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大量のCDをどうするか問題

中学生~20代くらいまでコツコツ買い集めていたCD。さて、どうするか。再生用コンポは10年以上前に売ってしまい、CDだけが沈黙している状態。

最大所持枚数、500枚以上はあったと思う。昔、出版社で働いていたとき、「放出日」というのがあり、持ち帰ったサンプル用CDなども家にかなりあった。引っ越しを3度ほどするうちに厳選されていき、今持っているのは100枚くらい。

やはり売ってしまおうか。Apple musicを利用してはいるが、老後解約するかも知れない。やっぱり売るのはやめて、CDプレーヤーを買おうではないか。

そして、早速CDプレーヤーを取り付け、久々にCDを開けてみる。

おぉ~いい~。まず、紙のジャケットがいいね。買ったころの記憶がよみがえる。最初に買ったのは、渡辺美里さん。嬉しすぎて、しばらく枕元に置いて寝た。丁寧に扱ってほしいので、親友以外、誰にも貸さなかった。「ribbon」は私にとって、無敵アルバム。

ドリカムは、高校の帰り道、中古CDショップで見つけた。お小遣いはほとんど、CDに消えてたっけ。CDと、近くのパン屋さんでレモンクリームパイを買って、家でトースターでチンして食べながら聴いたおいしい記憶。

スピッツは、いつまでも色あせない。ちょっと息を抜いたようなゆるい歌い方も、かわいた声もいい。ときどき挟まれる、哲学的な歌詞にハッとする。聴くひとと、歌い手の距離の取り方が絶妙。

そして、ミニ写真集のような歌詞カード。アルバムの空気感が、そのまま閉じ込められている。紙のCDケースも、あったね。

MISIAの紙製CDケース。まるで天国みたいなパノラマ写真
昭和→平成の青春を彩ってくれた宝物たち

アラニス・モリセット、リサ・ローブ・、フィオナ・アップル、シェリル・クロウ、橘いずみ、マイケル・ジャクソン、小沢健二、このあたりはだいぶ聴いた。あと、椎名林檎も。椎名林檎さんは、名前をつけるとき、フィオナ・アップルを参考にしてないよね?どうでもいいか。

キッチンにセットすると、平成のカフェ風に

イケアで昔買った、マガジンラックにCDを差し込む。すると、CD屋さんみたいにジャケットが映えて、いい感じではないか。スイッチ、オン。くるくると回り出す。少し経って、音が流れる。圧縮された、少しこもった乾いた音。うん、いい空間になった。

小沢健二くんのCDなんて何万回聴いたことか。マイケルも。しかし、まだ飽きていない。すごいな。これからも、CDの精鋭たちよ、よろしくな!

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