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第63回 キヨユキさんとみちざねサン の巻 その1
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三善清行。
有名な学者で、道真の大宰府追放に絡んでいた人物です。道真に対し強い怨みと嫉妬を抱いていたといわれます。
清行の受験生時代、国家試験では道真が出題・判定を担当。この時の出題文は現在も読むことができます。
清行は儒学だけでなく、呪術や占星術の他、オカルトも研究していた人でした。
対して、コテコテの儒学者・仏教信者であり合理主義者であり「詩臣」を標榜する道真からすれば、清行は異端でした。
お互い「ウマが合わない」というやつですね。
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清行は、怪奇を操る人物として逸話も多いです。
京の堀川五条に購入した家に現れる妖怪を追っ払った話や、死んだ後に京都の一条戻り橋で生き返った話などが有名です。