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【ひとり旅】金沢旅行記

1月に、1泊2日で金沢へ行ってきました。
金沢は以前から行ってみたい場所だったので、今回ついに念願が叶って訪れることができました。冬の北陸はグルメが魅力と聞いていたことに加え、冬の兼六園を写真に収めたいという思いもあり、早い段階から1月の旅行を計画し、楽しみにしていました。
行きの新幹線の中で雪化粧した立山連峰を見たときは、美しさに感動しました。

観光

金沢では、兼六園、金沢21世紀美術館、ひがし茶屋街などを観光しました。さすが、人気の観光地だけあってどこも激混みでしたが、兼六園は本当に美しくて、写真を撮っていてとても楽しかったです。

兼六園

少し雪が残る兼六園

日本三名園のひとつとして名を馳せる、金沢と言えば、兼六園です。
兼六園や街中で見かけた木々に施された『雪吊り』は冬の風物詩で、冬の間~3月頃まで見られるそうです。雪とは縁遠い関東住まいの人間なので、雪吊りの景色に風情を感じました。

兼六園では、初めてカワセミを見ることができました。
『水辺の宝石』と称されるだけあり、その美しさに思わず目を奪われました。カワセミと目が合った瞬間、私が驚いたせいか、カワセミもびっくりしてしまったようで、すぐ飛び去ってしまいました。とても繊細な鳥のようなので、びっくりさせてしまって、ちょっとかわいそうなことをしてしまいました。。

21世紀美術館

兼六園から徒歩すぐのところにありますが、かなり激混みでした。。
有名なプールの中に入るには事前予約が必要のようです。
(私は下調べせず行ったため予約が必要なのを知らず、プールを上から見るのみでした)
美術館の窓口でも予約可能のようですが、激混み時に並ぶことを避けるために、ネットから予約しておくとスムーズです。

ひがし茶屋街

浅野川大橋より 良いお天気でした

ひがし茶屋街もかなり人で賑わっていました。
古くからの建物、家屋が立ち並ぶ様子は美しく、落ち着いた雰囲気で、狭い小路を歩いている時に、とてもノスタルジックな気持ちになりました。
和の文化が感じられる素敵な場所でした。

グルメ

グルメは、海鮮、おでん、日本酒などを堪能しました。

お寿司@あかめ寿司

香箱かに@あかめ寿司さん 九谷焼の器も素敵

金沢に到着してすぐのランチは、予約していたあかめ寿司さんへ。
1月前半だったのですが、11・12月までしか食べられないと聞いていた「香箱かに」がメニューにあり、思わず飛びついてしまいました。
とても美味しかったです。日本酒を合わせたくなりましたが、ランチ後に観光で歩き回る予定だったので、断念しました。。お寿司も美味しかったので、再訪の機会があったら夜にお寿司とお酒をいただくのも楽しそうだなと思いました。

日本酒バル  金澤酒趣 しゅしゅ

マスターにおすすめしていただいたお酒たち

夜は、兼六園近くの日本酒バル 金澤酒趣(かなざわしゅしゅ)さんで美味しい日本酒をいただきました。
昼間、ふらっとお店の前を通りかかった時に、「ここは絶対に美味しいお店だ!!」と私の第六感が働き(ただの食いしん坊…)、開店前に予約の電話を入れました。
実は、ひとり旅でひとり飲みをするのは初めてだったのですが、美味しいお店に行きたい気持ちがどうしても抑えられず…金沢でひとり飲みデビューしました。

カウンター16席のお店で、女性客ひとりでも訪れやすい優しくおしゃれな雰囲気のお店でした。
日本酒100種からの飲み比べセットがあり、旨みの強めなものをと、マスターのおすすめでいろいろ出していただきました。マスターは穏やかで親切な方でした。ネットの情報からは、日本酒ソムリエの凄い人とのことで…おすすめしていただいたお酒がどれも美味しすぎて、感無量でした。
中でも、写真左側の「手取川」というお酒が気に入り、お土産に買って帰りました。
日本酒と合わせていただいたポテトサラダ(マヨネーズの代わりに塩麹で味付けした、と書かれていました)、しめ鯖、おでんもまた絶品で、忘れられない夜になりました。

人気のお店で、飲んでいる間にも予約問い合わせの電話が何度もかかってきていました。

ひがし茶屋街 サロン・ド・テ・懐華樓 かいかろう

懐華樓名物 くずきり

ひがし茶屋街では、サロンド・テ・懐華樓で美味しいくずきりをいただきました。お店の中はお座敷で、囲炉裏の前の席などもあって、寛げる和の空間でした。

買い物・お土産(伝統工芸品・名産品)

現地のお土産、お買い物も旅の醍醐味として満喫してきました。
私は食器が大好きなのですが、石川県には有名な焼き物も漆器もある…!!
文化の発展が素晴らしいなと感じました。

九谷焼

画像:青郊オンライン様からお借りしました

近江町市場の近くにある、うつわ かきいろさんで九谷焼(青郊窯)の豆皿を買いました。かわいい絵柄が多くて、あれこれ迷っている時間も楽しかったです。
私は食器が好きなのですが、デザインがシンプルなものばかり集めており、それに対して九谷焼は絵柄が華やかなものが多いので、見るだけになるかな…と思っていました。
ですが、実物を見たら、器の硬さや質感、絵柄の美しさ・立体感が想像以上に良くて、気に入って、いくつか購入して帰ってきました。
こういった出会いがあるのも旅の面白さだなと思いました。
青郊窯のオンラインショップもあるので、れんげを買いたいな…と思っています。

山中塗 やまなかぬり

以前から「これだ!」と思えるお椀に出会いたいと考えていて、実は今回の金沢旅行で一番楽しみにしていたのが、漆器の雑貨屋さん巡りでした。
お茶碗などの陶器はデザインのバリエーションが豊富で、好みのものに出会いやすいのですが、お椀はなかなか理想のものが見つからず…。だからこそ、漆器で有名な石川県ならきっと巡り合えるはず!と期待していました。そして、niguramuさんのお店で、ついに山中塗の綺麗なお椀に出会うことができました。
niguramuさんは食器のセレクトショップで、扱っているものひとつひとつがセンスの良いものばかりで…ひとりで大興奮しながらお店の中を隈なく見させていただきました。(食器のページはこちらです)
お椀を2つ購入し、お店のオーナーの方とお話ししたら、1週間前は吹雪いて寒かったけれど、ここ数日は天気も良く暖かくて珍しいんです、とおっしゃっていました。

輪島塗 わじまぬり

ひがし茶屋街にある今日香さんで、輪島塗のお箸を買いました。
お箸も、旅に出る度に、シンプルなデザインの美しいものを探していましたが、これまではなかなか良いものが見つかりませんでした。
そして、こちらもついに、理想的なお箸がたくさんあるお店に出会うことができました。。金沢って凄い。。。

その他、名産品(食品など)

近江町市場で日本酒「手取川」と、駅のお土産屋さんで、加賀棒茶、大野醤油、能登牛やのどぐろの時雨煮、蟹そぼろの瓶詰を買いました。
加賀棒茶は香りがとても良くて、今後ほうじ茶が飲みたい時は加賀棒茶を探そうと思いました。
手取川はとても美味しくて、お気に入りの日本酒に出会うことができて本当に良かったです。

能登の震災の影響が心配なので、現地では楽しかった旅のお礼に、僅かながら復興支援の募金もして参りました。

長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。

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