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キティちゃん、キティちゃん、キティちゃん!

1番夢中になった時期は、初期のころ。こっくりした赤い色のリボン、平ぼったいフェイス、目が縦長バージョン。

小学校の入学祝いで伯母さんにもらった、キティちゃんの小物入れ。簡素で何もない私の机の上に置かれ、何時間でもながめた。今でも思い出すと、うっとり❤️

東京国立博物館で開催中の、キティちゃん展がアツイ。お客さんの熱量高めの写メ撮りから、興奮が伝染する。Hello Kitty展―わたしが変わるとキティも変わる―に行ってきた。

赤色を見ると、今でもキティちゃんがセットで浮かぶ

キティちゃんの、はっきりした甘い赤色。そして、ここが好きなのだが、口がない。あの無口な感じが話を聞いてくれそうでただ、癒される。(子ども向けアニメでは、高い声で喋っていたので驚く)

キティちゃんは時代の流れとともに、顔の形がやや丸みをおびる。そして、お目めの位置が若干真ん中よりになり、お鼻も金色になったりする。色もピンク色、黄色、紫色と七変化するが、かわいさは爆発してる。

人気の上昇とともに、企業とのコラボも増えていく。キティちゃんは、仕事を選ばない(ように見える)。俳優で例えると、斎藤工さん。どんな相手ともきっちり仕事をし、確実にモノにする。奇跡のような、魔法のような存在。

以前、書籍の編集をしていたころ、中高年向けの本×キティちゃんコラボと言う企画書を出したら通り、サンリオと交渉するところまで行った。しかし、パーセンテージ的に交渉が折り合わず、その本が出版される事はなかった。スーツのおじさんが、片手にキティちゃん表紙の本を持ち歩く姿を想像すると、やはりかわいい。惜しかったな、とちょっとすっぱい記憶。

キティちゃんは今日も、だれかのお家で、誰かを癒したり、お話相手をしたり、楽しい気分にしてくれたりしているのだ。ありがとう。キティちゃん!

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