第8回 美しや、梅の花 の巻【その3】
生死の境界に十一面観音さんがお迎えに来てくれました。ここであこちゃん、まさかの勝負に出ます。
コテコテ関西弁の十一面観音さん、登場です。
「仏の顔も三度まで」といいますが、さすが観音様。 頭をルーレットにして回されるというトンデモナイことをされてもノってあげる慈悲深さ。
しかし仏の顔も三度までといいますがこの観音さん、さすがに2回目でキレてますね。
実際にのちに道真ママは「将来は給料のいくらかを観音様のために使いなさい」という遺言を残しています。 そして道真さんは生涯、観音様を信仰しました。
道真さん自作という伝説の十一面観音像が現在も残っているということもあり、このとき危篤状態から道真さんを救った観音様は十一面観音様だったのでは?と空想してマンガにしてみました。