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ACIDMANのsonet記念ライブセトリヤバすぎ事件簿〜壇上交流会って一体何⁉️〜


私の推しバンドであるACIDMANの30枚目の
記念すべきシングル、sonet が1月8日にリリースされ、そのリリースを記念したsonet発売記念ライブに行ってきてセトリに脳みそ溶かされた話をします。覚悟してください。



ACIDMANといえば昨年リリースした輝けるものが映画版ゴールデンカムイの主題歌という超大型タイアップで2024年はファンが大盛り上がりしたわけですが、さらに引き続き新曲sonetがドラマ版ゴールデンカムイの最終話のエンディングも決まり、これまたファンは大盛り上がりしました。

しかし大盛り上がりしたのはゴールデンカムイのタイアップだけではありません。
このsonet発売記念ライブのお知らせで我々は聞いたことのないワードを耳にします。



2025/1/11(土)“「sonet」発売記念ワンマンライブ&#壇上交流会”開催決定!


壇上交流会???????


生まれて初めて聞いた言葉"壇上交流会"

一体何かというと、

■「sonet」発売記念ワンマンライブ&壇上交流会
2025/1/11(土)Zepp Hanedaにて開催!
新曲「sonet」の初披露に加え、「sonet」CDをご購入された方全員を対象に、ライブ終了後、機材を残した壇上にてACIDMANメンバー3人が握手をさせていただきます。

ACIDMANとして初の試みのファン参加型イベント。
“メンバーと共にステージに上がる”という、なかなか体験できない特別な機会をぜひお楽しみ下さい!



いや分からん。
分かるけど分からん。
ライブ後のZepp Hanedaのステージに上がれる上にACIDMANの御三方と握手までできちゃうってこと???
しかも驚くことにCD購入者全員が対象???
抽選とかではなく???なんだそのイベント。分かるけど分からん。概要は理解したけど脳みそが追いつかない。
壇上交流会って本当に何?

混乱を見せる私


大木さん曰くこのイベントの趣旨としては、コロナ禍を経てファンの方たちとの距離が戻ったありがたさを感じるとともに、次いつまたああいう事態になるか分からないから今しかできない特別体験を提供したいということで、お客さんにもステージ上の景色を見てほしい、終演後機材も乗ったままの状態のステージも見てほしい、ついでに僕らと握手もできる、みたいな内容だった。
僕らの握手はついでと言う大木伸夫、あまりにも謙虚すぎる。


そんなわけでドキドキソワソワ初の試み、壇上交流会を1月11日に迎えました。

ちなみに私は去年の10月のTOKYO ISLANDぶりの ACIDMANでした。
約3ヶ月ぶりの ACIDMAN。

個人的な話ですが、去年の10月にステージⅢの大腸がんが見つかるというなんとも大厄に相応しいビックリトピックスがあり、診断ホヤホヤでこれから入院手術と抗がん剤治療が控えてる状況でのTOKYO ISLANDだったため「次にACIDMAN見れるのいつぐらいになるかな…😭」とあの時は不安の最中でしたが、意外と元気にお前は3ヶ月後遠征やれてます。良かったね!!!!!

とはいえ抗がん剤治療は指も動かせないほどに副作用が辛くしんどい時期があるため、主治医に相談して治療のタイミングを調整してもらい、ベストコンディションで行けるように体調を整えました!!
ハァハァ久しぶりのACIDMAN!!待っててね!!
ところで壇上交流会って本当に何????

3ヶ月ぶりの飛行機


前置きが長くなりましたがここからsonet発売記念ライブ及び壇上交流会のライブレポに突入します。
毎度のことながらライブレポとは名ばかりの私のお気持ち感想文なので、私だけに見せた幻、すなわち事実と異なる点があるかもしれませんご了承ください。その時は遠慮なく教えてください。


オープニング:sonet MV上映

客電が消えお馴染みの出囃子・最後の国が流れるかと思いきや、ステージのカーテンがスススーッと開きスクリーンが現れsonetのMVが上映。
MVに合わせて演奏するのか!?と思ったがACIDMANの3人は現れずMVのみの上映でした。


既に見たはずのsonetのMVでしたが、Zepp Hanedaの巨大スクリーンで見るとまた新たな発見がありますね。
例えばMVに出演されてるyuraさんの瞳に大木さんが映ってることとかこのタイミングで初めて気付きました。

