一つだけ勉強してもわからないことがある
(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
おはようございます!ミラノ・スカラ座アカデミーコレペティ研修生の天雨航平です。オペラの予備校 、天雨航平オペラアカデミーの運営をしたりしています。
この放送は、オペラをやっていく上でのあれこれや音楽人として必要な考え方などを実体験をもとにVoicy開設を目標に発信しています。
さて、本日は、
「一つだけ勉強しててもわからないことがあるよね 」
というテーマでお話しさせていただきます。
★本題に入る前にお知らせをさせてください。
僕のYouTubeチャンネルで、オペラの予備校天雨航平YouTubeオペラアカデミーを開講中です。オペラのあれこれを紹介するチャンネルで、具体的にツカえる話をしています。もちろん無料ですので、概要欄から飛んでご覧ください。
それでは、本題です。
本日は、「一つだけ勉強しててもわからないことがあるよね 」というテーマでお話しさせていただきます。
僕はですね、お聞きの方をよくご存じだと思いますけれども、オペラを特にですねこれぺきというオペラの伴奏ですね主にほぼ 90%ぐらいをほぼ生活、人生の割合として占めていまして、それを伝えるために、そしてそれを広めるために、ということで ビジネスを勉強とか経営の勉強とかそういうものをしています。天雨劇場を運営したり、天雨航平オペラアカデミーを作ったりとかそういうことをしています。つまりですね、オペラを広めたりオペラをするためにですね、いろんなものが必要なので、必要なものを片っ端から勉強して、実行しているということですね。そこでですね、僕が最近思っていることがあります。
それは何かというと、オペラとか音楽っていうのは、ホールだったり、劇場だったり、あと お客さんだったり、共演者・メンバーだったりとか、スタッフさんとかとやっていくで ですね、何でも満足感とかそういうもので、気持ちが深まったりとか、満足したりとか、もしくは気持ちが減ったりとかやる気がなくなったりとか、とてもしやすいものなんですね。
で、勉強もですね、遠い遠い答えのないところに答えを見つけに行く感じで、雲を取りに行くと言うか、伝えるのが難しいんですけど、とても長い旅に行くような気分なんですね。
で毎回、これをやって何の意味があるんだろうとか、何でこの道を選んだんだろうとか、まあ、特にうまくいかなかったら後とかですね よく思うことがあります。でもその時に、例えば ビジネスの勉強とか、語学の勉強とか、あと数学とかですね、僕はすぐあの理系なので数学が特に物理が好きなんですけれども、そんな時に、1個 1個 ルートを決めてこれを終わらせる これをやる、ここまで行く、こうやるっていうものが、一つの道としてあるとこれでいいんだ、これでいいんだ、ここまでできた、ここまでできた!っていう「できた!」の連続でとても満足することができます。
僕は今まで「正しい音をミスなく弾く」というピアノ科らしい考えから、モーツァルトはどう考えたんだろう?ロッシーニはどう考えたんだ?ベッリーニはどう考えたんだ?ヴェルディはどう考えた?っていうような「作曲家がどういう風に思っていたのか」「どういうことを伝えたかったのか 」「どういうことを考えていたのか」っていうことを 雲をつかむような感じで、わらを掴むような感じでずっと追い続けていました。
オペラを始めたのは、19歳の時でも7年 もうすぐ8年ぐらい経つんですけれども、その時に 、果たして今行ってる道は正しいのか?っていうことが不安になってくるわけです。
どういうことかと言うと、数学とか物理とか化学もそうですけれども、答えがあるじゃないですか。答えを出すための証明ってありますよね。その証明する方法を、オペラの場合は知らなかったわけです。例えば方程式があったりとかある程度のルートがありますよね。
それを僕は今まで何も考えてなかったな、ただなんとなくやってたなっていう風に思いまして、今僕がやってるもの全てですね、どういう風な思考があってどういう気持ちがあってどういう風に、毎日例えば、朝にうまくいくとか、夜うまくいきやすいとか、昼間がいいとか、朝やるとダメとかそういうものを1個 1個見つめ直す作業をしています。もちろんですね マインドマップを、ガーッと書きまして、天雨航平オペラカデミーの方で共有しまして、 まだ足りない、まだ足りない、ここはうまくいった、ここはうまくいかない。でも答えは今まで思ったところまで行ってない、じゃあどこがいけなかったんだろう?っていう風に、マインドマップにですね、ルートを書くことによってわかることができるようになってきました。
徐々にですけどね。闇雲にやるのではなくて、例えばコレペティートっていうのは、いわゆる方法論みたいのがこうやればできるようになるよ っていうのがあるようでないんですね。 なぜかって言うと、誰も知らないから。誰も言語化してないからです。例えば指揮者だとかだと、指揮法があったりとか、ピアノはテクニック論みたいなのがあったりしますが、 コレペティートの場合はあまりないです。指揮者と合わせられればいいんですけれど、その中でも音楽をしなきゃいけないし、音楽ばっかやってて自分だけになってると指揮者を見れなくなってしまうので、それはダメなので、両方できるようにしなきゃいけない。 つまりあの二軸ですね、プラス歌手のこともやらなきゃいけない、歌も歌わなきゃいけないっていうのでもう五角形がもう綺麗に全部みっちりとできてなきゃいけない分野なんですけれども、まあそんな一気にやろうとしたって1小節で止まったりとか、最後まで行かなかったりとかしてしまうので、じゃあどうすればいいのかな?っていう風に考えたところ、 オペラだけやってた僕ですと、多分何もこういう考えには至らなかったのかなと思います。
で 今回ですね このように、例えばタイトルコールとかしますよね「おはようございますミラノスカラ座アカデミーで・・・」な感じでいつもやってるんですけれども、この文章を考えるのでも一つ苦労するわけです。本当にこの文章でいいのかな?とかもしくはこの毎回作っているタイトルですよね「本題です「なんとか」というテーマでお話しさせていただきます」っていうのも、この定型文を作るのもまあなかなか難しいと。で他のYouTuber さんとかラジオ発信者とか、Voicyとかを聞いて、ここいいな、ここいいなっていうのを見つけて、自分の作った、今僕ができる最高のマックスのルートをそこに埋め込んで、さらにいいものをどんどんその中に入れていく、そういう肉付けをすることができるようになってきたわけです。
オペラの勉強する時にも、その方法がうまくいきまして、今日ですね、今日は5月14日の20時9分なんですけれども、ピアノの技術がちょっとだんだん落ちてきたな という風に感じていたのでなんかないかなっていう風に調べていたところ、2個ほどいいのあったわけです。
実際にやってみて、手がちょっと潰れてきたな、ちょっと張ってきたなというような感じになるので、これをですね今度は実際に1ヶ月ぐらい試してみて良かったら、YouTubeで発信しようかなっていう風に思っています。これも僕のマインドマップの中に入れさせていただこうと思います。
それでは 本日は「1個だけやらずに他の視野広く見てみよう」というテーマでお話しさせていただきました。
最後までお聞きくださりありがとうございました。天雨航平オペラアカデミーではオペラをしていく上で気づいたことで生まれたものに関して、どうやって解決していくかなどの記事を毎日投稿しております。ご興味のある方は是非覗いてみてください。最近はYouTube チャンネルを撮影するにあたって、実際にライブ配信をアカデミーの中でしながら、撮影をしております。
それでは素敵な1日をお過ごしください 。
コレペティの天雨航平でした。
またね!
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