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2024.4 春爛漫な甲斐国
東京勤務では色々な世界の面白さ・奥深さを知る機会を得たところだが、
山梨が大好きになったことも大きな変化の一つである。
ワインが旨い、乳製品が新鮮、温泉が素晴らしい、気候がいい…
これらの田舎に求めるステレオタイプなポテンシャルが基本的に全て備わっている。しかも、県庁所在地の甲府であれば山手圏内から1時間台で着く。
往々にして、田舎の自然というのは県庁所在地からさらに一段奥の場所に、つまりは 大都市圏⇔地方中核市⇔自然の多い田舎(観光地)という図式になりがちだと思う。
山梨は首都圏 ⇔ 甲府 の間に緑豊かな観光地が幾つもあるので、都市間輸送の列車頻度と設備で軽率に訪れることが出来る。これのお陰で、私は心理的ハードルが劇的に下がった。
今回はその界隈で朝から晩まで東線貨物を追っかけた時の記録です。。
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サンライズで富士に降り立ち、身延線の始発で甲府まで。
所要3時間の道程も、5時に叩き起こされた眠さでほぼすべての区間爆睡してました。。
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一発目は勝沼。
大昔にスカ色と桜吹雪の写真を見た時から一度4月に訪れてみたいと思っていましたが、ようやく念願叶いました。
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今年は開花が全国的に遅く、関東も当初予想から+1週間程度の修正を余儀なくされました。
一方、開花後は天気が安定していたので、見ごろの期間が長かったことに助けられたのが今回の撮影です。
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駅前でシェアサイクルを借り、駅間へ
有名どころの撮影地に向かう途中に見つけた場所にて
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竜王発着のコキタキ混在列車ですが、温かくなった土曜なのでコキ4車のみでした
関東平野に見慣れた状態で山が近い景色を見ると、何故か安心してしまいます
沿線の花は桜ではなく、桃のようです。
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日中最後は信州からの油返空で。
列車本数が多い土曜に色々撮れてラッキーでした。
夜はずっと気になっていた甲府の乗り継ぎを。
たまにtwitterでちらっと映っているを見た情報だけを手掛かりに行ったので、どのあたりでどのように撮れるのかもよくわかりませんでしたが…
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なんとか見ることが出来ました、[貨] 停目がいい雰囲気だしてます。
満足し、この後は甲府の夜を満喫してから東京に向かいました。
以上
…と言いたいところですが、久々の更新なので、冬に撮った上越線のEHカットも少し貼ってから終わります。
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2023.12
年末で業務も手持無沙汰になることから、午後休+有休を突っ込み上越で一泊した日のことです。
この時の目的は単純で、
・魚沼の米を食いつつ、
・スキー場のナイターバックでEH貨物を撮りたい
この2点でした。
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ところが12月ではまだ雪が少なく、平日はナイター営業自体をしていないという予想外の状況を、その時になって知るというチョンボをやってしまいました。
この時点で坊主確定でしたが、白米食べて暖房効いた部屋で読書するのも貴重だよな、と思い、チェックアウトまでゆっくりすることを決めて、この日は終わりました。
翌朝起きて情報収集していると、宿の近くを4時前後に通過する貨物とその後の1本がまだ新潟の貨物駅で停車中とのこと。
朝食を食べた後もまだ南長岡で沈んでいたので、たなぼたで国境の毛渡沢へ
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夏至の時期でも撮影難易度が高い2090ㇾ、まさか国境で撮れるとは…
大館からの貨物なので同和鉱業のコンテナが目立ちます
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沈んでいた2本目の列車は15分ほど感覚を開けて通過
暖冬の時期と言えど、流石に湯沢から奥はそこそこの積雪があって助かりました
今年度こそ、ナイターバックのEH貨物を撮りに行ってやるつもりです。。。
以上