よく見たら瞳に大木さんが映ってる


あとゴールデンカムイの主題歌ということでMV撮影のロケ地も北海道な訳ですが、海や湖の水面に蒸気霧が漂ってるな〜と改めて感じるなどしました。寒そう。
北海道の気候に疎い九州の人間ですが、朝日の雰囲気的にMVの撮影は4月くらいでしょうか?北海道は4月でも朝はまだまだ寒いよね…
ACIDMANのメンバーもだけど湖で踊るyuraさんはこれ相当寒い撮影だったんだろうな……それなのにこんなにも美しくしなやかな踊りを見せて……私は毎日こたつにいるというのに……などと寒さへの謎の感動をしてたらMV終了。どこに感動しとんねん。

MVが終わりここからどう始まるんだ!?とワクワクしてるとお馴染み最後の国が流れて来て、親の声より聞いた観客のハンドクラップでメンバーをお出迎え。
改めて言葉にするけど、このハンドクラップで会場の一体感が生まれた状態で始まるライブって、本当に良いよね……
ACIDMANさん!俺たちでフロアあっためときましたんで!みたいな一体感がある。

ところで今日の1曲目は何が来るか!?



1.造花が笑う


フゥ〜〜〜!!!😙😙😙😙


瞬間湯沸かし器のような爆発力を持つ造花が1曲目から来て一気に沸く会場。
朝ごはんといえば卵焼きとウインナー、
ACIDMANの1発目といえば造花が笑う、
これです。100パー盛り上がる。間違いない。

安定感抜群の造花が来て、今回のライブは馴染みの定番曲で固めてくる感じかな、とこの時は考えてましたが、お前はこの後予想外に次ぐ予想外のセトリで脳みそを壊されることになります。

造花が終わりそのままいっちゃんのアップテンポな繋ぎドラムが始まりサトマが手を上げて煽り、客はオイ!オイ!オイ!オイ!と拳を突き上げボルテージは上がる一方。
この「次の曲一体なんだろう!?」とワクワクソワソワする繋ぎの浦山一悟ドラムタイム、本当に大好きです。
小堺一機の"ごきげんよう"でサイコロを転がすあのBGMくらい何が来るかなというワクワクの高揚感がある。
なんだ次の曲は!!こんなアップテンポのリズム!!絶対ヤバい曲じゃん!!一体何が来るんだ!!何なんだ!!!!!!




♪ッジャジャジャ!ッジャジャジャ!ッジャジャジャ!ッジャジャジャ!

2.風、冴ゆる


?????????????


ウソでしょ??????


近年めっきりやらなくなってレア曲と化した風、冴ゆるが2曲目にやって来て混乱しました。ウソでしょ???予想外すぎるって!!!

風、冴ゆるで会場はさらなる盛り上がりを見せ、イントロで一気にドワーーーーーッッと押し合いへし合いの"圧"が来て前の方に押されました。
ACIDMANのライブで久しぶりにあのギュウギュウに押し出される圧を感じた……そりゃ風、冴ゆるが来たらみんな沸くよね……最高だぜ!!!!
あと大木さんもイントロで上手のステージ前方に煽りに来て私も沸きました。ギェ〜〜〜!!

サビに"Yeah〜!!"と叫ぶことで客が全員大盛り上がりの最高アゲアゲアッパーチューン"風、冴ゆる"、なんと8年ぶりのセトリ入りだったらしいです。久しぶり!元気にしてたか!?

ところで 風、冴ゆる ってめちゃくちゃ喉の負担大きそうじゃないですか?
2022年のThis is ACIDMANの投票曲枠で降る秋が見事1位を獲得してセトリ入りした際に、大木さんが「降る秋は歌うのが苦しいのでもう二度とやりたくない」といった冗談をおっしゃってましたが(冗談であれ)、降る秋くらい 風、冴ゆる も声を張り上げるので投票企画があったわけでもないのに大木さんが自らこの曲をセトリに入れたことが意外すぎて泣けた。
声を高らかに張り上げる大木伸夫のボーカルでしか得られない栄養ってあるんですよ大将……

そんなわけで風、冴ゆるでテンションアゲアゲ大混乱になりながらここで大木さんのご挨拶。

『明けましておめでとうございますACIDMANです!』
という「こんばんはACIDMANです!」と同じテンションでの大木さんの新年のご挨拶でちょっと笑ってしまった。
それに対し\あけおめー!/\ことよろー!/という観客の返事があちこちで飛んでおり、新年一発目のライブでしか聞けない挨拶だなと思ってホッコリした🎍

