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動物の扱い方について最近考えていること

お久しぶりです。あめです。

今回は最近考えてること、もやもやしていることを言語化していきたいと思います。

食肉の文化について。またかよ、って思われそうですけど最近は以前に書いた記事とはまた違う視点から食肉について考えています。

地球温暖化への影響はデータがありますし、環境への負荷になっていることは明らかと言えますが、動物の権利などの倫理的な問題は考えるのが本当に難しい。最近ずっと考えています。

前に「お肉を食べること」についての記事を書きました。そこでは主に健康や環境問題についてを中心に書いていたと思うのですが、最近は「生産される過程における倫理」の視点から考えています。

まず、私は「お肉を食べることは悪いこと」だとは全く思っていません。体質的に必要な人もいるだろうし食べるものは結局個人の自由だと思います。

私が疑問に思っているのはその生産の過程です。今日、多くのお肉の生産方法は私たちが想像する、牧場で育った動物たちを1匹ずつ屠殺していく方法とはかけ離れています。YouTubeなどで調べれば食肉の生産過程動画がいくらでも出てくると思うのですが、まず育て方が生命を扱っているとは思えません。(私はドキュメンタリーを見ました)

例えば鶏。胸肉を大きく生産するために”改良”され体重が異常に増えたために立つことすら辛く地面に体をついてしまう鶏たちがいます。

食肉ではありませんが卵の生産もそうです。卵の生産に使われないオスのひよこはシュレッダーで殺されるのです。(ドイツで2022年から禁止になりましたね!!<記事リンク>

そしてもう一つ。私たちはある意味動物の「死体」を食べていることを自覚しているでしょうか。決して大袈裟に言っているわけではありません。事実です。

私たちは命をいただいているのです。

しかしスーパーでパックされた肉を見てその動物が生きていた、とかどんな生活をしていたんだろう、とか考えることはありません。

もちろん私自身も最近までそんなことは考えたことがありませんでした。

でも、ペットは可愛がるのに、心配して具合が悪くなったら病院にまで連れていくのに、なぜ畜産動物は命が無いモノのように扱ってしまうのでしょう?

最近はそんな考えたら止まらなくなります。これらの動物たちの間に何の違いがあるんだろう。

生命をいただくのならそれなりの扱いをするべきです。

そして畜産農家の方を批判するつもりは全くありません。

農家の方がお肉を生産しているのは、消費者の需要があるからで、私たち消費者のために一生懸命生産してくれています。消費者の需要があるのは生活が豊かになったからです。どれも決して悪いことではないと思います。

でも私たちは既にやりすぎてしまった。

見ようとしてこなかった部分を見ようとすべきですし、動物には命があり、感情があり、痛みを感じるということに目を向けるべきです。

もう一度言いますが食肉それ自体が悪いと思っているわけではありません。

今一度、動物の扱い方を見直すべきだと思います。


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