ユリノハナ
あなたを花に例えるならばそれは『ユリ』です。
環境次第で綺麗に咲くことも、枯れてしまう事にもなりえる花。つまり環境の影響を受けやすい気質だという事を意味する。
私が自分自身に興味を持ち、なぞ解きを始めるようになったのは、子育てと仕事の両立に加え、ありとあらゆる壁がこれでもかと目の前に立ちはだかった時。人生の約半分も勤めていた仕事が
40代に突入したとたん急にやる気が無くなり、
あっさりキャリアを手放したことがきっかけだった。
その年の私は、仕事でも家庭でも色々な事が重った
途中下車NGのジェットコースターに乗りながら、
次から次へと迫り来る障害物に突進し、
朦朧とした意識の中、当たり進んでいる状態であった。
左右も後退も不可、ただただ強制的に進むジェットコースター。
コース変更は無理。
速度も落とせない。
さぁどうする?
となった時、自ら飛び降りたのだ
飛び降りてみて気がついたのは、
案外チープなジェットコースターで
外側から見ると対して速度も出ていないような
拍子抜けするものであった。
今までの長きにわたったゾンビ期間
(育休空けからの10年ほど記憶がなかった)
取り戻すべく、家庭の基盤を再構築し、家族が自分が住みやすいように手をかけなおし、新築してから何年も止まっていたTODOを動き出させた。
そして子供たちの関係についても見直す良い機会だととにかく必死だった。
それがなにより一番幸せな事だと思っていた。
だがそうではなかった‥‥
長きにわたるゾンビ期間のおかげで、
人間らしい子育ての仕方がわからなくなってしまったのである。
もちろん子供たちと過ごす時間が格段に増えたし
今までできなかった事や休日に出かけたり、ワンオペながらも楽しんでいた。
しかしある時小学生の長男の言動がとにかく
無性に目につき、衝突を繰り返すようになった。
初めはこれが思春期というものなのかと思っていたが、
毎日毎日何度も何度も同じことを注意されなければ、やらない
はたまたできないのか?
些細なことなのだが、いやいやなんだか違うぞ?
これはおかしい?と気にするようになり。
色々調べていくうちに行きついたのが
Highlysensitivechild
ハイリーセンシティブチャイルド
『HSC』
繊細過ぎる子供
を知るきっかけとなったのだ。