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オンライン日本語教師の大変なところ

ハイー!今自分の日本語教師のSNSアカウントがスパム攻撃を受けていて、へこんでおりますかしあめです・・。(またこれは次回メンバーさんに聞いてもらいたい)

本日はAMetimesのメンバーさんからいただいた質問なのですが、オープンな場所でも話せる内容なので、通常記事で書いてみます。「日本語教師のお仕事のネガティブな面や大変な部分は何ですか」という質問に答えていきます。

授業準備と勉強

まず日本語教師未経験の私が一番大変だと思うのが、授業準備&勉強です。「日本語が話せる」のと「日本語が教えられる」のは全く別の話で、私の母語は日本語ですが、最初は「私は」と「私が」の違いは何ですか?と聞かれても答えられませんでした。

私は田中です。(シンプルに田中)
私が田中です。 (私が!この私が!田中です!)
という違い。(授業ではもっとちゃんと説明します)

初めてサポートなしの1人で授業をやった時は1時間のレッスンの準備に1週間かかりました(笑)今はグループレッスン(1時間)の準備に1~2時間くらい。個人レッスン(30分or45分)に30分くらい時間がかかります。あとは自分の空き時間にもpodcast的に先輩のレッスン動画を見たり、youtubeで勉強をしています。もっと経験を積んで勉強が必要なくなれば、授業準備はより短くはできると思いますが、初めからしっかり効率化を考えないとかなりコスパの悪い仕事になってしまうと思います。

どんな仕事でも常に勉強やアップデートは必要ですが、語学教師は特に覚えておかなければいけない範囲が広く、また言語は日々変化していくので、常にブラッシュアップが必要です。言語学習や文法などのルールに興味がない人だとかなりストレスな仕事だと思います。


個人レッスン1本じゃ稼げない

あとは収入面ですね。レッスン単価を上げれば、収入は上がりますが、それでも自分1人に対して持てる生徒さんの量は基本的にはリミットがあります。例えば今私は1日1~3レッスンやっていて、2児の母である私には今のところ1日3レッスンが限界です。在宅とはいえ会話をするレッスンはそれなりに体力が必要だし、授業準備の時間も考えると今はこれくらいしか生徒さんが取れません。

子どもたちが大きくなって、もう少し仕事に打ち込めたとしても恐らく1日5レッスンくらいが限界かなと思います。仮に1回2000円で週5で毎日5レッスンあったとしても月に20万円です。

単価を倍の1回4000円にすれば月収も倍の40万になりますが、単価を上げると次は集客が難しくなります。全くの未経験の方が高単価なレッスンを提供できるようになるまではなかなか時間がかかると思います。

ただ、語学が好きな人にとってはストレスの少ない仕事なので、「お金は重視していなくて、それより好きなことを仕事にしたい!」という方にはおすすめです。

私も「好きなことを仕事にしたい」けどお金も必要なので、日本語教師以外の仕事をこれからも継続するつもりである。

ひとまず思いついたのはこれくらいですかね・・あとはSNS運用や集客の大変さ、育児・家事とのバランスもありますが、それはどんな個人事業主にも共通することなので今回は日本語教師特有の大変さを書いてみました。

日本語教師が気になっている方の参考になれば幸いです。それではまた!See you soon!

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