『つまらない大人に なってしまった』〜何もかもが駄目になってしまうまで / b-flower
b-flowerの2020年発売の最新アルバム『何もかもが駄目になってしまうまで:until everything goes wrong』の6曲目です。
八野 英史さんが 冬眠から目覚めた後の 初めての楽曲です。
2012年に配信で、この1曲だけが販売されました。
まず、タイトルと、全編究極のネガティブとも言える歌詞に驚きました。
八野さんの声も暗く枯れていて 全てを諦めてしまった様にさえ聴こえます。(2021年のツイキャスで、この曲のレコーディングの日に、喉を痛めていた事を告白されてました)
とても これから再始動するミュージシャンの曲とは思えない。
今までのb-flowerが明るく前向きな歌ばかりだった訳ではないけれど。
何故この曲が…と混乱しつつ 何回も聴き直しました。
何度目かに「八野さんは 一度井戸の底まで落ちて、そこから這い上って行こうとしているのでは」と思いました。
繰り返すギターの旋律は未来を指し示しているから。
公式サイトに聴いた方のレビューが載っています。
八野 英史さん制作の動画もあります。
自転車に乗って撮った映像や、子供の頃の写真が使われています。わざと粗い画像に編集したそうですが 一瞬出てくる幼い八野さんが可愛いです。
ラストの花と蝶だけカラーになり 希望の光が見えます…
[Seeds Records チャンネルより]
アップルミュージックに配信もあります。
再始動後のb-flowerのライブでは、この曲は定番となっていて、私達ファンにとっても、大切な曲のひとつです。
穏やかに柔らかに 前を向いて 八野さんは歌います…
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