おぢや移住レポート〜初心〜
地域おこし協力隊という職業の認知度がまだまだ低かった約10年前、
地域おこし協力隊としてここ【おぢや】(新潟県の中越地区、小千谷市)に移住。
その後定住した縁あって、移住希望者や移住者へのサポートという名の「いなか営業活動」をしている私の、おぢやに纏わる色々なレポートです。
今回は、「初心」
私の生まれ故郷は同じ新潟県内の県庁所在地(そう、言うなれば都会!)の新潟市です。
移住前は埼玉県でサラリーマンをしていたわけですが、
当時都市部の一部に溢れていた「効率主義」「生活の手間を省くようなトレンド」に違和感を感じ、
いつしか休日を農家さんの手伝いやマルシェで地方産品を売る手伝いに費やすようになり、日頃の仕事の疲れを癒していたのです。
私が求める癒しは、都市部のトレンドと逆行している、、
そう腑に落ちた後は、
◇サラリーマンを辞めて地方に移り住む。
◇自給自足的な暮らしを愉しむ。
◇田舎暮らしを勧めるお節介な人になる。
と決め、田舎に住むなら故郷新潟があるではないか!と新潟県内で移住先を探しました。
そんな経緯で【おぢや】に移り住んで11年。
毎日眺める山道への感動は、11年前のそれに比べると穏やかなものになってきていました。
(当時は自宅から市役所までの通勤山道にテンションが上がりっぱなしだったのに、、。)
そんな中、実家のある新潟市で用事があり、市街地を車で走っていると、、
森がない!!!(越後平野だから、当然)
普段ほとんど出くわさない信号がたくさんあり、信号待ちも長い!!(人口が多いから、当然)
慣れない(?)土地に行った疲れもあっただろうが、
小千谷に戻ってきたら本当にホッとしたのです。
そこにある森も空も川も家も畑もどれもみんな、自分のもののようで共有物でもある。
シェアハウスならぬ、シェアタウン?
そんな感覚が【おぢや】にはあるなぁと。
こうやって初心に立ち帰ると、また日々見える景色が愛おしく見えるのです。
さぁ、田舎って良いかもと思ったあなた!
考えている・迷っているのはもう十分。
選択肢はたくさんあります。もう決めませんか?
田舎でお待ちしています。