ここで大木さんから改めて壇上交流会の趣旨の説明。
前述のようにコロナ禍を経てライブに来てくれるお客さんに何か特別なことをお届けできないかと日々考えてた、そこでちょうどsonetリリースのタイミングもあったため、CD買ってくれた方との握手会を設けるという社長としての商売根性を出してみた…(ここで笑いが起きる)みたいな話だった。
すごく印象的だったのが『ステージって僕らにとってはサンクチュアリだけど、みなさんとだったらこの聖域を共有したい』みたいな言葉。
えーーんなんですかその言葉😭😭泣ける😭😭

そんな感じで壇上交流会の思いを話して次の曲へ。



3.River



?????????????


いや嘘でしょ???River???幻????
♪ジャッ ジャジャッ ジャッジャッジャジャッ
のイントロ来た瞬間周りでヤバい歓声とざわめきが起きてた。

風、冴ゆる同様こちらも最近めっきりライブでやらなくなったRiverが久しぶりのセトリ入りで、本当に興奮と混乱でした。
レア曲の次にレア曲やられると脳みそ壊れるのでこの辺で一回FREE STARとか挟んでもろていいです???
お前はRiverが来て喜んでるのかキレてるのかどっちなんだよという話ですが、キレながら喜びました。キレてますがRiverのこと本当に大好きなので、もう本当に幸せでした。

軽やかなリズムの合間に唸るベースと多幸感溢れるコードが心地良い名曲オブ名曲River、タイトル通り水面がキラキラ輝く春の小川のようなイメージで大好きな曲なんですが、ここでRiverの見どころが間奏の大木先生のピック咥え指弾き!

間奏前にジャワワ〜ンとアルペジオを効かせた後にパクッとピックを咥え、軽やかな指弾きを見せてくれるわけですが、あのピック咥え指弾き大木伸夫の色気に見るたびに倒れそうになってます。セクシーすぎる。
そして私が1番好きなのが、ピック咥え指弾きから「徒夢を彷徨って」に瞬間的に切り替えるあのスピード感。
間奏の指弾きを♪ジャーンと弾き終えてから口元のピックを素早く取って「徒夢を彷徨って」のボーカルを間髪入れずに歌えるあのスピード感、本当に神技すぎる。
ピック咥えの瞬間とピック戻りの瞬間はガンギマリに集中しながら大木さんのこと見つめてた。

Riverが収録された円盤っていくつかありますが、ピック咥えの凄さが1番分かりやすいのはgreen chordツアー武道館の映像です。
green chord武道館のDVD持ってる方あとでRiver見てください。大木さんがピック咥える瞬間の口元がアップで写っておりセクシー&神技で倒れます。ご注意ください。



さてRiverが終わった後は引き続きいっちゃんの繋ぎのドラム、通称"ごきげんようドラム"(テキトーに名付けすぎ)でスローテンポだけどノれるリズムへ。

これまたサトマに手拍子を煽られ、次は何の曲だ…?と考えながら体を揺らして手拍子してると
♪ッベベンッベベンと始まるサトマのスラップ。
えっ…?この曲ってもしや…?


4.Visitor


?????????????


オイ!!!!!!!Visitorまで呼んでくるのやめろ!!!!!!!!脳が壊れるて!!!!

Visitorは2021年リリースのアルバムINNOCENCE収録曲で、セトリ入りそのものは2年半ぶりのためめちゃくちゃレア曲というわけではないのですが、INNOCENCEツアー後まったくセトリ入りしてなかったため正直次にVisitorが聞けるライブはINNOCENCE再現ツアー(推定2068年)(約40年後)とファンの間で勝手に予想されてました。
が、このタイミングでまさかのセトリ入り。もうダメだ、今回のライブ、セトリが何も読めなさすぎる。1曲目の造花が笑うで油断しすぎた。
おかしい、そろそろALMAが来る頃のはずなのに。おかしすぎて笑いが止まらん。

あまりにも嬉しすぎるサプライズ続きのセトリでVisitorあたりからもう壇上交流会どころではなくなってきた。
もう大丈夫です、もう間に合ってます。もう十分すぎるほどの興奮味わいすぎてこの状態で壇上交流したら致死量の興奮で死ぬ。

