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頑張る前提

私の夫は、子育てに関しては、協力的。
むしろ熱心だ。

お腹に授かったと分かった途端から、
胎教ミュージックを買ってきたり、
英語やらクラシックやら、悪阻で私が動けない時も
ひたすら寝ていても聴かせていた。

生まれてからも、母乳以外ほぼやった。
ベビーカーで仕事が終わり次第毎日散歩させていたし、
黄昏泣きの頃は、わたしは子どもと一緒に泣いていたのに、颯爽と抱っこして外に出掛けていた。

仕事に復帰して、突然の体調不良の時も、20年近く前はまだ珍しかった、小児科受診もお手のものだった。

もちろん、待ち時間が長かったとか、薬がこれじゃ飲めないとか、受診後に私に不満を口にすることはあったが、夜中も子が泣くと、一緒に起きて寝不足になっていた。だから、父親であるけれど、母としての役割も充分担っていた。

イクメンという言葉は、男性の子育てをもてはやしているようで、わたしは好きではない。
親だから二人とも平等な負担であればいいと私は思っていた。家事時間も対等にしたかった。でも、上手くいかなかった。そもそも、この子が幸せであってほしい♡ゴールは同じでも、手段は、方法は無限だったからだ。時間の長短だけではない。
子育ての悩みを母親だけの問題にするのは、もはや時代遅れかも知れない。でも、今まだ現に、悩んでいる大半は、女性だ。育児論を男性が熱く語ることを聞き、感動はするが、正直、私は共感できないことも多い。
実体験に基づく、リアリティさがあってこそ、私は心を打たれるのだ。

こんな素敵な会を見つけました。

さて、高校のオープンスクールと予定が重なった私。

どうしようかな。自分の心と向き合おう。

頑張れない私はダメですか?

なんで頑張らないと母として失格だと思い込んでいたのだろう。

もう少し、肩の力を抜いて、笑っていたい。

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