蜜蝋ワックスの話

私、木工制作が趣味なんです。
ドラム叩くのも好きですけど。
プロレスやお笑いも好きです。
中国も好きです。中国に留学して、中国語検定2級、HSK7級を学生の時に取得しました。
話が横道に逸れますが、このHSKって私が受検していた頃は10級が最高だったと思うのですが、わりと最近(でもない)6級が最高の級になったようで…
わりと若いベトナムの人がHSK6級と言っていたので、「私7級!へへーん!」とか言っていたのですが、新しくなったHSKの話をしているんだったら彼はとてもすごい&私バカじゃん…

それはいいとして、
私が親しかった学生時代の先輩の父上が元技術の先生で、お試しで教えてもらったところから木工制作にどハマりしました。
お裁縫みたいな指先を駆使する作業はとてもイライラするのですが、木工制作のサイズ感が超気持ちいい…
しかしスツール千本ノックをやろうとして4-5本で挫折、私は木工制作が毎度高額な木材を購入&作れば作るほどでかい作品が目の前に増えていくということがわかっていなかったのです。
小さな作品よりは、スツールとか、でかい一枚板をツルツルにする!とか、テレビボードを作る!とか、でかい皿を作る!とか、わりとでかいものを好むのです。
それと同時に、塗装という概念を知りました。
どういういきさつかは忘れましたが、蜜蝋ワックスと出会うのです。
蜜蝋とは蜂が巣に作る、「ハチミツできたよー」の印です。
保湿や、水を弾く効果があるのです。

古い布でくるくるとワックスを取って、ゴシゴシと木材にこすりつけるのです。それから乾いた布でゴシゴシ磨くとシアーな感じで光り輝き、汚れや水を弾くのです。
これは、素敵…と蜜蝋ワックスの魅力にハマりました。ちなみに混ぜる油はくるみ油、アマニ油、エゴマ油などの乾性油。割合は企業秘密ですが、蜜蝋:油が1:4くらいです。湯煎で作ります。
超簡単に作れますが、蜜蝋がでかい板で買わないと割高なのと、蜜蝋が冷えて固まるととれないので、それ専用の道具(他と併用できないという意味)を用意しないといけなかったりするので、お試しで作るのは難しいというか、ウザイ。アルミホイルを整形して容器を作ったりすればいいですかね。
私はでかい蜜蝋板をノミで削ってます。そして保存容器も必要。アルミ製(だと思う)のスクリュー蓋タイプの容器を使ってます。これも大量に買わないと高い。

そんな感じで作ったものを広めたくて、メルカリで販売。数年で数百個は販売したと思います。完全なる趣味なので、気が向いて風が吹いた時だけ作って販売しています。儲けがないくらいの値段設定です。

でも出せば売れるのでうれしいです。
シンプルに蜜蝋ワックスの魅力が広まればうれしいと思っています。
それだけの話でした。

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