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変わっていくものと変わらないもの。*相鉄都心直通記念ムービー
こんばんは。あるいはこんにちは。(某漫画の影響)
きいろ。です。
今回は、ライブレポではなく、
とあるムービーに感動したので、衝動的に筆を取った次第です。
それが何なのかというと、
相鉄都心直通記念ムービー「100 YEARS TRAIN」
— sakanaction (@sakanaction) November 28, 2019
「ネイティブダンサー」と「ばらの花」(くるり)とのマッシュアップ曲が使用されています。
プロジェクトWEBからムービーをご覧いただけます。https://t.co/UwYKprh7a4
サカナクション「ネイティブダンサー」×くるり「ばらの花」のマッシュアップ。
サカナクション公式からの告知で知りました。
まず、サカナクションとくるり、という並びだけでワクワク……!
そして、「ネイティブダンサー」と「ばらの花」という選曲を知り、期待値がぐんっと高上がり。
マッシュアップという意味をよくわかっていないまま、動画を再生。
ネイティブダンサーの前奏のピアノが鳴り、重なるようにばらの花のキーボード。
そしてばらの花の歌入り。
見事なまでの親和性。ぞくっとするほどに。
曲同士のマッシュアップが素晴らしいのもあるのですが、
ボーカルのyui、ミゾベリョウが、更にいい味を出してますよね…
そういえば、「ばらの花」は、サカナクションの山口一郎さんのラジオNFRadioでくるり特集の時に紹介してましたね。
キーボードとギターは同じリフを弾いていて、ベースが入ることでコード進行のわかる曲だと言っていたのを聞き、改めて聞き直すと、本当にその通りで、驚いたことを覚えています。
今回のマッシュアップも、それが活きた証拠のように感じました。
もともとどちらも大好きな曲なのですが、
その二曲が合わさることで、こんな素晴らしい化学反応が起こるだなんて……
この企画、選曲、配役を考えた方は一体誰なのだろうか……
こんな面白くて素晴らしい企画を考えるなんて、天才すぎますね…
サカナクション、くるり、yui(FLOWER FLOWER)、ミゾベリョウ(odol)、二階堂ふみ、染谷将太、編曲者や監督も含めると、この”作品”の演者は多数います。そして相鉄線。
何が言いたいかっていうと、
この映像作品が世にでることで、
サカナクションだけを知っていた人、
くるりだけを知っていた人が、
ボーカルのyuiやミゾベリョウさんを調べて曲を聞いてみよう、
という流れになることが想定できますよね。
実際、私が上記の人間です。
失礼ながら、FLOWER FLOWERのyuiさんがあのシンガーソングライターのYUIさんだと、調べて初めて知りましたし、odolの楽曲も初めてじっくりと聴きました。
くるりの「ばらの花」、サカナクションの「ネイティブダンサー」のYoutubeコメント欄にも、
「相鉄都心直通記念ムービーからきた」というコメントが多数ありました。
「あのムービーでこの曲と出会えた」という方も見受けられました。
こういった音楽の出会い方は、やはり広がり方が凄まじいな、と思います。
メディアの強さを改めて感じました。
ドラマのタイアップとかもそうですよね。
ただ、この相鉄都心直通記念ムービーが、それらと違うのは、
既存の曲をそのまま使うのではなく、アレンジしている、ところです。
歌っているのは、岸田さんでも一郎さんでもなく、別の歌手で、しかもカヴァーではなく、マッシュアップという手法。
それにより、世の中に、「マッシュアップ」という存在を知らしめることができてたと思います。
好きなものの関連から、他の音楽と出会う。
音楽以外の媒体を通して、新しい音楽と出会う。
CDが売れない、と言われるこの時代。
音楽との出会いの新しい道は、そういったものなのではないかな、と私は考えます。
音楽は、ライブハウスとCDだけ!
じゃなくて、
音楽は、映像にも物語にも服にだって化けられる。
新しい音楽の在り方、というものがどんどん広まっていくべきですし、音楽にある固定概念を取り除かなければ、いい音楽が日の目を浴びずに死んでしまうのではないか、と思います。
新しい音楽との出会い方。
私の思うその理想の在り方が、まさに今回の相鉄都心直通記念ムービーでした。
ムービーの感想としては、
素晴らしい。
この一言に尽きます。
odolのツアーが今月あるみたいなので、仕事後時間があれば当日券狙いで行ってみようかなと思っています。
私としても、新しい音楽との素晴らしい出会いができました。
相鉄線に感謝!!!
この映像自体もとっても秀逸で、
時代の移り変わりだったり、人の変化だったり、
変わっていくものと変わらないものとが、
シンプルに細かく表現されています。
注目する箇所を変えて、何度も見てしまうような、そんな素敵な作品。
それでいて、一番伝えたい、「乗り換え不要で都内にいける」というメッセージをしっかりと欠くことなく、自然に伝えている。
一つの作品としてとても秀逸なものだと思います!
これは、後世に語り継ぎたい作品。
まだ見てないよーという方は、是非チェックを!
合わせて原曲も聞くと、より楽しめますよー!
そういえば、Twitterで岸田さんが、薔薇やバラではなく、「ばらの花」であることについて述べていましたね。
サカナクションとのマッシュアップ映像キッカケで『ばらの花』知ってくれる人が多く有難い限りです。薔薇、ではなく、ばら、です。https://t.co/tzPxXixile
— 岸田繁 (@Kishida_Qrl) November 29, 2019
なんとなく https://t.co/qnLmhkNb3X
— 岸田繁 (@Kishida_Qrl) November 30, 2019
なんとなくで「ばらの花」になって良かったと思います笑
あの曲のタイトルは、「ばらの花」でなくっちゃ。
きいろ。
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