極度の興奮で脳みそヘロヘロの状態でVisitorの次は\ファ〜〜〜/という宇宙の交信のような美しい同期音が。



5.白と黒


白と黒が始まる前の\ファ〜〜〜/というあの同期音、めちゃくちゃいいですよね……
そこからスッ…と入る「手を伸ばしても届かなかったんだ」のボーカル、あの静けさの中に響き渡るボーカル、たまらん。

あと白と黒の照明がすっごいカッコよかった!
メンバーそれぞれにピンスポが当たるような演出あった気がする。照明がとにかくクールでカッコよかった。

そして今回Visitorからの白と黒って流れだったけど、この2曲の流れ良かったですよね…
ACIDMANのこういうスローテンポだけど体揺らしながらノれるR&B要素のある曲が好きなんだという新たな気付きを得ました。
それこそVisitorもだし、あとユートピアとかも大好き。この流れでユートピアやられたら私が踊り出す。

しかしこの流れでユートピアをするはずもなく次の曲へ。


6.季節の灯


🥹🥹🥹🥹🥹🥹


優しいアコギの音色が響く季節の灯ですが、サウンドもだけど私はこの歌詞が大好き…

"いつの日か私も君も終わってゆくから
残された日の全て心を添えておこう"


この"心を添えておこう"という言葉選びがもう本当に本当に好き。"心を添えておこう"って言葉すごくないですか!?涙が出る。
残された日まで全力で生きようゼ!!ではなく、"心を添えておこう"という言葉の優しさ、改めてめちゃくちゃ沁みました……

ライブと話が脱線するんですが、季節の灯リリース当時、ACIDMANの歌詞に"私"及び"君"って言葉が出てくるのはまだレアだったと思うんですよ。
今でこそACIDMANの楽曲には大木さん自身の明確なメッセージが歌詞に現れてますが、季節の灯がリリースされるまでのACIDMANの歌詞って第三者目線で描かれる物語だったり抽象的な言葉が多いイメージで、あそこまで明確に"私"という存在が優しく寄り添ってくれる歌詞ってあの頃は新鮮ですごく感動した記憶があります。
※私はand worldをリアルタイムで楽しんだわけではないのですが、green chordが入口でそこから遡るようにアルバムを聞いていった当時の感想です。

あと間奏とアウトロのギターも本当に好きで、遠い遠い宇宙を漂ってる、そういう感覚になってたまらないんですよね。
大木さんがこんなにも宇宙人間だということは季節の灯を聞いた当時は知らなかったんですが、それでもあのサウンドだけで"宇宙"を感じられるから凄いなと今になって思います。

ところで季節の灯好きポイントばっかり語って肝心のライブはどうだったんだよという話ですが、ライブの記憶はほとんどないので「好きピ🫰🥹🫰」という感想しか残ってません。以上です。

季節の灯が終わり、大木さんがアコギからリッケンに持ち替えてシン……とした静寂ののち静かに始まるギター。
こ………この音は………!?!!




7.UNFOLD



! ? ! ! ? ? ? ! ! ! ! ? ? ? ! ? ? ? ? ! 






説明すると長くなるのですが、
私ってUNFOLDゾンビなんです。
2019年8月12日のROCK IN JAPANに魂を置いてきたゾンビなんです。

あの日のロッキンは茹だるような暑さの中でACIDMANがセトリ1発目にUNFOLDを披露したという伝説の夏フェスで、ギンギンに照らされる灼熱の西陽とは対極的な夏フェスとは思えぬほどの異様な静寂を湛えたあのACIDMANのステージの衝撃に脳みそを焼かれ、それから5年半ずっとあのUNFOLDの思い出に縋って生きるゾンビとなりました。俺をあの夏に還してくれ。

そんなUNFOLDですがあの伝説のロッキンぶりのセトリ入りをこの日果たし、この突然のUNFOLDで驚きのあまり私は「エ"ッッッッ」って喉から変な音が出て隣の方から心配の眼差しを向けられました。見知らぬ方、ご心配をありがとうございます。すみません、ちょっとゾンビの発作が出てしまって……

そんなUNFOLDゾンビ芸人である私が本当に気が狂ったという話でした。
マジで何なんですかこのライブ。もしかして俺たちが知らない間にアンソロ3開催されてました?

