第65回 あしちゃん の巻
みちざねサンに待望の男の子が誕生! 名前、何にしようかな。高視(たかみ)がいい!いや、待てよ・・・?
道真の長男は高視(たかみ)。幼名は「阿視(あし)」といいました。
早い時期から道真の英才教育を受け、4歳で漢文の読書を始めます。 のち父のあとを追って学者の道を歩み、20代の若さで大学頭(今でいうなら東大の学長?)まで昇りつめます。 のちに道真追放事件で共犯扱いとされ土佐に左遷されますが、のち帰還して大学頭に復帰します。
弟はたくさんいますが、子孫が最も繁栄するのは高視の系統のようです。
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実は、高視は道真の第一子ではありません。
道真18歳の頃に宣来子(きっこチャン)との間にすでに子どもがいました。 ただ、この時の子については系図に記録がなく、女子で記録がないのか、男子で夭折したのか…
いずれにせよ道真にとって高視は、結婚後10年以上たってからの待望のご長男でした。
ちなみに今回のマンガ後半は、このネタより
↓第4回 あこちゃんちゃんの巻