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最近の創作と自分

まず。
この記事は私の創作物のことについて語るものだ。
思うままに書いているため見苦しい文章もあると思う。


まず、なぜ私が創作物を作り始めたかの話をしよう。
さかのぼるのは僕が小学生のとき。ちょうど10才くらいの時に、東方projectの存在をしった。美しい弾幕やグラフィック、緻密に構成されたシナリオ、魅力的なキャラクターたち。それらに私は惚れた。
それから、Scratchという自分で制作したゲームを共有できるサイトを知り、二次創作ゲームを作るなどしていた。小説やイラストにも手を出した。とにかく興味のあることは何でもやってみよう。そうやって、僕は創作活動に少しずつ浸っていった。

そんな中で僕は、二次創作よりも一から自分で作品を作れば思い思いの創作活動ができるのではないかと。そう感じた。
それから、今制作中であるproject史縫の前身である午後26時の戦いprojectというものを作り始めた。
結局、このシリーズは数作制作しただけで終わってしまっのだが、このときに自分で一から物語を作ることに楽しさを覚えた。キャラクターの設定やデザイン、そしてテーマ曲。この時の経験が今に繋がっている気がする。

それからしばらくしてproject史縫を作り始めたのだが、このあたりからだんだん自分が変化していく。今までは「作ることの楽しさ」から創作活動をしていたのだが、だんだんと「認められることのうれしさ」から創作活動をするようになってしまった。簡単にいうと承認欲求、か。
だけれど、その意識のまま創作活動を続けているとどうしても、自分よりも評価されている、能力の高い人も見えてくる。SNSを利用していれば特に。
だから、「自分はなんでこんなに下手なんだろう」と劣等感を覚えたときもあった。気分が低迷したこともあった。

そこに追い打ちをかけたのが、「僕がASDである」ということだ。自殺未遂やリストカットを繰り返していた僕に心配になった母に連れていかれ、病院で検査をうけてそれを知った。今でもまだ、僕がASDであることを完全には受け入れていない。というか受け入れられない。普通じゃない。周りと違うというレッテルを貼り付けられたような。別に普通じゃなくてもいいと思いながらも、心の奥底ではそれを否定している自分が居る。

そのような抑うつ状態の時にproject史縫は制作を開始したため、project史縫はとても鬱要素が多い。自分のその時の状況が、創作物にも出ていると思う。(今でもそうだが)


ではなぜこの記事を書こうと思ったか。
それは最近、認められることのうれしさから創作活動をすることが特にひどくなっている気がしたからだ。
昔に比べまだマシになった方だが、今でも少し鬱気味な気がする。
寮生活は大変だし夜中まで自分の部屋に友達が居座るし同部屋の先輩は几帳面で僕のことを嫌ってるし……。
その不満をぶつける先が、創作を認めれもらう。という最悪な方向に繋がっているのだ。

正直、今のままでは自分も壊れるし自創作もゲテモノになる最悪な結果が見えているため、今からでもすこしずつ、直していこうと思う。

一つの戒めとして、ここに記事を残す。


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