みんな大好きだと思うんですが、サビの
Before you say "Hello my name is over"
overを食い気味で歌う大木さん、めちゃくちゃ良いですよね。"over"の"オ"の入りで顎をクッと上げるように歌うその仕草、みんな好きでしょ。

あと"小さく開いた掌からまた光は溢れて"のところで大木さんが左手を前に伸ばしながら歌っててめちゃくちゃグッときました。しかも凄いのは左手掲げながらその間大木さんは右手でストロークをやめなかったところ。
歌いながら左手を掲げてて右手は開放弦の状態でギター弾いてるの情報量多くてすごかった。

ちなみに浦山一悟大先生のコーラス大好きっ子クラブこと私、UNFOLDのいっちゃんのコーラスもめちゃくちゃ好きなんですよ……
いっちゃんのコーラスって基本下ハモが多い中でUNFOLDはかなりのハイトーンの上ハモなんですが、あれ歌えるの凄くないですか???
あとアウトロのサトマのベースも改めて凄かった。いやもう何もかも凄かった。
あの伝説のロッキンぶりの、5年半ぶりの悲願のUNFOLDをありがとうございました…………………………………

UNFOLD聞けてもう本当に壇上交流会どころではないところに追い討ちをかけるように続いてスーーと青い照明が伸びて♪ピャロロピャロロ……という同期音が。
えっ、ちょ待てよ…………(キムタク)



8.水の夜に



勘弁してくれ


もう本当に勘弁してください。セトリがおかしすぎる。誰ですか我々に内緒でアンソロ3開催したの。
ピャロロピャロロ…という同期音からイントロの大木さんのリッケンの音色が静かに重なり合った瞬間「おおおっ…」と周りで小さなどよめきが起きたのを忘れられない。

ところでフォロワーのやまじゅんさんという、水の夜にを愛して愛してやまない方がいらっしゃって、イントロが来た瞬間「やまじゅんさん!!!!!!」となりました。
あの瞬間アシクラ脳内Xのトレンド1位は間違いなく"やまじゅんさん"だったと思う。
やまじゅんさんおめでとうございます!🥹

いやでも水の夜にって本当に良い曲ですよね…
究極の愛を歌った歌だなって思います。
歌詞も素敵だけど、優しくディレイが響くリッケンの音色が"水"そのものなんですよね。
母親の胎内にいるような、存在しないはずの記憶が呼び起こされるそんな曲。
そんな水の中を揺蕩うようなAメロから一気に疾走感が増すサビも本当にたまらん。

ちなみに今回の水の夜にのサビ、大木さんが「♪水の夜に〜」でいっちゃんが「♪close your eyes〜」のパートを歌ってたんですが、水の夜に有識者のやまじゅんさん曰く、このパターンは恐らく今回が初らしい!!えっそうなの!?

しまった…………何気なく聞いてたけどめちゃくちゃもったいないことした…………水の夜になんてそんなしょっちゅう聞けるものではないのに………もっと味わうべきだった………
浦山一悟コーラス大好きっ子クラブのクセにこの水の夜にサビパートをこれまでとは逆であるということを把握せずに普通に見てしまった……切腹します。


水の夜にが終わって一旦MC。
この2曲(水の夜にとUNFOLD)は久しぶりにやったけど、タイトル分からない人もいたよねみたいなトークに。
「水の夜にはサビで♪水の夜に〜って歌ってるからまだ分かりやすいけど、その前の曲(UNFOLD)は思い出せない人もいたかな〜」みたいなくだりで\UNFOLDーー!!!/と観客から正解(?)が飛び出し、大木さんも「おっ!UNFOLD!ワンポイント!(??)」とポイント与えてた。えっ、私もゾンビの断末魔叫んでいいですか?

