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【アメリカ生活】SSNを申請したときにアメリカも父方の家に入るのがノーマルなんだなと感じたこと

アメリカで生活を始めて最初の難関はSocial Security Number (SSN)とよく言われますよね。

私もご多分に漏れずアメリカの運転免許を取得するために必要なので、書類を整理してSSN事務所に向かった時の話です。


SSN申請の必要事項

もはやうろ覚えなのであてになりませんw
間違っててもいけないので、なにも語らないことにします(ならなぜ項目を作った)


記憶が既にうろ覚えな中、はっきりと覚えていること

それは旧姓(結婚前の名字)を記入する欄があったこと。
しかも私の旧姓だけではなく、母の旧姓まで質問欄がありました。
こんな感じですね。


名字の変遷について問う(よくある回答)

  1. 私の現在の名字はなにか→高橋(仮)

  2. 私の結婚前の名字はなにか→佐藤(仮)

  3. 私の母の結婚前の名字はなにか→田中(仮)

女性の場合、一般的にはこうなることが多いですよね。
どっちの姓を名乗ってもいいけど、今もやっぱり夫の姓に合わせることがなんだかんだ日本ではスタンダード。

これってアメリカでも同じ現象が起こっていることに驚きました。
なんとなく私の中でアメリカってもっと自由なイメージがあったので、「夫の姓も、妻の姓も各夫婦が話し合って好きな方を選ぶのかな?だから、夫の姓:妻の姓=50:50くらいの割合で受け継がれていくものなのかな?」と勝手に考えていました。
日本ほど家父長的な考え方はなさそうだし。

しかし、私の場合はこういう回答になってしまうんですよね。


名字の変遷について問う(私の場合)

  1. 私の現在の名字→高橋(仮)

  2. 私の結婚前の名字→佐藤(仮)

  3. 私の母の結婚前の名字→佐藤(仮)

うちの父母は結婚するときに「母方の姓」を選択しているんですね。
まあいろいろあったらしいんですが、当時は結構珍しいことで、私は同年代の友人にも母方の姓を名乗っている人に会ったことがありません。

書類の確認をしてくれたスタッフさん(女性)にも、すごい訝しげな表情をされましたw
アメリカでも父方の姓を名乗るのが一般的であって、「なんでこの人(私)の家庭は、母方の姓を選択したのかしら?変ね~書き間違いかしら?」みたいな表情。

日本での直近の仕事、その前の仕事、そのときの上司の名前まで書かせてくるくせに一番時間を要したのはこのトピックでした。

日本と違ってアメリカはもっと柔軟なのかなと思っていましたが、この分野に置いてはそうじゃないみたい。もちろんアメリカも広いので、地域差もあると思いますが。

結局、「私の父の結婚前の名字→山野(仮)」を追加で聞かれて、SSNを無事に申請することができました。


アメリカでも父方の姓を名乗るのが一般的なんだなと感じた出来事でした。

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