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第115回 別巻・定省の運命(さだみのさだめ)④乳粥(ちちがゆ)の話

宇多天皇は猫好きが高じ、当時は希少だった牛乳で乳粥を作り毎日ネコに食べさせていたそうです。ここまでくると…もう猫の召使いみたい。猫はこんな時代からヒトを支配していたのですね(笑)。

定省の兄たちはそれぞれ役職についていましたが、なぜか定省だけはフリータ…もとい、無位無官でした(これには養母・藤原淑子の策略が見え隠れ…。この話はまたいずれ)。

そんなわけで皇子といえどもさほど裕福でもなく、猫のために毎日の牛乳は…家計的にまあまあキツかったのでは?と余計な空想を。。



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