからこその品格みたいなものが、私たちの場も整えてくれている気がする。
そのお陰で主催者の私たちも心地よい場が維持されやすくなっているというありがたさ。
ふ:それはすごく感じますね。
参加者さんにとっても「Seesaw Booksでのイベントなら」って興味を持ってくれたり安心して参加してくれていることも多い気がします。
最近では拠点のSeesaw Books以外の場所でも開催させてもらうことも増えていますが、場所ごとに集まる人、話すことはやっぱり変わるな〜って。
すごく面白いです。
だけどやっぱりここで始められたこと、ここを拠点にできていることは雨デモ晴レテモの大切な軸みたいになっているなと感じます。
2人だからちょうど良く続けられた
さ:1人ではじめようと思えばはじめられたなとは思うけれど。
敢えてそうせず2人ではじめたことが、変わらず続ける上でも、ちょっとした変化や思い切りを楽しむ上でも、良かったなぁと改めて思ってる。
安定のお出汁みたいなさーやんと絶妙なスパイスみたいなふーちゃんと我ながらいいコンビだよね笑
ふ:確かに2人の似ているところと全然違うところが上手に噛み合っている気がしますね。
私1人だったらノリと勢いで始めたはいいけど、きっと3回くらい開催したら飽きてフェードアウトしちゃいそう・・・。
そこにさーやんの持続力とどんな人でも受け入れていく包容力があったからこそ続けられたのかなって。
あと何より大きいなと思うのは、今起きていること、感じたことを一緒に言語化して味わって面白がっていくのはやっぱり1人じゃできなかったなと思いますね。
今回はここまで。
次回は「noteを始めようと思った理由」を書いていきたいと思います。
それではまた次回。
概要
2024年5月現在
札幌:SeesawBooks
北海道札幌市北18条西4丁目1-17
東京:ノンアルコールスタンド0号室×kuromojibooks
東京都町田市山崎町2200-3-17-104(山崎団地名店街の中)
その他:本のある心地の良い場所
開催頻度:札幌、東京ともに月1回ペースで開催
開催後ふーちゃんの運営するPodcast『ブリコラジオ』で振り返り
各種お知らせ:https://www.instagram.com/amedemo.haretemo
ふーちゃん:雨女。自称人見知り。何かを思いつき、ワクワクを原動力に走り出すのは得意だが持続力がない
さーやん:晴れ女。鬼のコミュ力で誰にでも話しかける。サポート力・共感力が強く、持続力がハンパない
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