あと大木さんが「UNFOLDもライブでやるのいつぶりだっけ?7年ぶり?」みたいなこと話してて、「5年半ぶりです!2019年8月12日のロッキンぶりです!」ってUNFOLDゾンビが叫びそうになりましたが、さすがにキモすぎるのでやめました。

この後壇上交流会も控えているため今回のライブ時間は短め。「残りあと3曲です」と言われ、
観客たちが\え〜〜??/と漏らすと、大木さんから「まぁまぁ、UNFOLD、UNFOLD」(落ち着け落ち着け みたいなニュアンス)というUNFOLD謎構文が生まれてて草だった。


そんなわけで残り3曲。
ここでMCの延長線上で世界が終わる夜のコードのギターの弾きながら生命についてのMC。
会場は一気に真面目な雰囲気に変わり、大木さんもいずれ終わる命について語ってたんですが、「宗教ぽいってよく言われるけど宗教と思われても構わない。だってお札作ったし。」と自らお札イジりして\ドッ/と沸く会場。今から世界が終わる夜が来るっていうのにこのタイミングで笑わしにかかるの面白すぎた😂😂

※お札とは:今回のsonet発売記念ライブで新たに出たグッズ、"武道館成就祈願御札"
ちなみに全色ソールドアウトしてました。

いよいよ宗教みが増してきたグッズ




9.世界が終わる夜


そんなお札でひと笑い起こしながらも始まった世界が終わる夜。

ここで大変失礼ですが、私は世界が終わる夜がめっちゃ好きかと言われたら、これといってというか、普通なんですよね。(めちゃくちゃ好きな方がご覧になられてたら本当にすみません)
ライブでも高頻度で聞けることもありいつもは馴染みの曲の一つとして実家ぐらいリラックスして聞いてるんですが、3ヶ月ぶりに聞く世界が終わる夜は自身の心境の変化もありちょっと特別でした。

これはガチ実家から見えた星空


この3ヶ月間でがんが見つかって入院して手術して抗がん剤治療が始まるという目まぐるしい3ヶ月で、手術は無事に終わったけどリンパ節の転移があった以上どうしても今後の再発や転移の不安がよぎるそんな日々。
INNOCENCE再現ツアー(推定2068年)(約40年後)も行く気マンマンなので軽くあと50年くらい生きるつもりではあるのですが、術後の病理診断が出るまでの間はいろんな不安のピークでしたね…
病理診断が出て状況の全てが分かってから精神的には落ち着きましたが、不安な夜はたくさんたくさんACIDMANを聞いて越えてきました。
そんな不安を乗り越えた後にライブで聞く世界が終わる夜、沁み沁みに沁みましたわけです。おでんの大根ぐらい沁みた🍢


以前大木さんが世界が終わる夜について

"ひょっとしたら10代や20代の若い子たちの中には、この曲を聴いて物足りないと思う人もいるかもしれない。ただ、歳を取ったときにきっとこの曲に目覚める瞬間があると思う。"

ACIDMAN「有と無」インタビュー - 音楽ナタリー


とインタビューで語っていたことがあり、あぁこういうことなのかと思ったそんな夜でした。
自身の経験や境遇の変化でグッと楽曲の味わい深さが増す、これだからACIDMANはやめられないんだよなぁ。


あと世界が終わる夜のアウトロっていつもあんなに熱かったですっけ?私だけに見せた幻かもしれませんが、いつもに増して轟音アウトロが胸に響きました。

世界が終わる夜 が終わり、あと2曲。
あと2曲っていったら、もうアレとアレしかないっしょ!!!


10.輝けるもの


「たった一度の人生、夢や希望が無くたって良い!!輝いてください!!!」

みたいな感じの口上で始まった輝けるもの、一気に会場のボルテージはMAXに!!!!!
この「夢や希望が無くたって良い」って言葉の誰1人置いて行かない感、めちゃくちゃ良いですよね……
俺たち、夢とか希望とか大それたものが無くたって、輝いてええんやで……

2024年は輝けるものに本当に本当にお世話になりました😭😭こんなにカッコ良い曲がたくさん聞けて、本当にゴールデンカムイには足向けて寝れません!!
ずっとずっと大好きなので末永く輝けるものはセトリ入りしてくださいホンマお願いします!!!てかもはやライブレポでもなんでも無くなってきたな!!!なんの話やこれ!!!

11.sonet


本日初披露の新曲sonetが満を持してセトリ登板!ずっとずっと待ってたよこの時を!!😭😭

イントロが始まるとまたしてもカーテンがスススーッと開いて、そこには四家卯大ストリングスのみなさんが!!オワーー!なんたるサプライズ!!

