【ポケモンSV 育成論】ヨルノズクについてちょっとだけ考えてみる。
前書き
DLC、碧の仮面をプレイしていて突如現れた色違いのホーホー。鳥ポケモンは好きなのでもちろん捕まえた。ビジュアルも申し分ない!
「ネジ」と名付けたヨルノズクをどうにかして対戦環境で遊ばせてあげたいと思い考察してみることにしました。
ガチガチの考察ではないので気長に読んでください。
気になる能力は…
種族値
突出して高いのはHPと特防で耐久力としてはそれなり。
同じ鳥ポケモンで、物理受けとして評判が良いアーマーガア
(H98-A87-B105-C53-D85-S67 計495)と比較すると若干の見劣りこそするが、特殊受け版のアーマーガアに近いような気がしないでもない。
タイプ
タイプはノーマル・ひこうの複合タイプ。技にしろ見た目にしろエスパーが入っていても全くおかしくないのでよく勘違いされていそう…
ノーマル・ひこうタイプは個人的には結構優秀だと思う。
無効タイプがゴースト・じめんと、ハバタクカミやガチグマなど使い手に強力なポケモンが多い2タイプを無効にできるのがデカい。半減タイプも少ないがほとんどのタイプを等倍で受けられるのもまぁ悪く無い…?
技
攻撃技は「エアスラッシュ」「ぼうふう」「ハイパーボイス」「ムーンフォース」「アシストパワー」「サイコキネシス」「サイコノイズ」「ねっぷう」「シャドーボール」などの高水準で優秀な技が多い。
変化技は「はねやすめ」「さいみんじゅつ」などシンプルで強力な技から、「こうそくいどう」「わるだくみ」「どわすれ」「めいそう」などの積み技。さらには「スキルスワップ」「ふきとばし」「フェザーダンス」「くろいきり」「じこあんじ」などの搦め手も覚える。
種族値がもっと高かったら型もたくさん考察されておもしろいポケモンになっていそう…
育成した
仮想敵
ヨルノズクの長所であるHPと特防を活かすために、仮想敵に設定したのはガチグマ(アカツキ)。
努力値・特性
H177(12)-A63-B71(4)-C138(252)-D148(148)-S102(92)
HPはたべのこしの回復量が奇数を維持して最大になる16n+1調整。
火力は足りないのでぶっぱ。
耐久は特防面で調整。(後述)
素早さは無振り81族(ギャラドスやチヲハウハネ)を抜けるよう調整。こうそくいどうを積むと最速130族も+4で抜ける。
特性は「ふみん」にした。積み技を使うのであくびやキノコのほうしに対しても強く出れるのが良い。技にスキルスワップを選択すれば、ねむる持ちにも強く出られる。
被ダメージ計算
ひかえめHC特化ノーマルテラスガチグマ(あかつき)@シルクのスカーフ
と対面した時でダメージ計算をした。
初手でドわすれを積むことで、たべのこし込みで最大ダメージが95。
続くハイパーボイスのダメージが最大57。
ダメ押しのしんくうはのダメージが最大16。
しんくうはのダメージが16なので3発撃ち込まれても168のダメージで回復せずとも耐え切れる。(多分)
最初のブラッドムーンの後にはねやすめをし、もう一度ドわすれを押せば次のブラッドムーンが61ダメージに抑えられる。
攻撃面
攻撃面は上記ガチグマと殴り合う際、威力140のアシストパワーでも確定3発…タイプ不一致とはいえかなしすぎる。
まとめ
技選択
とりあえず机上論で技を選んだのでまだまだ改良の余地はありそう。アシストパワーが思ったより心許ないことが判明。
確定技は「ドわすれ/めいそう」「はねやすめ」
選択肢としては「エアスラッシュ」「ぼうふう」があると火力は出しやすくなるが、半減されるタイプも少なく無いので特性を「いろめがね」に変更しても良いかもしれないが、あくびには弱くなってしまう。ドわすれさえ積んでしまえば眼鏡ハバタクカミにも渡り合えるので交代で出てくる物理アタッカーに刺せる「フェザーダンス」をいれてもおもしろそう。
結論
技スペが足りない!!!けどおもしろいポケモンに仕上がるポテンシャルは感じました。もう少し技を練って対戦してみようと思います。
──追記──
少しだけ対戦してみた。
技構成は、エアスラ・めいそう・フェザーダンス・はねやすめ。鋼テラスタルで挑戦。
特殊相手に瞑想を積み、交代先の物理アタッカーにフェザーダンスやエアスラッシュを決めることができると勝てた。3タテの試合も1回だけあり、ふみんが刺さった試合もあった。微妙に素早さが足りないことが多いため、物理相手には割り切ってこうそくいどうに変えたほうが良いかもしれない。