「黄色いあの子」と迎える冬。
エイヤッと登録してみたはいいものの、なにを書こう……アドベントカレンダーに参加するのははじめてだから、ひとりだけ浮く可能性も……
浮いてたら申し訳ないです(> <)
12月5日の二十四節気は「小雪」、七十二候は「橘始黄(たちばなはじめてきばむ)」(たぶん)です。その年によって七十二候は少しズレることがあるらしいんですけど、大幅にズレたら暦が大変なことになってしまいますな、、
橘はミカン科の常緑小高木。私はほとんど見たことないです。橘より柚子のほうが馴染み深いです(地元は柚子の産地)。わからなくて素通りしてるだけかも説ありますな??
字面から、12月5日ごろからは「橘の実に色がつくころ」(違うかも)で、寒さもいっそう厳しくなりますよ的なメッセージもあるんじゃないかなと。
柚子、今年は不作だった様子。今年のウォーキングイベントも中止でした。長いこと暑かったし、植物たちもタイヘンだったのかもしれないですね。
せっかく柚子を話題に出したところなので(橘は?)、柚子をつかった料理でも書いてみることにしましょう。
なにも気にせずそのまま食べると「すっぱーーーー(> <)!!」な柚子ですけど、皮をちょっと削って薬味にすると爽やかレベルが違います。
ほかにも、ゆず巻きにしたり、煮詰めてジャムにしたり、輪切りにして砂糖と漬けておいて、お湯ぶっかけたりね。さっぱりというか、引き締めるというか……私はそのすっぱさから「リセット」できると思ってます。
今まで食べてきたものに、柚子をつかったものがいくつかありましたのでご紹介します。
現物写真はラーメン、残り2つは私の雑イメージイラストで。
・ゆず湯(砂糖漬けのお湯割り)
ゆず湯(砂糖漬けのお湯割り)は、住んでる自治体のウォーキングイベントではじめて知りました。途中の休憩所(見晴らしがいいスペース)で、もくもくと白い湯気を立ち昇らせた薬缶の隣で配ってました。
適度に甘くて、適度にすっぱくて。そして熱い(寒いところでの配布だから、熱湯なんですな)。冷えた体をあたためるのに最適。
柚子をてきとうな大きさにスライスして砂糖を適量ぶちまけて(甘いのすきな人ははちみつでもいいかも?)、一晩冷蔵庫に置いたら、もうできあがり。
なんにでも使えますけど、おすすめはスプーン1杯くらいの量をマグカップに入れて、熱湯そそいだだけのゆず湯。沈澱した柚子の砂糖漬けを食べる楽しみもあります。ふやふやしてて、これがおいしいです(・・,,)♪
・焼き鳥
焼き鳥も、同じウォーキングイベントでエンカウント。順路に人だかりができてて「おや〜?」ってなって。近づいてみると、なんと玄関先で焼き鳥を焼いてるではありませんか。
特になにも手を加えてないはずなのに、これがめっっちゃおいしくて。ウォーキングイベントのひそかな楽しみでありました。柚子、焼いたら違う発見ができる?? 焼き鳥風にしなくても、皮を削って炙ってみてもおもしろいかもしれないですな(・・,,)
・ラーメン
最後、ラーメン。これは実際に実践してるお店があります。
冬場はほとんどのメニューで「黄色いあの子」を見かけることができます。大きな器の小盛りラーメンに「黄色いあの子」が見え隠れ。存在感は薄いけど、見つけたときの「おっ(^ ^)」は意外性があります。ラーメンに「梅」を入れたときと同じ感覚ですかな。
ご自宅でラーメンつくるときも同じことができると思います。できあがったあつあつのラーメンに、柚子の皮をちょっと削って乗せてみるとか、スープに浮かべてみるとか。
柚子をもらう機会があったら、試してみてください。
事前にこれを書いてたら、読売新聞の12月1日付(朝刊)に「ユズの香り 料理で満喫」の記事がありました。
薬味としてつかうのが一般的だけど、これによると果汁を酢飯の酢として利用するんだとか。お酢とは酸味が違うのかな?
具体的なレシピは書いてないけど、柚子をふだん使いしてる人はいるようですね。
クリスマスまで、あと20日です。
クリスマスケーキに柚子をつかってもいいと思うのに、売ってるケーキ屋さんでは柚子使用のケーキをほとんど見かけないのです。定番のイチゴやバナナ、ミカン、メロンはよくみるのに。
素通りしてる可能性もなくはないけど、ちょっと悲しくなりましたとさ。