ACIDMANのストリングス隊でお馴染み四家卯大ストリングスのサプライズ出演で私は沸きに沸いて、ここで懺悔するとせっかくのsonet初披露なのにACIDMANよりも四家卯大ストリングスのみなさんに釘付けになってしまってACIDMAN全然見れてない😂😂
でもヴァイオリンの美しい主旋律を生で味わえて大変満足です…

というわけで四家卯大ストリングスに釘付けになって終わったため何も気の利いたコメントが出来ませんでしたが、初sonet楽しみました!
優しく壮大なロックバラード、たくさんライブで聞いてたくさん思い出作っていきたいね。


そしてライブが終わりついに壇上交流会へ…!

壇上交流会が控えているためアンコール無し11曲というワンマンにしては短いライブ時間でしたが、セトリがサプライズすぎて満足度高すぎて気が狂いました。もう大丈夫です、壇上交流会間に合ってます。
ところで壇上交流会って本当に何????

前方の人たちからスタッフさんより案内があり、1列になって上手から下手へ流れるように3人と握手してステージから捌けていくという流れ。
大木さんから「たくさんの方がいるから一人一人と会話はできないけど許してね」的なアナウンスも事前にあったため、みなさん協力的で止まることなくジャンジャンジャンジャン流れるように列が進んでいき、開始15分ほどでもうステージに上がれることに。ハァハァちょっと待ってください…………

〜そしていよいよ壇上へ〜


ステージに上がって手指消毒をし、
いっちゃん・大木先生・サトマ
という順番で握手へ。

🤝いっちゃんと握手
自分の順番が来るぞ…!となった時いっちゃんと目が合いニコッ😊と微笑んでくれて、その笑顔にウッ😭😭😭😭😭😭😭と感極まって気の利いたこと何も言えずに握手だけして終了。「ありがとうございました」だけかろうじて絞り出した気がする。(定かではない)

マジでいっちゃんのあの私に向けられたであろうニッコリした笑顔を思い出しただけで泣きそうになる。いっちゃんの顔って故郷くらい安心感あるって定期的に言ってるんですが、あの距離で全てを包み込むような愛嬌に溢れる笑顔を向けられると涙が出てしまう。好きだ、浦山一悟。


🤝大木さんと握手
いっちゃんと握手して秒で次に大木さんと握手する番になったわけですが、私は女優なので舞台で泣いてる場合ではない。(?)
私にはやらねばならないことがある。
「UNFOLD聞けて最高でした!!」
これです。私はこれを大木さんに伝えるためだけにこのステージに上がったと言っても過言ではない。

Zepp Hanedaの大多数の客が参加する壇上交流会、低く見積もっても2000人はいるわけで、我々に与えられた時間は一瞬。コンマ数秒。
その一瞬で何を伝えようか考えたわけですが、UNFOLDがセトリ入りした瞬間からUNFOLDが聞けて嬉しかった旨を伝えようと決めてました。
そして無事大木さんにUNFOLD最高でしたと伝えれてミッションコンプリート。
大木さんからは「ありがとう!」とお返事いただき握手して終了。
「ありがとう」とお返事いただいたということは、すなわちThis isツアーでのセトリが確約されたと言っても過言ではないですね。(曲解)
いやでもUNFOLDも普通にシングルなので、This isツアーでセトリ入りあるって信じてます。楽しみです。楽しみですねぇ。楽しみだなぁ。

🤝サトマと握手
サトマには元気に「ありがとうございました!」と伝えれて、サトマもニッコリ😊と笑顔を返してくれて握手。
かわいい、佐藤さんニコニコでかわいかった。かわいい。癒された彡・∀・)

そんなわけで私の壇上交流会終了。
私が記憶を改竄してなければACIDMANの3人と握手したことになるのだが、未だににわかには信じ難い。ところで壇上交流会って本当に何????


ちなみに今だから言える壇上交流会の懸念点を挙げると
①一体何時に終わるのか?
2000人以上の人が参加したであろう壇上交流会。私は幸い整番も良く比較的前の方にいたため15分ほどで順番が回ってきましたが、2階席の方たちは一体何時になるんだろう…と心配してました。
というかそもそも参加人数不明の状態が1番の懸念点でした。ライブ当日にCD購入者が入場時に整理券をもらうというシステムのため、極端な話客が全員CD5枚買ってて全員5回参加する可能性もあるし、はたまた誰も参加しない可能性もある。当日の入場時まで参加人数が分からないという人数の読めなさが所要時間の不安としてめちゃくちゃ大きかったです。
まぁ2000人くらいの参加と見込んで、最低でも2時間くらいはかかるのでは?と思ってましたが、フォロワーさん情報によると1順目は1時間半ほどで終了したとのことでした。えっ意外と早かった…!!
(CD複数枚購入の方の2順目以降は再度並び直しとなるためトータルの所要時間は分からないのですが、1順目の全ての方が終わったのがおよそ1時間半くらいだったらしいです。)

