「カードゲームプレイヤーの4分類」の提唱
これを最後まで読んだ人が読むだろうという前提で書かれる補足記事です。
現状のプレイヤー分類の問題点
→語を使用して区分を適用させる範囲が人によって異なっている上に、そもそも言葉の意味も曖昧。
遊戯王ファン全員を「ガチ勢」と「エンジョイ勢」に分けることはできない。遊戯王ファンの中で、特にカードを用いて対戦する人たち(プレイヤー)をその二つに分けるのも難しい。だがグラデーションという言葉で濁してはいつまでも変わらず衝突は増えるばかりである。
そこで、「プレイヤーのゲームに対するスタンス」の話に限定して、勝利への最適化という観点からプレイヤーを4つのタイプに分類する。
(ゲームをプレイしない人や、カードパワーについては考えない)
Aタイプ:勝利への最適化を行わない
Bタイプ:プレイのみ勝利への最適化が可能
Cタイプ:構築から勝利への最適化が可能
Dタイプ:デッキ選択から勝利への最適化が可能
この4つにプレイヤーを分類することで、自分のスタンスを明確にし、他のプレイヤーとの意見が食い違うことが減らせると考える。
・具体例
※意図しない炎上を避けるため、架空のデッキ名を用いています
Aタイプ:勝利への最適化を行わない
私は【ヒヨコさんデッキ】が好きです!原作を再現したかっこいい盤面を作りたい!
Bタイプ:プレイのみ勝利への最適化が可能
私は【ゾウさんデッキ】が好きで使っています。アニメで使われたカードだけを採用したこだわりのデッキで、環境デッキには勝てませんが頑張ってます!
Cタイプ:構築から勝利への最適化が可能
私は【ワニさんコントロール】をずっと使っています。とにかくこのデッキで勝ちたくて、何年もの間形を変えながら試行錯誤して環境デッキに抗っています。
Dタイプ:デッキ選択から勝利への最適化が可能
とりあえず今は【カエルさんアグロ】握ってます。新弾で一番パワー高いし初見殺しもできるので。でも【トンボさんFTK】も強そうなので試してみたい。
こんなことを競技論で書いたが、この分類に当てはめるなら前者がDタイプ、後者がCタイプに当てはまる。
カードゲームの上達法みたいなよくある記事はこのプレイヤー分類をしないまま書かれていることがほとんどのため(だいたいCとDが一緒にされている)、結果として内容がぼやけて微妙になっていると感じている。