ちなみに壇上交流会の間、Λツアー武道館の映像を上映をしてくれるという神配慮によりめちゃくちゃ会場が沸きました。逆に彩後編見るまで居残りたかったまである。

②めちゃくちゃ時間取るファンも出てくる可能性あるよね…?
「一人一人と会話はできない」という大木さんのアナウンスこそあれど、ファンのモラルに全てを委ねられた今回のイベント。時間がかかりすぎるとアイドル現場のような"剥がし"のスタッフがちゃんといてくれるのかなと考えてましたが、アシクラの民度ナメてました。
めちゃくちゃスムーズでした。
あくまで私が終えるまでの15分間の話ではありますが本当にジャンジャン流れていき、ステージ見てる限りでもスムーズかつ和やかな雰囲気で非常に平和でした。
たまに大木さんがマイクで状況を喋ってくれて、「みんなアルコール消毒してるから俺もみんなも手がビショビショだね」みたいなこと言ってた。かわいい。

自分が終わった後のステージの状況は分からないのですが、どのフォロワーさんからも不穏な話は一切上がらずみなさんハートフルなお話しか聞かなかったため、恐らく概ね平和に終わったものだと思われます。
大きな規制もない中でこれだけスムーズに2000人越えの握手会ができるって、アシクラの民度世界に誇れる。

嬉しい誤算なんですが、もう本当に、悪い話を一切聞かなかった。
数千人規模のファン交流イベントなんて初の試みだから大なり小なりトラブルやプチ不満があっても仕方ないかなくらい思ってたんですよ、始まる前までは。
概ね楽しかったけど良くなかった点とか改善してほしい点みたいな話出てくるかなと思ってたけど、マジで私の知る限りでは見受けられなかった。
もう愛に溢れる感想しか目にしなかった。
スタッフのみなさんも本当にありがとうございました。

ちなみにこれまたフォロワーさん情報によると、途中で大木さんが感極まって涙流しながらの壇上交流会だったとのことです。
えーーーーーんなんだそれ!!!😭😭😭😭😭
握手会でファンが泣くことあってもアーティスト本人が泣くことってないでしょ!!!😭
我々はACIDMANにもらってばかりですが、ファンとアーティストの交流によってACIDMANの3人に何か少しでもパワーを与えることができたのなら、ファンとしてこれほど嬉しいことはないと思うのです………

謎に包まれた壇上交流会でしたが、ACIDMANとファンの関係性がこれほどまでに尊いということが可視化できて非常に有意義なイベントだったなと思いました。
始まる直前までソワソワと疑問に包まれてましたが、蓋を開けたら愛しかなかったです。

こんな脳みそ破壊される狂ったセトリの後にたくさんの愛に触れて心が温まるという、サウナもビックリの"整い"が体験できたsonet発売記念ライブ&壇上交流会、本当に来れて良かったよ…(ホロリ)

ちなみにだいたいライブの後はフォロワーたちと打ち上げに行くのが慣例なのですが、抗がん剤治療による骨髄抑制のため今インフルエンザとか絶対にかかれへんということで、泣く泣く打ち上げを自粛し1人でご飯を食べながら誰とも語れない思いを吐き出すためにこのnoteを書き始めるに至りました。

↑ライブ後一人寂しく飯を食べる私

でも久しぶりにACIDMANのライブで英気を養えたので、残りの抗がん剤治療も引き続き頑張りマンモス🦣
このライブの3日後に次の抗がん剤治療があったのですが、UNFOLD聞いてACIDMANと握手した体なので副作用が前回よりラクでした。ACIDMANって多分健康に良いです!!!!


えっ?自分もACIDMANで健康になりたいって?
そんな方に朗報なんですが、

ACIDMAN LIVE TOUR
"This is ACIDMAN 2025"

3月20日のZepp Nagoyaを皮切りに全国10公演のツアー、また10月26日のファイルでは7年ぶり7度目の日本武道館の公演もあります。
チケットは現在イープラスで絶賛発売中なので、よろしくお願いします!!(宣伝)

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